僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

幸せになるために

2010-05-31 22:53:03 | 人生論
柳沢きみお氏は、お金はあった方がいいが、何でも買える大金持ちにはならなくていいと言っています。
つまり買う楽しみとか喜びはなくなるから、何も買えない貧乏人と同じになるということなのです。過ぎたるはおよばざる如しと述べています。

もっと極論をおっしゃるのが、瀬戸内寂聴氏です。若いころ書生と仲が良くなり旦那様を捨てて駆け落ちした経験を持っている人です。
1973年に中尊寺で得度。作家でもあり住職でもあります。酸いも甘いもかみ分けた人間だから、様々な人の相談に乗ったり、講演活動を精力的に行なえるんですよね。

彼女は、贅沢な食事をせず、家族揃っての食卓こそ幸せだと語っています。またお金を残すと遺産争いなど遺族や肉親が見苦しい争いをするので、身の程を過ぎた欲望を持つと破綻するとおっしゃっています。
「足るを知る」ことが大切で、お金や物を欲しがらず、目に見えない神様、仏様、人の心を大切にと説いています。
人は、誰かを幸せにするため、この世に送り込まれているので、ボランティアでもいいから何かした方がいいと言っています。
自分の存在が誰かの役に立つというだけで、人は自分の生き甲斐になりうるのです。

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2 コメント

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ほんとですね (まりも)
2010-06-01 00:22:41
私の友達も資産家の娘で
つい最近 親の死後 兄妹と
骨肉の争いをしていました。
あんまり財産がありすぎる、、のも
人は不幸になりますね

なんでもほどほど、、がいいんでしょうね

でも本当に家族みんな揃って
囲む食卓はたとえおかずが
寂しくても、とっても幸せな
気持ちになるものですよね(*^o^*) 
あ、そうそう
私は喜多方ラーメンの醤油が好き
で~~す(⌒▽⌒)ノ
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まりもさんへ (僕の感性)
2010-06-01 11:45:44
家は財産がないので心配ないのですが
ある人は使い切ってあの世に行くか
寄付してすっきりしたほうがよさそうですね。

私は昭和40年代の素朴で質素ながら
精神的に豊かだった時代が懐かしいです。

喜多方ラーメンも美味しいですが
山形の米沢ラーメン、赤湯ラーメンも
なかなかですので食べにきてくださいね
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