乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

ネバーランド Finding Neverland  ジョニー・デップ ダスティン・ホフマン

2008-01-17 | 映画

(写真は去年の九月二十二日。

イランに着いた八月には薔薇は咲いてなかったが、九月下旬ともなると、秋咲きの薔薇が咲き乱れ、美しかった。

イランの薔薇は心が奪われるほど美しい。写真はブーゲンビリア。滞在した一ヶ月間、美しく咲き続け、楽しませてくれた。

今年正月になって、テヘランは大雪に見舞われた。

十日過ぎにも大雪で飛行機が欠航。

イランは夏はうだるくらい暑過ぎたが、冬になると大雪とは・・・温度差の激しさに驚くばかり。)

 

 

 

記録だけ 映画2008-4

 

  ネバーランド Finding Neverland

 

 満足度 ★★★★★ ★★★★☆

 感動度 ★★★★★ ★★★★☆

 この映画の好きさ 

       ★★★★★ ★★★★★

 色彩美 ★★★★★ ★★★★★

 お勧め度 ★★★★★ ★★★★☆

 

 2004年 イギリス・アメリカ 1時間40分

 監督 マーク・フォースター

 

 キャスト

 ジョニー・デップ

 ダスティン・ホフマン

 ケイト・ウィンスレット

 ジュリー・クリスティ

 フレディ・ハイモア

 ラダ・ミッチェル

 ケリー・マクドナルド 

 

 

 一月十六日、BSJで、『ネバーランド』を見る。

 これを見たのも、今回二度目。

 どうも、私の場合、ジョニー・デップが出ていると何度も見てしまうことが多い。

 

以前見た感想は次のようなもの。↓ 

 

  http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/20d2e1673f62dcab8e514c373fbc0b25

 

 

 だが、再び見ると、感じ方は少し変わっていた。

 以前よりも、少し評価が高い。

 満足した。

 

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チャーリーとチョコレート工場  ジョニー・デップ

2008-01-13 | 映画

 

(記録だけ  2008年映画 3)

 

  チャーリーとチョコレート工場

  Charlie and the Chocolate Factory

 

 

 満足度 ★★★★★ ☆☆☆☆☆ 

 

 

 2005年 アメリカ   115分

 

 原作 『チョコレート工場の秘密』 ロアルド・ダール著

 

 監督 ティム・バートン

 脚本 ジョン・オーガスト

 

 キャスト フレディ・ハイモア

       ジョニー・デップ

 音楽  ダニー・エルフマン

 

 

 11日、テレビ放映の、『チャーリーとチョコレート工場』を見る。

 ジョニー・デップ が出ているということもあり、期待は大きい。 

 しかしながら、非常に感想を書きにくい映画であった。

 とりあえず、面白かったとでも、記録しておきましょう。

 

 ロングセラーともなった原作の児童文学的観点から比較しながら見ると、また違った味わいがあったかも知れない。

 

 ただ、ファンタジーでハッピーエンドの映画だけではない、奥に秘められた恐怖感を臭わせる映像もあった。

 斜め角度の ブラックユーモアがふんだんに使われ、この手のユーモアが好きな人も多いのかも知れない。

 リスの場面などを含めて、若干、ヒッチコックの映画などを思い浮かべるシーンも多い。

 

 この映画は クッキーや シュークリーム工場であってはならない。

 脳内分泌物をどっぱどっぱと出させる、チョコレートでなければ、あのような児童文学作品(原作)や それをもとにした映画は つくり得ない。

 チョコレートは昔は薬や占いの材料であったことは有名な話。

 そういえば、以前見た、ジョニー・デップ出演の『ショコラ』という映画も、上のようなチョコレートの性質を利用して制作された映画の一つだ。

 

 能内分泌物の比喩表現として、70~80年代のロックのような映像と曲がふんだんにパロディ化されていた。

 中にはクイーンやピンク・フロイドを思わせる映像。

 その雰囲気を高めるかのように、マーク・ボランを思い浮かばせる帽子をかぶる、ジョニー・デップ。

 好きなジョニー・デップだが、一時的に、故フレディ・マーキュリーと重複させて、映画を楽しんでいた。

 

 テーマは家族愛であり、人間愛。

 ブラックユーモア・ファンタジーを交えながらも、最後にはきりりと引き締めるのは原作がしっかりとしているせいかもしれない。

 

 まぁ、ジョニー・デップが出ていたという理由で、やっぱり、満点(★★★★★ ★★★★★)と いたしましょうか・・・。

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本戎 宝恵かご行列   大阪・道頓堀 

2008-01-13 | お出かけ

 

(写真上は、坂東三津五郎丈が宝恵かごに乗って、松竹座前に到着されたところ。)

 

 

  大阪・今宮戎神社で宝恵かご行列

 

 

 一月十日、大阪・ミナミの繁華街を練り歩く 伝統芸能 の宝恵かご行列を見る。

 江戸時代、『芸者衆がかごに乗って 今宮戎神社に参拝したのが始まり』 とされる伝統行事。

 当時の華やかさが偲ばれる。

 

 

   

 

 写真上は宝恵かご行列の出発式。但し正式な名は知らない。

 ちょうど、松竹座から道頓堀川を渡った向こう岸にあたる。中央区宗右衛門町あたりか・・・。

 目を凝らすと、旗の近くには歌舞伎役者の坂東三津五郎丈の姿が認められる。

 今年は三津五郎丈が宝恵かごに乗られた。

 

 出発後、川岸を練り歩き、階段を上って道に出れこられたところを先回りし、握手をしていただく。

 若かりし頃は考えられなかったが、今となって何となくミーハー気分を味わい、こういった軽薄な行動もまた楽しいものと割り切り、遊ぶ。

 

 

   

 

 

 歌舞伎役者や福娘、芸者衆や男衆など、総勢400人の一行は、かねや太鼓の音に包まれながら、練り歩く。

「♪ホエカゴ、ホエカゴ~、ホエカゴ、ホエカゴ~~♪」

と、威勢が良い。

 

 

   

 

 

 大阪にいわれの深い鯛の担ぎ物も、今年も健在。

 道頓堀はいつもにましてにぎやかだ。

 写真下の方はカメラを向けると同時に、心地よくポーズをとって下さった。

 

 

   

 

 

 十時四十分頃、芸者衆や三津五郎丈の乗った宝恵かごが、松竹座前に到着。

 藤十郎丈と三津五郎丈で、挨拶と今年の抱負を述べられた。

 南座の顔見世を観ると一年の締めくくりを感じるのと同様、本戎に松竹座で新春歌舞伎を観ると、今年も本格的に始まったなと感じる私。

 今年もえべっさんの日に芝居を楽しむことができて、福を二倍三倍と授かった気がする私である。

 

 

 

 

 下の写真二枚は、去年(2007年)の宝恵かご行列。

 

   

 

 上写真は、ミナミの美しい芸者衆。

 

   

 

 下写真は、歌舞伎役者の秀太郎丈の乗られた宝恵かご。

 

   

 

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壽 初春大歌舞伎  葛の葉 佐々木高綱 芋掘長者 沼津

2008-01-12 | 歌舞伎

 

(写真上は 一月十日。本戎の日に。藤十郎丈(右)と宝恵籠に乗られた後の三津五郎丈。松竹座の前で。)

 

 

記録だけ

(今回は、昼の部・全演目まとめて記録しています。)

 

  壽 初春大歌舞伎

 

  葛の葉 佐々木高綱 芋掘長者 沼津 

 

 

 一、芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)葛の葉(くずのは)  

  中村扇雀宙乗り相勤め申し候  

 

  葛の葉姫/女房葛の葉  扇 雀 

  信田庄司  竹三郎            

  安倍保名  翫 雀

 

 この芝居も好きな演目の一つ。

 安倍清明は、陰陽師・安倍保名と白狐との間に生まれた子であるという『信太妻伝説』をもとに作られた、浄瑠璃『芦屋道満大内鑑』の一場面で、大変楽しめた。

 本物の葛の葉姫が現れたため、家の障子に

 

   「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる 

           信田の森の恨み葛の葉」

 

という歌を残して姿を消す。 

 泣く子をあやしながらの『曲書き』する、扇雀丈の筆さばきも見事なもの。 

 

  『恋しくば』を 下から『恋 ばしく(行書・以下全て)』

  『尋ねきてみよ』

  『和泉なる』は左手で書き、鏡文字。

   泣く子をあやしながらの『信田の森の』

   子を抱きかかえ、口で書く、『恨み葛の葉』

 

 人を愛してしまった白狐の悲しみや親子の情愛溢れる名場面は見ごたえがありました。

 

 

   

 

 

   二、佐々木高綱(ささきたかつな) 

 

  佐々木高綱  我 當        

  佐々木小太郎定重  進之介           

  馬飼子之介  吉 弥           

  高綱娘薄衣  新 悟            

  鹿島与市  薪 車          

  高野の僧智山  彌十郎         

  子之介姉おみの  翫 雀

 

 古典歌舞伎の好きな私にとっては、いささか新歌舞伎は苦手かもしれない・・・と、毎回 同じ感想を書いている。進歩のないこと。

 歌舞伎や能楽を楽しむ場合、言葉のリズムも一つの大きな要素だと感じる。したがって 新歌舞伎や ○之○劇団の芝居は、私は馴染むことが出来にくい。

 それでも 昼の部の『佐々木高綱』は、我當丈や彌十郎丈、吉弥丈や翫雀丈も出演とあって、丁寧に観ようと決め込んだ。

 

 沼津では我當丈がはまり役だったが、この芝居では彌十郎丈の台詞の強弱が心地良く、響く。

 やはり彼は、声も良く、上手い。

 

 吉弥丈の男っぷりの良さに、満足。

 女形も良いが、立役はさらに心を揺さぶる。

  

 芝居の筋は、

 宇治川の先陣争いで梶原景季に勝った佐々木高綱でしたが、馬を奪う為に馬士を殺めたことを悔い、今は償いとしてその息子を召抱え、供養を行っています。源頼朝の上洛で世間は慌しさを増していましたが、高綱は、自らが身代わりとなって命を救った頼朝の戦勝後の心変わりに憤りを感じています。馬士の命日、不誠実な主君やへつらい武士に愛想が尽きた高綱は、ついに剃髪し、高野山へ向かうことを決意します。 各登場人物の人間性がしっかりと描かれた、岡本綺堂の初期の代表作です。綺堂作品独特の台詞術や、叙情味溢れる舞台が大きなみどころの新歌舞伎で、剛直な武士、佐々木高綱を我當が演じます。(松竹株式会社・歌舞伎美人より転載)

といった具合。 

 好きな役者も演じていたということから考えると、楽しむことができたといえよう。

 

 

   

 

 

  三、芋掘長者(いもほりちょうじゃ)  

 

 芋掘藤五郎  三津五郎             

 緑御前  扇 雀             

 魁兵馬  彌十郎            

 菟原左内  吉 弥            

 腰元松葉  新 悟          

 松ヶ枝家後室  秀 調           

 友達治六郎  橋之助

 

 待ってましたの『芋掘長者』

 今回の昼の部はなんといっても 『芋掘長者』と 『沼津』、これら 二演目を楽しみにしていた私。

『芋掘長者』は岡村柿紅作のコミカルな舞踊劇。

 面白くてけらけら笑いながら、観ていました。

 

 長唄と常磐津の掛け合いも楽しく賑やかで、リズムに合わせて自然に体が弾んできます。

 三津五郎丈と橋之助丈の息のあった舞に、思わず息をのんでしまう場面も・・・。

 

 何度でも観たくなる 今回昼の部の『芋掘長者』でした。

 

               めでたしめでたし・・・。

 

 

   

 

 

  四、伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)  沼津(ぬまづ)          

 

 雲助平作  我 當

 呉服屋十兵衛  藤十郎              

 お米  秀太郎            

 池添孫八  彌十郎          

 荷持安兵衛  三津五郎   

 

 

「待ってました!!!」  

 

 この演目を我當丈で観たかった私。

 素直に言える、

「よかった。」

っと・・・。

 もう素晴らしいというより他に言葉がない。

 

 我當丈、涙を流し、鼻水を垂らしての大熱演。

 死にゆく表情も見事。

 だんだん先代の仁左衛門はんに、演技が似てきたような今日この頃・・・。

 我當丈の雲助平作は重厚で、深く心に染み渡り、最後まで心をとらえた。

 

 藤十郎丈と我當丈の組み合わせは、私は結構好き。

 藤十郎丈の軽やかさと品の良さが引き立つ感じがする。

 

 秀太郎丈は今回も美しく、素晴らしい。

 品の良い、しかしながら色気を感じさせる仕草は、べてらん芸。

 昔遊郭に勤めていたことを、ほのかに におわす。

 かんざしを抜き取って売り、夫の傷代に当てたという無言の仕草の、色気のあること・・・。

 義太夫の語りが、一層心をつかむ。

 

 この芝居は、人形浄瑠璃『伊賀越道中双六』を歌舞伎化したもの。

 しょっぱな、義太夫の

「♪い~い~~い~~い~い~・・・・♪」

のリズムは心地が良い。

 この『い~』は宿場の数を表していると何かで読んだことがある。

 興味深い。

 

 壽 初春大歌舞伎の昼の部では、私にとっては、『伊賀越道中双六 沼津』が一番の収穫だったかもしれない。

 前半は笑って観ていた『沼津』だが、後半は熟視し、最後には身震いするほどに感動した。

 今回の役者で、何度でも観たくなる『沼津』に出会うことができて 良かったと感じている。

 

 

    

 

 

 

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敷津松之宮(大国神社) 大阪

2008-01-11 | お出かけ

 

 一月十日。

 今宮戎神社のえべっさんに行った折、敷津松之宮(大国神社)にも詣でてみた。

 まず正面の鳥居をくぐると、神社の縁起物や福飴?が売られている。

 ずずうっと前に進むと、写真上のような光景。

 なんとなく 明治っぽい感覚に陥るのはなぜか・・・。

 ライトが嫌に紅く、神々しい。

   

 

    

 

 

 神社の名にあるように、ここには大きな大黒様(大国様というべきか)が添えつけられている。(写真上)

 日本一の木彫神像ともいわれる福徳円満の日出大国神が鎮座する『大国主神社』の杜という訳だ。

 大黒様の前ではお払いを受ける方々が 神妙な面持ちで祈っておられる。

 心の中で祈りながら、罰当たりにも写真を一枚、写させていただく。

 

 写真(大黒様)の左斜め横には 結構新しい ねずみの阿吽。

 その奥には 七福神を祀る社がある。

 いずれにしても めでたいではないか・・・。

 

 

   

 

 

 ここ 敷津松之宮(大国神社)は、祭神は素盞嗚尊(スサノオノミコト)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%82%AA (スサノオノミコト説明)

とのこと。

 ここも 素盞嗚尊の関係か・・・・・・と分かったような分からぬような頼りない私。

 浦つたいに敷津浜の航行された時、宿禰、荒磯浪の岸にうち寄せるのを見て、今より後は、 ここを境として、潮満ちよすことなかれと、松樹三本を渚に植え、その松の下に素盞嗚尊を祀る。これが当社の起源と伝えられている。 だから松の宮云々・・・。

と、神社のHPに記されていた。

 

 大国主神は大黒天で、古くから『今宮の戎さん』と並び、商売繁盛・諸願成就の福神として 親しまれているが、他府県の者にとっては、やや知名度が低いのが残念だ。

 そのため 今宮戎に行く道に大黒様姿の着物を着て化粧をし、案内版を持った 若い男性を、二人ばかり見かけた。

 

 何れにせよ 大黒様(大国様)と戎様を参ることができ、今年は何かいい事がありそうな予感。

 まるで 宝くじも買わずに、当たりくじがあたった気分の 阿呆である。

 

 

 敷津松之宮(大国神社)  大阪市浪速区敷津西1-2-12

 

 

 

 

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十日戎  大阪 今宮戎神社

2008-01-11 | お出かけ

 

 子どもと 大阪の今宮戎神社で行われている十日戎に行く。

 地下鉄、大黒町の駅を降りると、笹を持つ人で賑わう。

 しばらく歩くと出店も多い。

 今宮戎神社の近くともなると、写真下のような縁起物の店が軒を連ねる。

 

 

   

 

 

 江戸期には商業の町として 繁栄を遂げた大阪。

 今宮戎神社は大阪の商業を護る神様として、崇敬されるようになる。

 十日戎は数百年の歴史を持つ、古い行事だそうです。

 

 

   

 

 

 写真上は神社の正面、手前には去年飾っていたであろう笹などを納めるところが設けられている。

 小型プールのような賽銭入れには、一万円冊が数多く見られた。

 こりゃ、ほんに、景気が良い。

 

 

   

 

 テープの音楽にのせて、あちらこちらから 福娘や笹に飾り物をつける声が聞こえてくる。

「♪商売繁盛~、笹もってこい!商売繁盛~、笹もってこい!」

の声がテンション高く、威勢が良い。

 儲かりそうな気がしてくるから不思議だ。

 

 

   

 

 

 今宮戎神社の境内では、至るとことに 写真上のように、笹がくくりつけられている。

 また、神社から無料の笹が配られ、縁起物の小宝(有料)を結わえていただく。

 もとは、竹のもつ清浄さ、根強さ、節により苦難に耐え忍ぶ姿。また冬も青々とした葉を付け、更に竹林の生命の無限性、旺盛な繁殖力など、そこに強い生命力と神秘性を感じとり、神霊が宿るとさえ信じられていた。

 こうした日本人の竹に対する感性が、色々な神事に笹が用いら他のであろう。

 こうした考えをもとにした笹に、神社から授与される小宝を付け、商売繁盛を願ったのでしょう。

 小宝は『吉兆』(きっきょう)と呼ばれ、十日戎では福娘等が、米俵などの縁起物を束ねるのです。 

 写真の一番上のお嬢さんも福娘さんの一人ですが、とてもお美しい方でした。

 尚、この十日戎の三日間で、なんと 約百万人を超える参詣者があるそうだ。

 

                すこーん すこーん 米だんご

 

 

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阿修羅のごとく  ★★★★★ ★★★☆☆

2008-01-09 | 映画
 

(写真は2007年9月23日。

エスファハーンにある 『アーリー・ガープー宮殿』の音楽室。

水差しのような 楽器のような穴が開いているのは、音が反響し、音楽演奏に適するようにと考えて造られた構造のように聞いている。

漆喰造りの色合い(実際の色は、写真の二枚目)がなんともいえず、落ち着いた雰囲気。

ここで音楽が奏でられていたのかと思うと、ロマンを感じる。  )

 

 

   

 

 

 記録だけ 2008年 映画 2

    阿修羅のごとく

 

 満足度 ★★★★★ ★★★☆☆

 感動度 ★★★★★ ★★☆☆☆

 話の展開 ★★★★★ ★★★★☆

 

 2003年 日本

 

 監督 森田 芳光      

 

 キャスト 仲代 達矢

       坂東 三津五郎

       八千草 薫

       小林 薫

       大竹 しのぶ

       黒木 瞳

       深津 絵里

       深田 恭子   

       中村 獅童  

       RIKIYA 坂東 

       桃井 かおり

       木村 佳乃  

       紺野 美沙子

       益岡 徹

       長澤 まさみ  

 

 

 BSi で放映の『阿修羅のごとく』を見る。この映画も二度目。

 昭和の風景や生活の中で、ここの人間のドラマが繰り広げられる。

 親子。兄弟、夫婦、不倫などの上手く絡み合わせ、最後には母の残した新聞の投書の切抜きで人生を上手くまとめ上げてしまうのは、見事と言うより他にない。

 

 墓前で鷹男(小林 薫)がもらす

「女は阿修羅だねえ・・・」

と言う言葉と、父(仲代 達矢 )の三女(深津 絵里)の膳を拭く後姿を見て、

「母さん、そっくりだ・・・。」

の言葉は心に響いた。

 歌舞伎役者である 坂東 三津五郎丈の演技にも注目。

 

 練りこまれた原作(脚本)と力の優れた役者による、共同の秀作映画と言えよう。

 まだ観ぬ人は一度は見ても時間の無駄にはならぬと感じる。

 

 

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日本三大大仏はどこか

2008-01-06 | お出かけ

 

  日本三大大仏はどこか・・・。

 

 先日初詣のために、大阪の石切神社に行った。(写真)

 途中、坂本まむしの経営者が莫大な寄付をして土地を購入し、作ったとされる石切大仏を見た。

 この石切大仏、日本で三番目と大きく記されてはいるが、何のことやら、皆目検討が付かない。

 そこで苦しい時のウィキピディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BB%8Fで調べてみることにした。

 

 ウィキピディアによると、日本三大大仏は第二次世界大戦前までは、

  奈良の大仏

  鎌倉の大仏

  兵庫大仏

とされていたようだ。

 だが、兵庫大仏が戦時供出で取り壊されたため、現在は「奈良の大仏」「鎌倉の大仏」に続き、三つ目をいずれにするかについては異説ある状態だと言うことである。

 なお、現在、日本三大大仏を称しているのは

  高岡大仏

  兵庫大仏(再建)

  日本寺大仏

  岐阜大仏

  牛久大仏

  東京大仏

  赤田の大仏

などがあげられているが、石切大仏の名はどこにもない。

 よって今回疑問に感じた 日本三大大仏と表記されている 石切大仏に対する疑問は、申しわけないことに 解ぬままであることを白状したい。

 

 日本にある、大仏は次のとおりである。

  大仏亭大仏(北海道室蘭市、ドライブイン大仏亭(廃墟))

  昭和大仏(青森県青森市、青龍寺)

  盛岡大仏(岩手県盛岡市、松園寺)

  赤田大仏(秋田県由利本荘市、長谷寺)

  愛子大仏(宮城県仙台市青葉区、佛国寺)

  酒田大仏(山形県酒田市、持地院)

  牛久大仏(茨城県牛久市、東本願寺)

  駒形大仏(千葉県千葉市)

  鎌ヶ谷大仏(千葉県鎌ケ谷市)

  中山大仏(千葉県市川市、法華経寺)

  日本寺大仏(千葉県安房郡鋸南町、鋸山日本寺)

  奈良の大仏(奈良県では無く千葉県)

  大長寺大仏(埼玉県行田市、大長寺)

  平戸の大仏(埼玉県熊谷市、源宗寺)

  東京大仏(東京都板橋区、乗蓮寺)

  上野大仏(東京都台東区、上野恩賜公園、寛永寺、顔面のみ現存)

  おおくら大仏(東京都世田谷区、妙法寺)

  鎌倉の大仏(神奈川県鎌倉市、高徳院)

  三浦大仏(神奈川県横須賀市、聖徳久里浜霊園)

  白馬大仏(新潟県糸魚川市、白馬観光ホテル)

  小杉大仏(富山県射水市、蓮王寺)

  高岡大仏(富山県高岡市、大仏寺)

  戸出大仏(富山県高岡市戸出町)

  庄川大仏(富山県砺波市、光照寺)

  ハニベ大仏(石川県小松市、ハニベ岩窟院)

  福井大仏(福井県福井市、西山光照寺)

  越前大仏(福井県勝山市、大師山清大寺)

  岐阜大仏(岐阜県岐阜市、金鳳山正法寺)

  佐吉大仏(岐阜県羽島市、佐吉堂、別名:竹鼻大仏)

  国府大仏(岐阜県高山市)

  竜頭薬師如来(岐阜県郡上市、円空研究センター)

  川根大仏(静岡県川根町、智満寺)

  布袋の大仏(木造阿弥陀如来坐像)(愛知県江南市、大仏殿)

  布袋大仏(愛知県江南市、個人所有)

  名古屋大仏(愛知県名古屋市、桃厳寺)

  聚楽園大仏(愛知県東海市)

  阿波の大仏さん(三重県伊賀市、新大仏寺)

  信楽大仏(滋賀県甲賀市)

  長浜びわこ大仏(滋賀県長浜市、良畴寺)

  丹後大仏(京都府伊根町本坂)

  京の大仏(京都府京都市東山区、方広寺)

  奈良の大仏(奈良県奈良市、東大寺)

  飛鳥大仏(奈良県明日香村、飛鳥寺)

  石切大仏(大阪府東大阪市、大佛寺)

  摂津大仏(大阪府豊能郡能勢町、七宝寺)

  無量光寺の首大仏(和歌山県和歌山市、無量光寺)

  兵庫大仏(兵庫県神戸市兵庫区、能福寺)

  鵯越大仏(兵庫県神戸市北区神戸市立鵯越墓園)

  但馬大仏(兵庫県香美町、長楽寺)

  牛窓大仏(岡山県牛窓町、弘法寺)

  誕生寺大仏(岡山県久米南町、誕生寺)

  高昌寺涅槃仏(愛媛県喜多郡内子町、高昌寺)

  福岡大仏(福岡県福岡市、東長寺)

  呼子大仏(佐賀県唐津市、国民宿舎呼子ロッジ)

  別府大仏(大分県別府市、榮信寺)

以上、へたるほど、数が多い。

 

 日本三大大仏はやぶに包まれたままだが、空で出てきた 東大寺の奈良の大仏(奈良のだいぶっつあん)と、鎌倉の大仏は、今までよりも立派に感じた。

 奈良のだいぶっつあんは某関係で、二度ばかり大仏の上の方まで上げていただき 見せていただいたことがあるので、親しみを感じていた。

 しかしながら親しみ以外にも、尊敬の念が生じた正月であった。

 

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石切神社  正式名 石切剣箭神社(いしきりつるぎや) 大阪

2008-01-05 | お出かけ

 

   石切神社

 

 一月三日。

 娘と二人で 大阪の 石切神社に行く。

 石切神社も今年が初めて。

 駅を降りてしばらく歩くと、密教の神社であることを感じさせるモニュメントや色合い(五色)。

 店舗も含めて、それらは華々しく、まるで高齢者のレジャーランドのようで、微笑ましい。

 

 

   

 

 

 ここ石切神社は でんぽの神さんとのこと。

 

   

 

 

 石切神社は、正式には 石切剣箭神社(いしきりつるぎや)という。

 ご年配方には、「いしきりさん」と呼ばれているとのこと。

 

『石を切る』程、何でも切れる剣を祭る神社らしい。

 もとは、でんぽまでも切るとして、信仰されたのが はじまり。

 名剣で石を切るなどとは、歌舞伎の 『梶原平三誉石切(鶴ヶ丘八幡社頭の場)』を思い出す。

 正月から、縁起が良い。

 

 でんぽ続きだが、こちらの真意は、伝法(お宝)。

 納得がいく。 

 

 石切神社には日本三番目の石切大仏なるものがある。

 何が日本三番目なのか、皆目検討は付かぬが、まずはめでたいではないか。

 

   

 

 

 驚いたことに 石切神社近くには、石切天狗が祭られている。

 一番目の写真がそれである。

 金網からカメラを除かせてシャッターを押したため、一部切れていることをお許しいただきたい。

 この天狗様、まずは大太鼓を二度ばかりたたき、お賽銭を入れてから、円光に火をつけて拝むのが礼儀らしい。

 こちらは歌舞伎の『霧太郎天狗酒盛』を思い浮かべ、にんまりする。

 

 石切にはひなびた商店が軒を連ねる。

 古めかしく、情緒が感じられる。

 漢方薬、洋服、飲食店、各種土産物屋に加えて、占いの店が誠に多い。

 看板には霊感、或いは 心霊などと記されているため、はじめは若干 異様な感じに見えたが、慣れればこれもまたよし。

 店舗や占う方々、占ってもらう客はいたって明るいことに気付く。

 なんだか昭和初期にタイムスリップしたような錯覚に陥り、楽しい。

 

 

   

 

 

 石切にはかの有名な 坂本まむしの店舗があり、経営者はこの土地に莫大な寄付をしているとのこと。

 上に書いた、石切大仏の土地なども、四代目が寄付をしたと大きく表示されていた。

 

 一月二日の三輪神社の白蛇といい、この石切の赤まむしといい、蛇つながりで縁起が良い。

 欧州は別として、日本や中国、インカでは、蛇は吉祥文様の一つと考えられている。

 今年しゃ 春から 縁起がいいわえ!

 

 

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狭井神社 水琴窟の 音色美し (三輪神社近く)  奈良

2008-01-05 | お出かけ

 

   狭井神社 (さいじんじゃ)

 

 奈良の三輪大社の近くにある、狭井神社に行く。

 ここは、甘い水が出ていると言われる。

 

 左奥には水飲み場。

 正月の二日目だが 大きな水タンクを持った人やペットボトルに水を汲む人の姿がみられる。

 

 感心なことに、ここ狭井神社でも、『水琴窟』がある。(写真)

 この水琴窟の音は、私はかなり好きである。

 あわよくば一時間でも聴いていたい、自然の音色とリズムである。

 正月に聴く水の音色は、冷たく、心に染み入る。

 琴の音よりも研ぎ澄まされた感覚に取り付かれた。

 

 神社の右には 御神水が売られている。

 2ℓ 300円、500mℓ 100円。

 私たちは500mℓを一本だけ、家族全員の健康を願って、家に持ち帰る。

 ありがたく 飲みほした後、これで今年一年、家族みんなの健康は確実だ! と自分に言い聞かせる。 

 幸せな奴である。

 

 

     

     写真は京都の洛北にある、圓光寺の水琴窟

     http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/583ff8ddbf3c4817b929d9cd1cfdc8f1

     (↑ 京都洛北・圓光寺の水琴窟の記録)

 

 

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三輪神社 奈良

2008-01-04 | お出かけ

 

   三輪神社

 

 一月二日。

 正月だと言うのに仕事に追われ、夫は書斎に篭っている。

 娘は約束があるらしい。

 

 息子と二人で、奈良の三輪神社に 初詣に行く。

 予想通リ、大勢の初詣客。

 何を隠そう、三輪神社にきたのは初めて。

 晴れ着や正装は少ない。

 ダウンジャケットやジャンパーの人が多いことに驚く。

  

   

 

 

 参道には屋台や地元の店が、多くのものを売っていた。

 中でも驚いたのは、クワや農業に使うらしい道具類の店があったこと。

 神社などの前で、このような出店を見たのは 初めてだ。

 やはり奈良という 農業に直接結びついた 田舎ならではと感じた。

 これもまたよし。楽しい・・・。

 

 三輪神社は白蛇伝説が残されている。

 よって、一枚目の写真のように、神社のあちらこちらに、蛇の好物である酒と卵が供えられている。

 

   

 

 

 時間をかけて一通りお参り見学した後、私たちは某そうめんやで、にゅう麺をいただく。

 情緒ある 数軒のすし屋などの並ぶ商店街で みむろ最中を購入して、三輪の地を後にした。

 

 今年もいい年になる予感・・・。

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鬼が来た!  ★★★★★ ★★★★☆ 姜文 香川照之

2008-01-04 | 映画

 

記録だけ  2008年 映画- 1

 

  鬼が来た!

 

 

 満足度 ★★★★★ ★★★★★

 感動度 ★★★★★ ★★★★☆

『鬼が来た!』の好きさ ★★★★★ ★★★★★

 話の展開 ★★★★★ ★★★★★

 お勧め度 ★★★★★ ★★★★☆

 

 2000年 中国

 監督 チアン・ウェン(姜文)

 

 キャスト チアン・ウェン(姜文)

       香川照之

       チアン・ホンポー(姜鴻波)

       ユエン・ティン(袁丁)

       沢田謙也

       宮路佳具

 

       

『いままでの中国映画は日本兵士を正確に描いていない。』と、力を入れてチアン・ウェン自らが撮った映画。

 ここで描かれている日本の軍人の姿は、納得のいくものであった。

 話の展開と、色彩の使い方は予想通りに展開。

 映画の文法をふんだ秀作。

 

 私の好きな 姜文さんのいつもながらの優れた演技に堪能。

 

 この映画は 見る側の思想や これまでの人生の歩み方、映画の好みによっても大きくとらえ方が違ってくると思う。

 映画において色々な感想が吹きこぼれてきますが、ここではひかえさせていただきます。

 とにかく映画の好きな方なら、見ごたえのある 優れた一作品です。

 

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ご挨拶

2008-01-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 

 

 皆様、明けましておめでとうございます!! 

 

 

 記録を見に来てくださいます、多くの皆様方、本当にありがとうございます。

 今年も 乱鳥乱調、誤字乱文にて、失礼いたします。

 何かお気づきの点などございましたら、お教えいただけましたら うれしいです。

 よろしければ、一言なりと 足跡を残していただきますれば、幸いに存じます。

 

 

 コメントやTBを下さる 皆様方、ありがとうございます。

 旧年中は皆様のおかげで、楽しい時間をもつことができました。

 感謝申しあげます。

 今年もブログを通して、色々とお話をしてゆければなと思っております。

 

 

 興味、趣味本位のつたない記録ブログですが、今年も、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 皆様のご多幸とご健康をお祈りいたします。

 

 

                                           二〇〇八年正月 乱鳥

 


 

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