今日、秘密のケンミンショーで青森で花見の季節に食べる、「トゲクリガニ」を食べていました。毛がにに似ていますが、ややこぶりで、内子とかに味噌の旨味が蟹の中ではピカ一の存在らしいです。「花見ガニ」、「桜ガニ」とも呼ばれます。
毛ガニに比べ、型は小さいものの、堅い殻の中にある蟹味噌は風味満点。
磯の風味が加わった濃厚な蟹味噌で、お花見の宴会客がこのカニを食べ始めると宴会がとたんに静かになってしまうのは地元ではあたりまえのこと。
このカニを出すタイミングが幹事の腕の善し悪しだったりします。
最初からカニが並んでしまうと、乾杯のあと、とたんに宴会は無口になってしまうからです。
「飲むはずのビールをすっかり忘れ、ビールがぬるくなってしまうほど」のうまさです。
この「トゲクリガニ」は、、青森のお花見には欠かせないほど人気のある食材です。まさに「もう一つの主役」です。
トゲクリガニは、春先から味が乗り、5月に旬を迎えます。青森の市場の店頭に並び始めるとみちのくの遅い春を告げてくれます。
気になるお値段は、時期のもので変動はありますが、蟹味噌と内子がおいしい雌で、大きいもので500円程度、中で400円程度、卵を持たない雄は雌の半額程度と非常にお求めやすい価格です。
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