【山形大、明治大と連携協定 学生や教員の交流促進 】
2020/2/10 18:42 日本経済新聞
山形大学は明治大学と包括的な連携協定を結んだ。明治大の学生が卒業研究で山形県内の題材を選んだり、山形大の学生が明治大で学んだりと、学生や教員の相互交流を始める。明治大の創立者の1人が山形県天童市の出身で、同市が学生の実地研究を受け入れるといった関係があった。
明治大学と連携協定を結んだ山形大学(山形市)
山形大学と交流を進める明治大学(東京・千代田)
2020年度にかけて具体的な事業内容を詰める。明治大に進学した県内出身者のUターン就職などにつなげるほか、教員の共同研究や職員の派遣も進める。
明治大は東京都や神奈川県にキャンパスがある。山形大の小山清人学長は「山形大に進学しても首都圏で学べる機会があるというメッセージを送れる。明治大の学生には山形での就職を考えるきっかけになれば」と話している。