僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

変体仮名の生そば

2009-06-03 00:15:04 | Weblog


なんと読むかわかりますか?
よく看板で見かけますよね。

「きそば」と読むのです。「生」が漢字で、「そば」がひらがな。「そば」に変体仮名の「楚」と「者」を使っています。「者」は漢文で助詞を訓読みした時の「は」は「者」を使います。それぞれ筆文字のくずし字で書かれているのです。
三文字目は「む」に見えますが、「者」のくずし字に濁点がついているのです。
江戸時代は、濁点は付かなかったと思います。

よく見かける看板なので、覚えて薀蓄を披露して下さいませ

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