五月闇 あやめもふかぬ 軒端哉 正岡子規
アヤメをふく・・・とは端午の節句前日に軒にショウブを挿すという風習を言う。
旧暦なので、新暦だとちょうど6月6日頃。
「五月闇」とは、梅雨の頃の夜の暗さ。またその頃の薄暗い空模様を指す。
つまり五月晴れだとしても、今の暦では6月の天気をいい、五月雨にたたられても、新暦6月のことだ。
生憎、五月晴れとも五月雨とも似つかわしくない新暦6月16日、陰暦でいうと5月14日に西川の志津温泉に向かった。
俗に今にも泣きだしそうな空模様とでもいうのだろうか、雨粒は落ちてこないが、五月闇を呈している。
途中、道の駅にしかわで、山菜の「アカミズ」を買う。正式名称「ウワバミソウ」、生のまま潰すと粘りが出て
トロロのようになるので、ご飯にかけて食べようかと思う。
バスの車窓からの眺めは、青葉のさざ波が風に泳ぎ、新緑の濃い陰影が脳裏にとどまる。
志津温泉の「仙台屋旅館」に到着。
温泉に浸かったり、至れり尽くせりの料理を頬張りながら、楽しく歓談の時を過ごした。
本日は「クワダイ」のお浸しが特に気に入った。(3枚目と4枚目の写真に写っているよ。)
たけのこご飯もすこぶる美味だったのだが、写し忘れたので勘弁願いたい。
イワナの唐揚げも割愛してしもうた。
皆で集合写真を撮る。
とても良い顔をしている。
16時ごろ帰宅。
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