私の大好きな北杜夫氏が84歳で天国に召されました。
彼に私淑したのは私が高校生の時。通学のバスに揺られ彼の作品を貪り読みました。
視力が急激に下がったのもこの頃からです。
年端もいかない若造が、様々な知識を吸収したのも彼の作品からでした。
特に『ドクトルマンボウ昆虫記』は夢中になって読んだ記憶があります。
躁鬱病という病気があるということも、「臍(ほぞ)をかむ」という言葉の意味も
彼の書物を通してでした。
純文学も日記やエッセイも巧みな彼にどんどん引き込まれていきました。
斎藤茂吉の次男ということもあり一層の親しみを持っていました。
当時気になっていた女性に
「ドクトルマンボウシリーズは面白いよ!」と紹介したら
「私はムツゴロウシリーズがすき」と言われ
どこか噛み合わなかった青春時代でもありました。
「マンボウという魚は海にぷかぷか浮いて、色んな魚たちが休憩するオアシスになっているんだよ。そして疲れた身体を癒してあげる海のお医者さんなんだ。」
こう彼が言ったかはわかりませんが・・・
心より哀悼の意を表します。
彼に私淑したのは私が高校生の時。通学のバスに揺られ彼の作品を貪り読みました。
視力が急激に下がったのもこの頃からです。
年端もいかない若造が、様々な知識を吸収したのも彼の作品からでした。
特に『ドクトルマンボウ昆虫記』は夢中になって読んだ記憶があります。
躁鬱病という病気があるということも、「臍(ほぞ)をかむ」という言葉の意味も
彼の書物を通してでした。
純文学も日記やエッセイも巧みな彼にどんどん引き込まれていきました。
斎藤茂吉の次男ということもあり一層の親しみを持っていました。
当時気になっていた女性に
「ドクトルマンボウシリーズは面白いよ!」と紹介したら
「私はムツゴロウシリーズがすき」と言われ
どこか噛み合わなかった青春時代でもありました。
「マンボウという魚は海にぷかぷか浮いて、色んな魚たちが休憩するオアシスになっているんだよ。そして疲れた身体を癒してあげる海のお医者さんなんだ。」
こう彼が言ったかはわかりませんが・・・
心より哀悼の意を表します。
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