鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

薬漬

2012年09月04日 | 日記
私は私で、自我が崩壊してしまい大変だった週末なのだが、
どうやら、彼は彼で大変らしい…。

金曜日、20回以上吐いたらしい。

たまたま仕事で外出したいたのだが、電話でそう言われても
どうしようもなく、会社の人が運転する車中だったから
なかなか話しづらく…何の力にもなれなかった。

それを境にまた食欲が低下しているのか、甘くて口触りが
いいものしか食べない。

ゼリーとか、アイスとか…。

昨日もおにぎり1つと、娘の作ったフルーチェだけ食べたみたい。

あっ、あと梨食べたかな…。


そんなこんなで今朝、少し話をした。

「調子悪い…。」と言い出したので症状を聞く。

「動けない…。食欲もないし…、つらい…。」


「また、デプロメール戻してもらう?」と聞く。


彼は双極性障害ではあるが、現在抗鬱剤を2種類飲んでいる。

1つがデプロメール。(50mg/d)

1つがサインバルタ。(60mg/d)


ずーっともう何年もデプロメールを飲んでいて、MAXで200mgくらいは
いっていたのかも。

しかもそれをそのままにサインバルタもMAXで60mg飲んだものだから
段々と突き抜けちゃって、とうとうクリニックを首になった。

で、今の病院にかわってからざっぱりと抗鬱剤を切られ、とうとう
デプロメール50mgまで減らされて、壊れかけたので100mgまで戻して
もらった。

それと同時に、「それ(ラミクタール)わからないなぁ~」という
先生を丸め込みラミクタールを100mgまで徐々に増やしてみた。

それと同時にラミクタールとの飲み合わせが???とのことで
デプロメールからサインバルタに切り替えてもらうべく調整にはいった。

この頃から眠る白熊と化したが、だんだんと穏やかになっていったので
ラミクタール効果だと思っていた。

が、やはり最後のデプロメール50mgまでくると不調を訴えるのだ。


う~~~ん、素人の私が考えることではないが、デプロメールを戻すのか
ラミクタールをもうちょっと盛るのか…。


すると、彼が思いもかけないことを言い出した。


「いいよ、辛くても減らせるものなら、減らしたいから…。」

「えっ、だって辛いんでしょ?」

「このままだと薬漬だから…。耐えるから…。」だって。


薬漬???

確かに、彼は抗鬱剤以外にもデパケンR(1,200mg)、ラミクタール(100mg)
あと、ワイバックスにコントミンを飲んでいる。

眠剤は忘れた…。

量も値段も半端ないけど、そんな風に考えているとは思わなかった。


極論、私はどんだけ薬飲んでも調子がよければそれでいいじゃん!くらい
考えていたから。


だから、掟破りの抗鬱剤2種類でも上げた分、安定剤飲めばいいじゃん!って。


まぁ…薬嫌いの私に言われたくないでしょうが…。


確かに、他の双極性障害を患っていらっしゃる方のブログを拝見すると
薬についてはいろんな考え方があって、できるだけ減らしたいと考える
方の方が多いようにも思える。

私だったら…やっぱりできるだけ飲みたくないよなぁ…と思う。


でも今まで、彼が薬についてそんな風に思っているとは思わなかった。

「薬だけに頼っても…」なんて言葉、彼から聞ける日が来ようとは…。


隠れて規定以上に頓服飲んだり、眠剤飲み忘れたの多量に隠してたり、
一時は抗鬱剤もっとよこせって暴れたこともあったのに…。


まだまだ、足りないだろうけど、ちょっとづつでも患者としての覚悟が
できてきたってことなんだろうか…???