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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

解雇

2011年02月09日 | 日記
以前「逆転」で書いた彼女の解雇が決まった。
今月末で終了ということだ。

あれから5ヶ月あまり…勤務態度はまったくかわりなかった。

朝、定時ちょうどに出社しあとはPCを立ち上げるだけ…
仕事を振られれば、するにはしたがそれ以上は何もしなていない。

たまにキーボードの音はするが、誰一人仕事をしているとは
思っていなかった。

さらに業務内容の会話はもちろん、世間話にも一切加わらない。

かといって、長期で休みをとっていたころのようには情緒が
不安定なわけではなさそうだったが…。


ある日、出かけていた社長からTELが入り今日話しするから
あとの人は定時より30分前に帰るように言われた…。

まぁ、相変わらずの月2~3日のお休みで来たら来たで仕事を
するわけでもなく…という状態だから厳しいお言葉を頂戴する
くらいはしょうがないでしょ…と思った。

翌日出社すると、いつもよりもちょっとだけ早く出社した彼女。

何を話したのか、効果あったんじゃないの~などと暢気に
構えていたら…部長に言われ客先に同行することになった。

なんで私も?と思ったが、まぁ業務命令なら…と車でお出かけ。

すると昨日の説明をするように社長に言われたらしい、部長から
2月いっぱいで解雇することにしたから…と告げられた。

そうきたかぁ…って感じだった。

まぁ…うちの会社も財政状態が厳しいから社長もよく我慢したと
いえなくもないが…とうとう…と思った。

彼女が辞めるのは正直、かわいそう!と同情する気にもあまりなれない。
しかし、30歳過ぎて仕事をしない、勤怠が悪い、周りにうちとけようと
しない…という理由で解雇されるのは残念だ。

非常に残念だ。

ただ気になるのが、彼女が今も月1で心療内科に通う心を病んでいる人
かもしれないという事実だ。

以前会社に提出した診断書にはうつ病とは記載されていなかった。
情緒不安定みたいな表現だったと思う。

その頃よりは安定しているように見えるが、それが勤務態度に
反映することはなかった。

つまり心(もしくは身体)の病と今回の解雇は関係ないと判断された
のだろう。


ただどうしても考えてしまうのである。

彼がもし社会復帰したときに、集中力が続かない、鬱がひどくて
出社できない、周りとコミュニケーションが取れない…と思われたとき
病気が原因だと理解されるのだろうか?

それともそんなことはお構いなしに、できないのだからと解雇されたり
することも充分ありえるのではないのか?

彼と彼女とどう違うのだろうか…と。


しかし、彼は仕事ができるようになればきちんと、きちんとという以上に
仕事をする人だと思う。

できる状態なのにしない彼女とは違う…。


そうは思おうとするのだが…、なんだかわからなくなってしまう。