『壷坂霊験記』にぴったしの沢市目薬。1500円。
そういうと壷坂寺の辺りは、薬の町としても有名。
余談だが、奈良の河合町にある薬井という井戸の水が眼病に効いたそうだ。
今は土地開発で濁っていてダメ。
ちなみに武田製薬創立者は薬井の人だという。
インド産の瑪瑙石(めのういし)
目の石だという。
げんをかついでにぎにぎしたら、からだにいいんじゃないかぇ?
ところで石にはわたしがうつっているよ......って、興味ないよね(笑)
ここにはひょうたんのキーホルダーもあった。
ひょうたんからこま ではなく、ひょうたんからはありがたい観世音様が......。
お里沢市のありがたーーーいお札。
開眼350年だって。
魔除面。
この鬼、信楽製。ここは、奈良。
赤鬼だが、赤膚焼(あかはだやき)ではないのか...。
で、わらじバージョンもあった。
魔除面は元はいろいろな色があった。
だが、置かれていたのは赤鬼だけ。
ラベルで色分け?
沢山買うと値段は安くなるそうだ。
◯天のショップさんみたいで、ありがたいんじゃないかぇ?
なぜか、『暫く』
芝居意識を高めて、『壷坂霊験記』を見なさい。
で、目薬をかいましょう...。
例に漏れず、ふくろう。
これでしあわせ、間違いなし。
食堂で出てきたお茶のお湯のみに『め文字』
わたしの心は壺阪寺の め文字ぃ(メモリー)で、いっぱい。
お茶は漢方薬茶。
もちろん『めぐすりの木』も含まれている。
壺阪寺の『思う壷』でございます。
みなさん、壺阪寺ではお土産をぜひどうぞ......。
『壷坂霊験記』筋書き ▼
親を早く失ったお里。
幼い頃から沢市と一緒に育てられる。
疱瘡が原因で沢市は目が見えなくなり、今では近所の人に琴や三味線を教えて暮らしを。
沢市と夫婦になったお里。
針仕事をしながら夫を助ける。
お里に横恋慕している遊び人の雁九郎。
沢市の留守を狙って押し入り、言い寄る。
借金取りたち登場。
お里はとっさに雁九郎を屏風の陰にかくす。
3人は、取り立てを諦め、家財道具を物色。
屏風のかげから雁九郎が姿を現し、借金の肩代わりを申し出る。
雁九郎は肩代わりした二両の金をたてにお里を連れ去ろうとする。
困ったお里。
沢市にお里が雁九郎に借金を肩代わりの件を話す。
沢市は雁九郎とお里の仲を疑う。
そういうとお里は 毎朝、暗いうちに家を抜け出ししている。
沢市はお里に問いただす。
お里は
「沢市の目を治したいため、毎朝、壷坂の観音様に願をかけ、三年越しでお参りしている。」
と...。
お里を疑ったことを恥じた沢市。
自分も一緒に観音様におまいりして3日間の断食をすると言い出す。
二人が出かけようとするところへ、雁九郎が...。
雁九郎から逃れ、二人は壷坂の辻堂へ。
三日間の断食をするからと言う沢市。
お里を家へかえした沢市は、自分が死にさえすれば、お里は幸せな人生を送れるだろうと考えて、谷へ身を投げてしまう。
戻ってきたお里。
谷底に沢市の遺骸をみつけ嘆き悲しむ。
後を追って身を投げようとする。
辻堂の後ろに隠れていた雁九郎はこれをひきとめる。
雁九郎の手を逃れて、お里はついに谷に身を投げる。
不思議な力が雁九郎を辻堂へと引き寄せ、鈴の綱が首に巻きついてしめ殺す。
観音様があらわれる。(歌舞伎では子役が演じる)
お里の信心深さと沢市を思う気持ちに打たれた観音様。
お告げによって二人は息を吹き返す。
沢市は目が見えるようになる。
二人は観音様に深く感謝.........。
めでたしめでたし
奈良県高市郡高取町壷阪3番地
交通 近鉄壺阪山駅 バス・タクシーで約10分
駐車場 有(有料)
入山料 大人600円 小人100円
いつもコメントをありがとうございます*^^*
思う壷は、楽しいネーミングですね。
わたしも笑ってしまいました。
壺阪寺は参拝者も観光客も多いにぎやかなお寺ですね。
目は気になりますものね。
ご利益にあやかりたいものです。
壺阪寺はずいぶん前から行きたいと思っていました。
今回やっと行くことができ、喜んでいます。
今日は暑いくらいでしたね。
わたしは今日はちまちまと家で用事をして楽しんでいました。
やまとさんはいかがお過ごしでしたか。