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(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

近所

2011年02月07日 | 日記
我が家のお隣には引っ越したときからお世話になっている
方がいる。

御歳87歳のおばあちゃん…というとちょっと失礼な気もするが
娘がいることもあり親しみをこめて○○(苗字)のおばあちゃんと
お呼びしている。

ゴミだしのことから、町内のことまで教えていただき
娘のお祝いやらお年玉まで頂戴していて本当にありがたい
方なのである…。

その家には娘一人で遊びに行かせてもらうこともあるし
彼と3人でお邪魔したこともある…。

そこでうかがった話だと、その家には息子さんが一人いて
亡くなられた旦那さんのご兄弟の息子さんを養子にされて
いるそうだ。

なんでも小学1年生頃に母親が息子さんを置いて出て行かれて
そのあと父親が育てられないとのことで親戚に預けられ
最後におばあちゃんのところにこられたのだそうだ。

おばあちゃんには実子はないそうだ。

そしてその息子さんは10年来うつ病で苦しんでこられた。

今は契約社員で働いてはいられるが、ここまで二人で本当に
病気で苦しまれてきたそうだ。


おばあちゃんは顔を合わすたびに、声をかけて彼の様子を
聞いてくださる。

そして励ましてくださる。

きっと誰よりも家族の苦しみをわかっていられるからだと
思う…。

本当にありがたい。

まさしく天の配剤と思うばかりだ…。

色んな人に助けられて今私達はある。

別居

2011年02月07日 | 日記
別居…と言っても、1週間だけ。

先週の金曜日から彼はお義父さんと一緒に自分の実家に
帰っている。

お義父さんが確定申告やなんやら色々と用事があるから。
日中一人で過ごすことが難しいので、連休明けまで向こうで
過ごすことになった。

とはいっても先週末、つまりこの土日は私と娘もおじゃましていて
一緒に過ごしてはいたのだが…。


離れていると、ついつい入院中のことを思い出す。

夜中や朝方彼がちゃんと寝れているのかずーっと考えていた。
そして本当に起きだす頃には、毎日毎日泣いていた。

「どうしてこんなことになったんだろう…」って。

そのうち娘が起き出して、「何で泣いているの?」と聞いてくる。

私はただただ抱きしめて娘に謝るばかりで…。

そんな朝と、週末になると車で40分くらいの病院へ毎週彼を一時
帰宅させるために迎えに行き、一泊後病院へ送る…そんな日々を
繰り返していた。

寂しさと心細さと不安と…よくあの1ヶ月もったなぁ…。


今も彼がいないと、夜中目が覚めると彼がちゃんと寝れているか
考えている。

朝方電話が来るとまずそれを聞く。

でももう泣くことはないし、どうして…とも考えない。

もちろん、彼が病院ではなく実家にいることもあるが
この1年半で私が慣れてしまったせいもあるだろう。

慣れ=諦めなのかはわからないが…。

私は私ができることを、できるだけやろうと
あとは彼自身の問題だと考えよう。

彼がこの先どうなりたいか、どうしたいか…。
そのために何が必要か、何をすればいいのか…。

一緒に考えることはしても、その答えを決めるは彼だ。

これが私が1年半でたどり着いた彼との距離感だ。

私はなるたけこの1週間娘と喧嘩しないように心がけよう。