昔、好んでジュール・ヴェルヌの「15少年漂流記」やデフォーの「ロビンソン・クルーソー」を読んだ。
そして西岸良平の作品に「サバイバル」がある。文字通りサバイバルな漫画である。
国立大学の受験当日の受験生が、朝飲んだ牛乳のせいで電車を途中下車し構内のトイレを探さざるを得なくなる。
けれど清掃中で入ることが叶わず、仕方なく故障中の札が掛かっているトイレに駆け込むのだった。さらに不運なことに外から鍵が閉められ、何時間か後にコンクリートでふさぐ工事を施されてしまった。
受験生は試験が受けられなくなったばかりか、食料がない狭い空間に閉じ込められてしまったわけだ。
1970年代の作品なので、携帯電話も普及していないので、外との連絡も遮断されている。
このあと4年間も閉じ込められたままになって、駅の拡張工事の時やっと発見されたのだ。けれど彼は生きていた。
当時の週刊誌に現代の岩窟王という名でもてはやされた。
それでは彼は如何にして生き延びたのか。どうやって食料を確保したのだろうか。
大変興味深い作品である。
立教大学出身の西岸良平の同級生に細野晴臣がいる。
細野は西岸の才能に感服し漫画を断念して、音楽の道に邁進するのであった。
そして西岸良平の作品に「サバイバル」がある。文字通りサバイバルな漫画である。
国立大学の受験当日の受験生が、朝飲んだ牛乳のせいで電車を途中下車し構内のトイレを探さざるを得なくなる。
けれど清掃中で入ることが叶わず、仕方なく故障中の札が掛かっているトイレに駆け込むのだった。さらに不運なことに外から鍵が閉められ、何時間か後にコンクリートでふさぐ工事を施されてしまった。
受験生は試験が受けられなくなったばかりか、食料がない狭い空間に閉じ込められてしまったわけだ。
1970年代の作品なので、携帯電話も普及していないので、外との連絡も遮断されている。
このあと4年間も閉じ込められたままになって、駅の拡張工事の時やっと発見されたのだ。けれど彼は生きていた。
当時の週刊誌に現代の岩窟王という名でもてはやされた。
それでは彼は如何にして生き延びたのか。どうやって食料を確保したのだろうか。
大変興味深い作品である。
立教大学出身の西岸良平の同級生に細野晴臣がいる。
細野は西岸の才能に感服し漫画を断念して、音楽の道に邁進するのであった。