昨日は節分、そして今日は立春…。
暦の上ではもう春なんですね…。
最近の節分といえば、恵方巻きが大流行。
もとは関西の風習だったと思うのだが、なんだか今は全国区。
バレンタインと同様、すっかり商業ベースに乗せられている。
まぁ、しょうがないので右へ倣えで夕食に用意してみた。
娘はいくつかある種類のうち、吟味した上でマグロ巻きをチョイス。
彼はサラダ巻きだったか…、私は残り物で…3人してもくもくと
恵方(今年は南南東)と思わしき方角へ向かい、食す。
願い事を思いながらただ黙々と食す。
どうせ食べきれないだろうと思っていた娘が完食。
太巻きではなく、中巻きぐらいとはいえ結構やるものだと
びっくり…。
その後豆まき。
保育園で鬼のお面を作ってきたので、さて誰が鬼をする?と
聞くとどうしても娘がしたいという…。
まぁ、それならば…とえいっ!と投げつけながら
「鬼は外、福は内」とやり始め、彼にもやろうと声をかける。
すると、最初は黙ってやさしく投げていたが2回くらい小さな声で
「鬼は外、鬼は外…」って言っていた。
娘はおどけながら走り回り、まいた豆を踏み潰していた。
その後、歳の数だけは厳しいがお豆を食べて終了。
節分は季節の変わり目、節目となる日。
これを境に彼が少しでもいい方に変わってくれることを願いながら
恵方巻きを食べた…。
翌朝、彼に何を願いながら食べたのか聞くと
「就職…」
だそうだ…。
冬着たりなば、春遠からじ…と思いたいものだ。