鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

触覚

2014年01月22日 | 日記
夜寝るとき、我が家ではまだ3人川の字で寝ている。

1つの敷布団に彼、で、もう1つの敷布団に娘と私。

すでに、130cmを超え結構でかい娘ではあるが、私とふっついて寝る。

これが、気持ち言いのなんのって…。

UNIQLOのフリースのパジャマを着て寝るんだけど、どこもかしこも
ふわふわで、もちもちで、ぷにょぷにょで下手なぬいぐるみにも
負けないさわり心地。

娘も娘で、

「ママはどうしてふっつくとこんなに気持ちがいいの?」って。

私もついつい、それは脂肪がたくさんあるからとか、ぷにぷにで
もこもこだからとか、言うんだけど。

きっと、赤ちゃんの頃から抱っこしているから、その触感が
安心するってことだろうか。

とにかく、2人が2人ともふっつくのが好きで、布団の中以外でも
しょちゅうふっついている。

もちろん、来年は10歳で、反抗期もあるだろうし、そうそう続かない
ってことがわかっているからこそ、なおのことなんだけど。

でも、これだけ彼に、彼の病気に振り回されて、それでも私が
精神疾患に落ちずにいられのは、娘にふっついて寝ることで
心が緩んで、ちゃんと睡眠時間が取れているからこそだろう。

ぬくもりや、安心を娘が与えてくれるからだろう。


が、しかし…それを私が彼に与えることがなかなか難しい。

40過ぎのおっさんにふっつくより、10歳未満の子供に
ふっつくほうが気持ちがいいのはもちろんだが、気持ち的に
無理がある。

しかも、今は煙草臭い。

その前は、何日もお風呂に入らないって時期もあり。

たまにハグしてあげることもあるけど、それ以上は無理。

絶対的な安心感を得ることが彼の病気にとって
有益なのは充分理解できているのだが、こればっかりは無理。

いやはや…、困ったものだ。

娘が本当にふっついてくれなくなったころに、再考するとしよう。



運転

2014年01月21日 | 日記
この病気…に限らず、精神疾病を患い薬を飲んでいる
人の中で車の運転を自ら断念した人っているんだろうか?

薬によっては車の運転を控えるように注意書きにあるものも
あるけれど、でもその拘束力は?

住んでいる場所の環境にもよる?

うちのように思いっきりの地方都市では、車の運転=足であり
電車やバスでの移動ってかなり不便なわけで。

しかし、てんかん患者さんの事故以来、そういうの結構世間の
認識が厳しいのでは?と思ってしまうわけで。

彼の場合、もちろん薬もたんまり飲んでいる。

しかし、運転はする。

しかも、かなりスピードの出るタイプの車。

もちろん、運転に関しては充分気をつけるように言ってある。

が、日常生活の中で、本人の不注意と思われる失態が続くと
本当にこのままでいいのかものすごく不安になるのである。

例えば、失くし物が多い。

家の鍵だったり、携帯だったり。

結局はどっかから出てくるんだけど、でもあわてて探していることが多い。

あと、何度言っても失念が多い。

朝起きて、電気毛布のスイッチを何度言っても切ることを忘れる。

何度言っても食べたものは食べっぱなし、出したものは出しっぱなし。

子供以下のレベルでだ。

あと、薬の飲み忘れ。

飲むことを忘れるってよりも、飲んだことを忘れる。

あとは理性の低下。

しちゃいけないことをするのは、しちゃいけないって思いが弱いから?

脳みそのどっか大事な部分、すっかすか?

…なんて思ったりもして…。


先日、車の修理に○十万…。

が、帰ってきて1週間も経たずに、車すりやがった。

また、修理代が…。

本気で車運転禁止したい。




未来

2014年01月17日 | 日記
ここ数年…特に彼が仕事を辞めてから先のことを
考えるのを止めた。

先のことを考えれば、不安が増すばかり。

彼のことも、娘のことも、お金のことも…。

だったら、今と今よりもちょっとだけ後のことを
考えようって思った。

必死に今を生きることの積み重ねが先へとつながる
って思った。

うつ病などの精神疾患の人が、1つの不安を何倍にも
何倍にも膨れ上げさせることを知っている。

そして、その膨れ上がった不安に押しつぶされることを
知っている。

その膨れ上がった不安は、実際起こらないことも多いのに
あたかもそれが必ず起こるかのように思うことを知っている。

だから、私は不安が膨れ上がる前に、その思考を停止させようって。

不安が的中して、現実になったときに、そのときに考えようって。

だから、今の私には彼の未来が何も見えない。

彼がこの先、本当に私たちと一緒にいられるのか。

彼がこの先、本当に仕事をすることができるのか。

もっと言えば、それは彼自身の問題であり、私自身がどうにか
できることは本当に限られているのではないかとさえ思う。

ただし、最近娘の未来については少し考えるようになった。

漠然とではあるが、娘には将来なりたい職業があるようで。

それは、パティシエになるとか、アイスクリーム屋さんになるとか
そういう今まで言っていた様な、よくある職業でなく、より現実味が
あるような。

娘は分野は違うが、彼と同じデザイナー系の仕事がしたいんだそうだ。

あ~~~って思った。

顔も、手や足の形も、彼に似ている娘が選んだのは、そういうことか
って思った。

悪い気はしなかったが、心配にはなった。

彼のように…、いつか病んでしまったりはしないだろうか…。

もちろん、あと10年は先の話なわけで、以下から心配するのは
私の流儀に反する。

でも、やっぱり考えてしまう。

この先、本当に彼と一緒にいて娘を幸せにしてあげあれるのかって。

彼に対する不満や不安を常に抱える私が、娘を苦しめていないかって。


私たち家族にはどんな未来が待っているのか?

せめて、娘にはって思ってしまうのって私も随分と親になったものだ。

痛車

2014年01月16日 | 日記
痛車(いたしゃ)。

これは赤髪とは違って造語ではない。

まぁ、赤髪ってそのまんまなわけで造語でもないが。

Wikipediaより

痛車(いたしゃ)とは、車体に漫画・アニメ・ゲームなどに
関連するキャラクターやメーカーのロゴをかたどったステッカーを
貼り付けたり、塗装を行うなどして装飾した自動車である

我が家の痛車。

それはまさしく彼の車。

今時、マニュアル車。

ってか、レーシング仕様。

買った時はエアコンさえ付いてなかった。

って車がどうこうってより、買うに至った経緯もまた痛い。

前の車を自分の過失で葬ってから、躁まっさかりの彼は
みんなの反対を押し切ってその車を買った。

保険でたりない分は、例のごとくお義父さんが足してくれたけど
誰が保険料払うの?誰が車税払うの?

ガソリン代はどっからでるの???

そんな疑問に答えが返ることもなく、その車を買った。

確かに、レアな車かもしれない。

確かに、スピードの出る車かもしれない。

しかし、彼しか乗らず、彼しか気に入らないその車は我が家に
とって痛車の何者でもない。

加えて、退院後からおおっぴらにすい始めた煙草部屋でもあった。

その痛車、年末から修理工場へと入院していた。

ギアが入らない…とかで、いったいいくら掛かるやら…って状態で
年を越した。

昨日は、ちょうど受診日でまだ新しい病院?先生?に慣れていない
彼は一人では心もとなさそうだったので仕事を中抜けして付いていった。

その車中で、

「そういえば、まだ車治んないの?」と聞くと彼はあわてて修理工場さんへ

電話しようとした。

「いや、今聴かんでいい!」とあわててストップをかける。

そんな金銭がらみの話、聞いたら私の機嫌は悪くなり、彼の具合も悪くなり
病院から帰ってからで充分だったから。

しかし、そんな私の配慮をまったく無視して、彼は病院の待ち時間に
電話したらしい。

携帯片手にこっそり私の隣に座ると

「車さ~、32万なんちゃらかんちゃら…」だって。

「今日か明日取りに行きたいんだけど…。」だって。


在り得なくね?

また、私ちっちゃい?


車の修理に30万以上掛かりました。

今日か、明日に用意してください。

ってことでしょ。


「はい、わかりました。用意します。」

って答える、普通???


正直、状況から20万以上はかかるんだろうと踏んでいた。

30万はどうだろうって状況で、でも彼がいくらか負担するって
話で、まさか自分がそんな金額払わされると思っていなかった。

しかも、そんな話聞けば、機嫌が悪くなるだろうから帰ってからで
いいって言っているにも関わらず、なぜ今聞く???

即座に、

「今その話したくない。」とシカトする。

だって、口開けたら今にも怒りそうだから。

しかし、一度気になったら、彼は自分でも止められない。

病院で会計を待っている時間、薬局で待っている時間、何度も何度も
聞いてくる。

大衆の面前で怒られたいのか???とその度無視しまくったが、全てが終わり
車に乗った瞬間に、私の堰が切れた。


「はぁ~?人が帰るまでその話は聞きたくないって、したくないって
 いってのに、しつこいよ。

 そもそも、30万って私の稼ぎの何ヶ月ぶんかわかってんの?

 それを今日明日に用意しろって?

 しかも、それだけかかるのに自分が負担するのいくらなの?

 お金ないってあんた年末年始どれだけお金使ってんの?

 あんたのこづかいは好きなように使って、あんなバカ車の修理代

 みんな私に払わせるってどういう了見よ!」


一気にまくしたてた。

年末年始、いや…退院後から彼は躁でうかれまくり、買い物し三昧。

ついでに私にカード使って、プレゼントまで。

全然喜べないんだけど。

服だけじゃなく、靴に鞄、本、化粧品、私や娘が止めるのも聞かず
好きなだけ買って、いったいいくら使ったのか。

1万や2万じゃきかないだろう。

好きなもの好きなだけ買って、あげくお金がありませんので修理代
もありません。

それじゃ~、すまんだろう。

そんなに世の中、都合よくはできていない。

子供の頃から甘やかされて、最後はいつも親になんとかしてもらって
いるから、今度もなんとかなるってか。

あ~~~~、もう本当に痛いヤツ。



もうね、ここ最近怒りすぎて、こっちの身体が心配。

でって、絶対に絶対に彼よりも長生きしなきゃならないから。

あんな面倒くさいヤツ、娘に託して逝けないもの。


はぁ~~~~、本当に頭が痛い。




赤髪

2014年01月10日 | 日記
「茶髪」と書いて「ちゃぱつ」と読む。

では、「赤髪」と書いて?

「あかがみ」?「あかぱつ」?


昨日彼は美容院に行って来た。

11月に家族総出で行ってからだから、ほぼ2ヶ月ぶりくらい。

「髪の毛、伸びたから美容院に行きたいんだけど…」

と言う彼に、娘と2人で

「まだ、たいして伸びてないから大丈夫だよ!」

と反論したが、ぐじぐじとうるさい。

ちょっと前なんて、半年でもまったく切りに行かなかったのに。

しかも、お風呂は全然入らないとしてもシャワーだって、そうそう
毎日はいるわけでなく。

きちんとしたら、まだ全然大丈夫なのに…。

でも、思いついちゃったらもうダメ。

何を言っても、行かずにいられない。

結局、私からカット代金の半分を巻き上げて行って来た。


会社から帰り、娘と話してから台所で夕飯の支度に取り掛かる。

すると、彼が二階から降りてきた。

「短く切ったんだ…。」と髪をいじりながら私の前に立つ彼の頭は
赤かった。

一瞬目が点になったが、顔が段々と硬直するのが自分でもわかった。

あんまり強く言うとまた凹むな…なとど考えたが私の怒りに点火
されるとそんな意識もふっとんだ。

「なんなん、そのバカみたいな頭は?」

彼の顔も、一瞬にして固まる。

「えっ、うん…。」


帰る前に、彼から電話が来て

「俺、やっぱり働きたい。アルバイトでもいい。」

みたいな話をしていた。

家にいるとこがストレスであり、罪悪感であり。

娘のためにも働いて、ちょっとでも贅沢させてやりたいみたいな話。

もちろん、そうできるようになるためにちゃんと体力やら体調やらを
整えていくことが大事だよって答えたんだけど。


「そんな頭にして、面接するっていったらまた染め直さないとじゃん。」

と言うと、

「そんときはまた、黒に戻すよ…。」だって。

「そういうのを無駄遣いって言うんじゃねの?

 頭染めたからって何の意味があるの?

 その頭見て私が似合ってるとか、格好いいとか言うと思ってんの?」

と怒り爆発。


確かにね、髪型や髪色を変えれば気持ちも変わるってのは理解できる。

しかし、カットで4,000円前後、カラー込みなら10,000円前後。

その差を払っても、やるほどの価値がそこにあるのか?

しかも、私だってカラーしたいのにずーっと我慢して自分でやってんのに。

それで髪が痛んでも、もうしょうがいかってずーっと諦めてんのに。

人からお金出してもらって、そんなことにお金かけてるってどういう了見?

完全に、切れた。


彼の行動一つ一つが、どうしても私の理解を超えていく。

私が考える普通と、彼の考える普通が違っていく。

もちろん、他人と普通感が違うことなんて当たり前で一緒のことの
方が稀なのは理解できる。

でもあまりにもずれすぎると、それっていわゆる価値観の違いって
ことじゃないのか?

それは自分の力の範疇で行って、自分の責任の範疇でなすこと
ではないか?

もっと言えば、自分の稼いだお金で、自分の頭の色何色にしようが勝手だが
お小遣いでたりず、人からお金引き出して言って、バカな頭の色にして
怒られるのは当たり前だろうってことか。

あれ、そう考えると私ちっちゃ過ぎ?

ちっちゃかろうが、おっきかろうがどっちでもいいけど、頭来た。

その頭、しゃぎつけたい(はたきたいの意)くらい頭来た。


私に怒られ、彼はすごすごと二階に戻っていった。

私は娘のところに行き、

「パパの頭見た?」と聞くと、娘はテレビから目を離さず

「バッカみたいだよね~。」だって。


そう、染めた本人もバカみたいだけど、冷静に受け止められず
本気になって怒っている私もバカみたいだ…。