鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

ご注意!

当ブログをお読み頂きありがとうございます。 このブログは(元)旦那の病気(双極性障害)を中心に 家族の日常を記載しております。 ただし、ブログ主である私の“毒”も多分に含まれ 心の病気の方などに不愉快な記載がある場合もあります。 どうか、充分ご注意いただけますようお願い致します。

他人

2012年01月11日 | 日記
最近よく思う。

結局、夫婦って他人なんだよなぁ…って。


所詮、他人だから努力しなければならない部分もあるだろうし
結局、他人だからあきらめなければならない部分もあるだろう。


これが血縁者は違うような気がする。

極論、彼か娘かと問われれば、迷わず娘と答える。
では、彼か実母かと問われれば、迷いはするが母を取る。

なんでこんなことを思うかといえば、久しぶりに帰った実家で
母親の老いを目の辺りにしたから…。

私の母親は父親のところへ嫁いでから随分苦労した。
舅、姑、小姑の折り合いもよくなかったし、何より父が自営業
だったため経済的に苦労した。

加えて父親は悪い人間ではないが、独善的で超わがまま…。

それでも文句も言わず、小さな身体で人一倍働き、私達を
育ててくれた。

私自身そのお年頃には反抗期もあったが、でも長じてからは
できるだけ大事にしてきたつもりだ。

しかし、ここ最近の我が家の状態では心配をかけることしかなく
経済的にも支援してもらうこともある。

いつまでも頼りにしているばかりではいけないことはわかっているが
しかし、老いた親を見るのは少なからずショックではある。


例えば、毎年の正月料理の味が微妙に違ったり、側にいるのにも
関らず鍋を焦がしたり、いつもより気が回らなかったり…
何よりあまり文句を言わない人だったのが愚痴っぽくなったり。

歳を考えれば無理もないことで、気にすることもないようなこと
ではないけれど、でもそれを本人も自覚していてショックがっている
ことがショックだった。

もちろん、無理もないこと、気にすることもないことを伝えはしたが
そう言われることもやはりショックな様子。


私の歳には父親は自分の父親を見送っていたし、母親にいたっては
もっと若く30代で母親を見送っていた。

いつまでも親に甘えているばかりではなく、親に心を配る歳なのだと
つくづく思ったわけである。


彼の状態がよくなかったり、同居してもらっていたお義父さんの手前が
あり、実家には足が遠のいていた。

電話もついつい、気が滅入っていたり、気が滅入るような話しか出来ない
ので自分からかけることはなかった。

でもそんなことは言ってないで、電話も自分からして、実家にも帰るように
しようと思う。

例え、彼をほっておいたとしても。

お正月一人で適当に食べ、薬も飲んでいたのだから、やってできないことは
ないだろう。


私と彼は他人に戻れる。

私が彼が野たれ死のうがどうしようが、私の知ったことではないと
覚悟さえできればなんとかなる。

まぁ、娘の問題は残るわけだが…。


そんなんを仕事中にも考えていたら、Yahoo!にもこんな記事が。

「自分を犠牲にしてでも夫を幸せに?」―女性6割“NO”

ふ~~~ん、自己犠牲ねぇ…。

私はっ?と思ったら答えはやっぱり“NO”だ。


私は私のために、そして娘のために彼といる。

彼と娘のために犠牲になっているわけじゃない。





親不孝

2012年01月11日 | 日記
仕事を終えて帰るとお義父さんの車が駐車場にある。

「ふ~…」と一息入れて、家のドアを開ける。

彼の使っている和室に彼と娘、そしてお義父さんが大集合。

しかし、なにやら不穏な雰囲気…。


「どうしたの?」と手前にいた娘に声をかける。

でもなんだかぶーたれて返事しない。

すると彼が

「ゲームソフト売りに行って来る。」と言うので

「えっ?これから???」と言うとお義父さんの微妙な顔。


結局、お義父さんに運転させて二人でゲーム屋にでかけてしまった。


そっからが大変。

娘、大泣き。

「パパだけのおじいちゃんじゃない~~~~~~!」


つまり、娘は久しぶりにおじいちゃんが家に来てくれたので一緒に
縄跳びをしたり、遊んだりして欲しいと思って帰宅してからずーっと
待っていた。

しかし、彼の頼んだLANケーブルの配線に意外に時間を取られおじいちゃんは
遊んでくれない。

やっと終わったのかと思ったら、今度は彼が一人で行けばいいのに
おじいちゃんを連れ出してしまった。

だから泣く、みたいな。


私はといえば、お義父さんがいるわけだから多少はご飯頑張らないといけず
気は焦るのに、娘大泣きでしがみつき支度できないし、そもそもLAN配線で
呼びつけるのも気に入らなかったし、たぶんゲーム屋に連れて行ったのは
あわよくばお義父さんに調子の悪いゲーム機を買ってもらおうという
彼の魂胆がみえみえで非常にムカついていた。

どう慰めても、しかっても泣き止まないし。

しょうがないので彼に電話する。

「○○(娘)がおじいちゃんいなくて機嫌悪いから用が済んだら最大限MAXで速攻
 帰ってきて。」

しかし、この言い方がというか口調が気に入らなかったのか彼は

「またそうやって怒る。いっつも俺は怒られてばかりだっ!」と言って

やっと帰ってきたと思ったら、お義父さんだけ家に入り、彼は私の車でまた
どっかに行ってしまった。

気に入らないことがあると直ぐにどっかにぷいっと出て行ってしまう。

いつもの手口だ。

もう嫌気がさしているので、私はほっておいてそのまま食事の支度をしていると
また娘が泣きながら台所にきた。

「おじいちゃんとパパが喧嘩してる~~~~」

リビングに行って見ると、お義父さんが彼と電話しているらしく大きな声を
出している。

きっと帰ってくるように言っているんだろうけど、これもまたいつものように
途中で彼が電話を切ってしまう。

そしてまたお義父さんがかけなおすというルーティン。

これじゃ~娘が泣かないわけがない。

途中でお義父さんに電話を変わるように言われ、携帯を持って台所に移動。


「なにやってんの?」と普通に聞くと、涙声で

「みんなに怒られてばっかりでもうイヤだ。
 こんなんじゃ、怖くて家に帰れない…」とかどうとか。

そしていつもの

「俺が全部悪いんだ。俺なんかいなくなればいいんだ。死んでしまえばいいんだ。」

「…。」

そしていつか怒っているのは私じゃなくてお義父さんにシフトしている。

まぁ…正確に言えば全員が怒ってますけどぉ…とは言えない。


何とかなだめて、家に帰るように説得。

だいだい、自分でお義父さん呼んでおいて、気に入らないことがあったからって
家を飛び出して、泣き喚いている…甘えるにもほどがある。

親をなんだと思っているんだろう。

しかも帰ってくれば、お義父さんと同じ部屋に寝たくないとか言い出して
(朝はそれでいいって言ってたのに…)急遽、娘の部屋を片付けてベットメイキング。


なんでお義父さんと娘と私とがこんなに彼に振り回されているんだろう。

鬱傾向なので自罰的なベースがあるにしてもちょっと何か言えば、直ぐ3点セットで
泣き喚き、ちょっと収まればあれやってこれやってと甘えてくる。

娘よりも手がかかる。


しかし、こんな手のかかるデカイ赤ちゃんお義父さんに押し付けて実家に
連れて帰ってもらうには気が引ける…と考える自分が情けない。