夜寝るとき、我が家ではまだ3人川の字で寝ている。
1つの敷布団に彼、で、もう1つの敷布団に娘と私。
すでに、130cmを超え結構でかい娘ではあるが、私とふっついて寝る。
これが、気持ち言いのなんのって…。
UNIQLOのフリースのパジャマを着て寝るんだけど、どこもかしこも
ふわふわで、もちもちで、ぷにょぷにょで下手なぬいぐるみにも
負けないさわり心地。
娘も娘で、
「ママはどうしてふっつくとこんなに気持ちがいいの?」って。
私もついつい、それは脂肪がたくさんあるからとか、ぷにぷにで
もこもこだからとか、言うんだけど。
きっと、赤ちゃんの頃から抱っこしているから、その触感が
安心するってことだろうか。
とにかく、2人が2人ともふっつくのが好きで、布団の中以外でも
しょちゅうふっついている。
もちろん、来年は10歳で、反抗期もあるだろうし、そうそう続かない
ってことがわかっているからこそ、なおのことなんだけど。
でも、これだけ彼に、彼の病気に振り回されて、それでも私が
精神疾患に落ちずにいられのは、娘にふっついて寝ることで
心が緩んで、ちゃんと睡眠時間が取れているからこそだろう。
ぬくもりや、安心を娘が与えてくれるからだろう。
が、しかし…それを私が彼に与えることがなかなか難しい。
40過ぎのおっさんにふっつくより、10歳未満の子供に
ふっつくほうが気持ちがいいのはもちろんだが、気持ち的に
無理がある。
しかも、今は煙草臭い。
その前は、何日もお風呂に入らないって時期もあり。
たまにハグしてあげることもあるけど、それ以上は無理。
絶対的な安心感を得ることが彼の病気にとって
有益なのは充分理解できているのだが、こればっかりは無理。
いやはや…、困ったものだ。
娘が本当にふっついてくれなくなったころに、再考するとしよう。