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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

風呂2

2011年02月25日 | 日記
会社を出るとき、「もし寝ていてもショックを受けるのは止めよう!」
と自らに言い聞かし車のエンジンをかけた。

家について玄関のドアを開ける。

かすかに入浴剤の匂い…。

恐る恐るお風呂に繋がる洗面所を伺うとシャワーの音がする。

お義父さんは自分の部屋にいるらしく電気がついている。

二人でお風呂に入ってた…。


よかった~。


私のためではなく、彼のために本当によかった…と思った。

あれだけ言ってて入れなかったら、また傷ついてしまうだろうと
心配していたから…。


二人であがってくると、彼には「ありがとう」と娘には「よかたね」と
声をかけた。


しかし…どうも彼が落ち着かない様子…。

イライラ時の頓服でもらっているソラナックスを飲むという…。

お風呂に入るために起きたのではなく、今日は眠れなかったので
起きていたらしい…。

結局起きてはいても夕食を食べることもなく、薬だけ飲んで
娘と一緒に二階に上がる。

その間私は久しぶりに一人でゆっくりとお風呂に入ることができた。


私に二階に上がると、娘はすっかり寝てしまっていて彼が

「ゆっくり入れた?」と聞いてきた。

「うん、ありがとう」と言って寝付けないでいる彼と話をした。


ここ最近、2週間後との診察でその度に抗精神薬(レボトミン)を
減らせている。

最初の1週間はまだその前の余韻を引きずる感じだが、2週目に入ると
ちょっとづつ変化があるように思える。

今回は睡眠時間の減少がそれではないかと思える。

しかし、寝れない分頭が働き、その結果負のスパイラルに落ちてしまう。

彼に聞くと「先のことを考えると不安になって…」と言う。


今は先のことを考えてもしょうがない、今できることをすればいい。
今日は私のために娘とお風呂に入ることができた、それだけで充分
自分を褒めてあげてほしい…というような話をした。

私や娘のことを考えられる、それだけでも充分なんだから…と。

しばらくすると、彼の寝息が聞こえた…。