乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-30 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

13

早稲田大学 古典籍総合データベース

十一丁裏 

たんのからむ

病人をバ、まづ

こよりを長く

こしらへ、まつ

すぐにねころ

ばせ、さて、かの

こよりを口より

そろ/\と

ひねりこみ

けれバ、だん

/″\後中

をすきて

しりのあな

へぬける所

をよくあと

さきへひき

とをして

ほん/\と

ぬける、かう

にして、とき

さて素人の

かたへ、あなを

 

十二丁表 

あけたる

を口へあて

けれより

にえ由を

したゝかに

のませける、

これらハ

なんのく

ゐなくど、

りほう ちを

うけたれバ

さつはり

さい/″\と

ちわいき

しけること

まことに

いきやくし

と、人/\

 おがみ

  ける、

 

十一丁裏 

    このこよりの

    はじのきいろな

    ところハ、はなふだ

      うつせエ    

 

十一丁裏 

    わた

     くし

     ことハ

     挿ずみ

       や

     ちう介

     と申て

     きせるや

     でござり

     ます、

 

十二丁表 

     とうを

     ではつ

     ほの

     やうに

     こより

       が

     でました、

     これが

     ほんの

     しりねすみ

       て

     ござる、

     だんな、ゆの介の中へみそ

     しるをすこし

     かげんいたし

     ました、

 

 

素人(しろうと)

  《「しろひと(白人)」の音変化》

  1 その事に経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識をもっていない人。

  また、その事を職業・専門としていない人。

 「素人とは思えぬみごとな芸」「素人考え」⇔玄人 (くろうと) 。  

 2 芸者・娼妓などの商売で客の相手をする女性に対して、一般の女性。堅気の女性。

 ⇔玄人 (くろうと) 。

  3 近世、上方で、私娼のこと。

 「かくとはいかで―の、田舎の客に揚げられて」〈浄・油地獄〉

 

これらハ

なんのく

ゐなくど、

 これらは何の意、無くど

 

いきやくし

 生き薬師

《生きてこの世にいる薬師如来の意》すぐれた医者。名医。

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-30 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

12

早稲田大学 古典籍総合データベース

十丁裏 

やせおとりへたる

びやう人にハ、豆

をしたゝつまり

のみにのませ、

ひきつゞけて

水をのませる、

いやはや竹さい

ろうの

 しんくふう

 かんしん/\

 

此ほう

すぐのとつ

くりに

へこみ

 の

 でき

たるを

なをす

りやうぢ

   と

おなじみたてん

 

十一丁表

こゝ□りつ

ふうと

尻とあさ

からばん

まで

出つゞけ

に出る人あり、

竹さいらう/\

かんがへ大こんハ

いつに出る

ものゆへ

まづしたゝか

にしめ

こみいも

ハへのくすり

なれバ、これ

あとからし

めこまバ、けつ

ふに出るものか

ふくちうにて

相もちにおし

あひなバ、屁も

げつふうも

 

十丁裏 

     だん/″\ふくれて

          くるぞや

 

 

十一丁表

   「かむべしと

    おしへにしたがひ、その

    こをりにやつたところ、よしハら

    くすり□はらがぶ/\して▲ 

 

十丁裏 

     ▲もつと見ら

     おい/\とへが

     出しもの、あな

     から、けつふう

     をする竹

     さいらうの

     御手さハで

     もいかぬ、

     やまひハ

     ぜひも

     なし

 

     ヲヤ/\

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

 

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映画『凶悪』2013 129分 白石和彌監督 高橋泉・白石和彌脚本  山田孝之 ピエール瀧 リリー・フランキー

2020-11-30 | 映画

映画『凶悪』2013 129分 白石和彌監督 高橋泉・白石和彌脚本  山田孝之 ピエール瀧 リリー・フランキー

 

 

  • 制作年/2013
  • 制作国/日本
  • 内容時間/129分
  •  
  • 監督
    白石和彌
  • 脚本
    高橋泉
  • 脚本
    白石和彌
  • 撮影
    今井孝博
  • 音楽
    安川午朗

 

 映画『凶悪』を見た。

 アメリカの小説やNS作品のようにビルディング的な描き方で、最後の場面で締める。

 最後の場面に持って行くまでは、淡々とした時を経て、また役者群も芝居のくささを捨て去り、極端に淡々と演じる。

 

 リリー・フランキーの役柄においては、先生と呼ばれるだけの気品と残酷さの二面性を秘めた役柄であるので、極端に言えば直立不動の無表情。

 気が触れたような目付きや表情や、心が高揚しや時の左右の肩の動かしなどは全くなく、ただただ静かに演じている。

 木村孝雄(「先生」)の役を、もう少し芝居くささを加え、感情移入よろしくで狂気に沙汰を演じたならば、この映画はどうなったか。

 答えは、最後の場面につながらない。

 最後の場面に一点集中させるには、先生は淡々と冷酷に演じる必要があったように感じる。

 

 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします。

 

 

藤井修一 山田孝之
須藤純次 ピエール瀧
木村孝雄(「先生」) リリー・フランキー
藤井洋子 池脇千鶴
牛場百合枝 白川和子

 獄中の死刑囚の告発によって闇から浮上したのは、世にも凶悪な殺人事件の真相だった。

 戦慄の犯罪ドキュメントを山田孝之ら豪華キャスト共演で映画化した衝撃のサスペンス。

 獄中の死刑囚から届いた手紙をきっかけに取材を始めた雑誌記者の執念に満ちた行動が、それまで闇に埋もれていた事件を掘り起こし、ついには警察や司法をも動かして、世にも凶悪な殺人事件の真相を明らかにすることに…。

 その一連の事件の顛末を綴った話題のベストセラー・ノンフィクションを、白石和彌監督が鮮烈に映画化。

 事件の跡を追う雑誌記者を若手演技派の山田孝之が演じる一方、獄中の死刑囚にはピエール瀧、そしてその影の首謀者たる「先生」にはリリー・フランキーが扮して、ともに鬼気迫る怪演を披露。  (wowow)

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-29 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

11

早稲田大学 古典籍総合データベース

九丁裏 

じんきよし、たびやう

人にハまづいでねバをした

たりのませて、きよし

たる水ををぎなひ、

それよりからだのぐ少や

つきをなをすにハ、

百がひめのりを一ど

にくらせて、天日に

あてれバ、松井源

水がこまのごとく

からだが

 むく/\

  しゆんと

   なるなり

僧に曰、「まん一からだが

しやちでばりすぎ

たるときハよこづち

似てたゝくべし、

もつとも

 秘すべし

   /\

 

竹斎らう、さてもわるい

ぢぐちだをいたけれと、くハへぎせる

    ゆへ、玉つている、

 

十丁表

  門人、いもほり

        やがあん

  七くさにてきりをふく 

  プウ/\/\プ

   プヽプヽプウ

       /\

 

なんとたばこや

でも、はだしで

 あらふがや

 

九丁裏 

     お

     りやう

     じハ

     さま

      で

     くるし

      くも

 

十丁表

     ないが、おで

     しさまの

     おぢぐちを

     きいてゐる

         が

        くる

         し

         い

 

十丁表

   おハり大こん

    きりふきや/\

 

 

天日

 てん‐じつ

 太陽。日輪。

天日 

 てん‐ぴ

 太陽の光。また、その熱。「天日干し」

 

松井源水 

 大道芸人・香具師(やし)。

 元祖玄長は越中の薬売り。

 延宝・天和(1673~1684)のころ、4世源水が江戸に出て以来、代々浅草を本拠に居合い抜き・曲独楽(きょくごま)などを行いながら歯薬などを販売した。

 

曲独楽(きょくごま)(松井源水)

 曲独楽(きょくごま)とは、独楽を使った曲芸。

 独楽の曲芸の元となった流れは、大きく分けて3種類ある。

 宗教儀式 大衆演芸 富山の薬売り・香具師の商売上の方便。

 このような大衆的日本の芸能の特徴として挙げられるのは、芸の発生の細かい記録がとられていない点である。

 原因としては芸にたずさわる人間が、文字を読み書き出来なかったことがあげられる 実際他人の目に触れて芸人らしい記述が登場するのは1600年代のことである。

 名古屋城の襖絵にも、城下町の賑わいを残した描写の中に「風車」という曲目を演技中の曲独楽師の姿がある。(ウィキペディア)

 

おハり大こん

 尾張大根(宮重 (みやしげ) 大根の別名。)

宮重 (みやしげ) 大根

 ダイコンの一品種。

 愛知県清須市宮重の原産。

 根の上部は地表に出て緑色となり、甘味がある。

 尾張大根。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-28 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

早稲田大学 古典籍総合データベース

八丁裏 

右のはなしをきゝ

つたへ、右の手の

きかぬ中風

やみをたのま

れ、さつそくめ

がねにてのぞ

きし所、此病

人、大のうぬ

ぼれ、手まへ

ばつかりいゝ男

のきでゐるやつ

なりこ、いつ吉田

才沢でハいかず

と、新よしハら

へつれ行、きん

/\としたる

おいらんのざし

きへすハらせ、

きくほうの

手をきつと

おさへてゐる所へ

おいらん、ゆうぜん

として産

につきさがづ

きごとに

 

九丁表

なるとひやう人ハ

ぢびやうのゑ

もんがなでたく

て、むず/″\する

所とちくさい、

こゝぞとうごく

方の手紙へさへ

つけてゐれバ、

ひやう人たつての

くるしみにて、

とう/\きかぬ

ほうの手が

ゑもんへくる

しハら/\すり迄

ひげかなでられる、

それからハすきトざい

にはさう/\

 

九丁表

「此所しよくゑのざ

 しきゆへ、むごん

 おりふし、ちつとづ

 わかにばかり

 

九丁表

「いかひものもちや

 屋もそのをす

 取ついてわらふ、

 あたりもはるきやう

 げんのならび

    大みやうののことし

 

八丁裏

      もし 

       くすり

      めんけんせ

      すんバ、その

      やまいいへず、

      しやしん

      ぼう しま

      しやう、しん

      ぼうこう

      大じハなん

      で手づ

       きかぬ

 

八丁裏

      ヲヽ/\

      こゝで

      お

      さへ

      も

      ありが

       たい

 

九丁表

      アい/\

        /\/\

 

      アい/\

        /\/\

 

九丁表

        たいこ

        五町

 

        なぜ

        うでを

        おさへて

        いるか、わ

        からね

        ども

 

          や

          たら

          わら

          ふ

 

 

吉田才沢 ?

 吉田蔵沢の場合

 吉田蔵沢 江戸後期の伊予松山藩士・画家。名は良香、通称は弥三郎のち久太夫、号は酔桃館・白雲堂等。

 風早・野間郡代官、持筒頭、者頭役等を勤め、治績があった。

 少時より画を好み、特に墨竹画を能くし、また詩歌俳諧、鉄筆製陶等も能くした。

 享和2年(1802)歿、81才。

才沢 ?

  才沢は、苗字の場合もある。

吉田才沢

 吉田、才沢か?

吉田

才沢でハいかず

と、新よしハら

へつれ行

 吉田才沢では行かず、新吉原へ連れ行き、

 新吉原から考えると、吉田才沢は遊郭の有った地名なのだろうか?

吉田才沢 は結局、分からなかった。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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TEAM NACS「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」 2004  森崎博之 脚本・演出  森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真

2020-11-28 | TVで舞台

 

 TEAM NACS「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」2004年

 

 

 2004年5月東京 サンシャイン劇場

 

 TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)

 

 北海道発の演劇ユニットTEAM NACSの2004年公演。新撰組と長州藩の確執を、チョンマゲもチャンバラもない芝居で表現。

 歴史に残らなかった者たちの大義を描く。 (wowow)

 

 

 TEAM NACS「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」を見た。

 脚本、大変良い出来栄え。

 役者も各々が個性を出し、舞台を仕上げていた。

 戸次重幸も他のメンバーも、いい仕事をしていたよ。

 

 今回も超簡単な記録のみにて失礼いたします。

 

 附

 この舞台は、脚本も役者たちも好きだな^^vウン!好きだな。

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-28 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

9

早稲田大学 古典籍総合データベース

七丁裏 

そんじよそこらの

中風にてひだるが

かたみかふハぬと

いふびやう人を

うけとりけれバ

さつそく大坂下り

の人ぎやうつかひ

吉田才二とあし

つかひをやとひて

さしがねをいれて

つかハせけるに

まことにめい

人のしんこん

左の手足に

のりうつりて

たちまちに

ほんふくする、

ぬれ手で

あハより

ざうさも

ないりやう

づなれと

ちくさい

らうの

 

八丁表

きてん

古今の

大でけ/″\

ゑらひ

 ものと

いふ、ひやう

 ばんなり

 

八丁表

「女ぼう

  よろこべ

 ひだりハ

  おやくに

 たつたハ

   やい

 

八丁表

「その地口

   より

 よいほうハ

 ひだりへ/″\

      の

 ほうが

  ゑら

   からふ

    とハ

 才次も

  よつほど

  さる

   ものなり

 

七丁裏 

     「もし

      だんなへ

      その位

      で七

      へんげ

      の

 

七丁裏

          しよさ

          が見

          たいね

 

 

そんじよそこらの

 そんじゅそこらの

 

ほんふく本復 《名・ス自》

 病気が完全になおること。全快。

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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TEAM NACS「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」脚本:林民夫 演出:森崎博之 演出 森崎博之 安田顕 戸次重幸 大泉洋 音尾琢真

2020-11-28 | TVで舞台

 

 

  TEAM NACS「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」

 

 北海道出身で、今や押しも押されもせぬ大人気演劇ユニットとなったTEAM NACSの2018年の第16回公演。「戦争」をテーマにしたシリアスなストーリーに挑む。  (wowow)

 

 脚本 林民夫

 演出 森崎博之

 無名の5人の兵士・小宮勝四郎少尉(森崎博之)、桜庭仁平上等兵(安田顕)、田中誠二等兵(戸次重幸)、水島哲軍曹(大泉洋)、矢野正三整備兵(音尾琢真)の物語。

 

 

 以前にも見たTEAM NACS「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」を見た。

 話の展開が面白く、役者たちも熱演。どの役者も、それぞれが個性的である。

 

 最後、安田顕の感情移入よろしくの 目は虚ろ、強弱、鼻水を垂らしての大熱演には、今回も身震いをするほど感動し、涙が流れた。

 二枚目を押し殺しての体当たりのこの役者は、毎度、見入ってしまう。

 

 彼らは大学時代から演劇の道に進み、好きな時間を過ごしてきた彼らが振り返れば商業演劇に携われる立派な役者に成長を遂げていた。

 各々の個性がそれぞれ育まれ、何年かに一度集結してTEAM NACSという舞台を続けている。

 TEAM NACSの演劇に対する情熱に触れ、見ている側に喜びを与える。

「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」を見つつ、筋書きや内容から離れ、自分の人生を振り返る。

 TEAM NACSのメンバーとは違った、人それぞれの人生の歩みさえ感じ、また、個々の生き方の尊重をも感じながら、一生懸命に演じるTEAM NACSの舞台を見ていた。

 TEAM NACSは素晴らしいと、私は思う。

 

 

 今回も簡単な記録のみにて失礼申し上げます。

 

 

 

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-27 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

8

早稲田大学 古典籍総合データベース

六丁裏 

じぶんハ

よしと

竹さいらう

いざ/″\御りやう

ぢ つかま

つらんと

こなた

のふすま

おしあく

れハ

今を

日の

出の

女がた、

たちやく

でのゆび

をりのいろ

おとこをならべ

こゝで一はいあ

からんか、サァ/\

かうらいやの

にいさんから

はじめて

たきや

のむすこ

いたゞきな

 

七丁表

などゝいハれる

たびにとりは

づしてハなら

ぬ、ひつてハなら

ぬと一生けんめい

になつてすぼめ

けれバたバかり

の大じりぐい

とちいさく

なるところへ

やうゐの

 たがを

はめけるハ

きめう/\

 

七丁表

ざがしら

かぶバ、かくべつ

にてそゝりも

せす、たまつ

     て

    ゐる

 

六丁裏 

     しりたが/\

       すた/\

         /\

 

六丁裏

     金鉢ハ

     小つぶでも

      のまれ

        ず

 

七丁表

     男女(おめ)ハにほひ

     よ、さくらハ

        はなよ

 

七丁表

     くにやとみて

      いしにたつやも

        あるものを

 

 

サァ/\

かうらいやの

にいさんから

はじめて

 さぁさぁ 高麗屋(歌舞伎役者の屋号)の兄さんから始めて

 浮世絵では高麗屋の役者絵が多々ある。

 洒落本の『竹斎老宝山吹色』には高麗屋が出てきたが、他の屋号の出てくる草本も多い。

 特に成田屋の團十郎の名が出てくる読み物が多いことに驚く。

 

たが(箍) 

 竹を割き、編んで輪にしたもの。

 桶 (おけ) ・樽 (たる) などの外側にはめて締めかためるのに用いる。

 金属製のものもある。

 

きめう/\

 奇妙奇妙

 

金鉢、鉄鉢〘名〙

 ① 金属製の鉢。仏前に飯、茶などを供えるのに多く用いる。

 ※宗及茶湯日記(自会記)‐天正六年(1578)八月七日「菓子 きんとん、かなはちに」

 ② 武具の一つ。鉄製の兜の、錣(しころ)のないもの。

 ※随筆・貞丈雑記(1784頃)一一

 「鉄鉢の事を半首といふはとなへ違也。鉄鉢は冑の下にかぶる鉢也。又身軽に出立時冑を不用して鉄鉢ばかりも用也」

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-27 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

7

早稲田大学 古典籍総合データベース

五丁裏

ある時

さる御屋

しきうら

まんざいに

あてこす

られても

なひたなつ

ちりと

かぼちや

しりの

にやり、どう

ぞ おいどを

なをして

もらひ

 たひと

たのんで

 くる

 

六丁表

それこそいともか、すき

御事、まづ御きう

そくなさるべし、ちや

うけにおいも、かぼ

などゝ言へるいつき

とうぜんのしろ

物をいだせバサァ

しめるほどに/\

お北斗いつてハくひ、

げら/″\わらつてハ

つめこみ、のち

にハ気を

おもくして

かべばつかり

にらんでゐ

たりしが、しバ

らくありて

おなかゞぶく

/″\して

くると、やたら

むしやうに

もみつちりを

はじめ

  ける

 

五丁裏

    ちくさい

     さまの

    おやしきハ

    もうこゝ

    かへ、わしや

    はづかしい

    もをしが

    つよし

 

六丁表

    わたくらハ竹斎

    けらいのにら

    みの介でござ

    ります、もつと

    おいもを

     あげま

      しやう

 

 

どうぞ おいどをなをしてもらひたひ

おいど

「おいど」は、お尻、おけつの事で、京都弁だとばかり思い込んでいたが、江戸時代江戸でも「おいど」は使われていたようだ。

 

おいど(御居処) 

【おいどの語源・由来】

「お」は接頭語の「御」

「い」は「座る」を意味する古語「ゐる(居る)」の名詞形

「ど」は「場所・所」を意味する「と・ど(処)」で、おいどは「座るところ」という意味。

 おしりは座る際の中心となる部位であるため、中世頃から上品な女性語として用いられるようになった。

 

 


 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-26 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

6

早稲田大学 古典籍総合データベース

 

四丁裏

あせをとるにハ、せきとりの

すまふを中とひ、病人を

かけてすまふをとらせる

なり、それもたゞでハま

ほどにあせが出ぬ

ものなり、一なへでも

せきとりを役人

よらせたり

花を

やり

ふと

 

四丁裏

かせ

バ、花身(ママ)に

なんて

出すものなり、あせ、十ぶんに

出る所おひ出しをせんじをき、

いきつぎにのませ

 

五丁表 

けれバ、そくざに

へいゆう

 すること

  神の

   ことし

 

五丁表

すもふにかつたら

  これやうな

なんのことハ

 なひ

うちハゑの

小人じまと

 いふもんだ

 

五丁表

サァ/\くすり

 をあがれ

出ひだし

 十五ふく

二十八分

 どうだ

 

四丁裏

    さつさとござれや

     せきとり ほう/\

      まいねんまいと

             し

 

四丁裏

    だんなの

    御ひハへとり

    くめはね

       こめ

    いきせい

     ひつハり

      スウ

        /\

      ウン

        /\

 

五丁表

     あせハでる

        /\

     すぐかぜ

      ぬけるハ

       どうで

        ござり

          や

          す

          や

 

 

サァ/\くすりをあがれ

 江戸時代、「薬は飲まっしゃれ(飲んで下さい)」とは言わず、「薬をあがれ」と言っていたのか。

 服用に関しては、私は知らない。

 そういえば江戸時代、「酒を飲む」事を「笹を食べる」と芝居で何度も見たことがある。

 時代を経ての言葉の変化が、ここでも見られる。

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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僕、ドッグサポーターズ LARAMIE(ララミ)に行ったよ^^

2020-11-26 | ヨーキなモモちゃん

 

 僕、陽気ーなももちゃん。

 

 ドッグサポーターズ LARAMIE(ララミ)で、僕、モコモコになっていた毛をカットをしていただいたよ。

 とっても優しいお姉ちゃま達がいらっしゃるので、安心安心。

 すぐに緊張する小心者の僕だけど、ララミさん家では、リラックス。

 今では、僕のお出かけの、楽しみの一つだよ^^

 

 

 今回もララミーのお姉ちゃま、お写真を撮って下さいました。

「ララミのブログ」の載せていただいてるんだって。

 DOKIDOKI♪

 僕、嬉しいな^^恥ずかしいな^^

 

 

 

 モコモコの長々になった僕の毛が、こんなにスッキリしました。

 ララミーのお兄ちゃま、お姉ちゃま、ありがとうだWAN♪♪♪♪♪

 

 

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-25 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

5

早稲田大学 古典籍総合データベース

 

三丁裏

引かせのひやう人ハ

おらんだのゑれき

てるから思ひつき

テルから思ひつき、

屁礼支出留(へれきてる)と

いふふいごをこし

らへ、しりのあなへ

くだをはめて

さつ/\とふいご

をさせば、引た

かぜハ口へぬけて

しまふ、その

ときふくかん

きんしやう

きかんといふ

めしをくハせ

てあとを

おぎなふ

なり、大ぜい

はやりかぜ

のびやう人

おちあひ

たるときハくだ

を何本もこし

らへ、しりの穴から

 

四丁裏

口へはめてやうかせバ

ゐくるまのこま

がたをしかけた

あんばいにて、どこ

でもつうじるなり、

それでハ風気

のとれぬびやう

人ハあせを

さする

なり、その

ほうハ

つきにきに

図す

 

門人

なんと

しやう

 あん

 

 へたの木

  すんばく

 

三丁裏

    天地乾坤 こんとん

     みばんじやずな

    いしやハおほけれど

     ついてさつはりぬ

     けるさん/″\ひいた

四丁表 

      引きかぜ

       すい/\の

          すい

 

 

四丁表

        ぬける

          ハ

          /\

 

 

ふいご

 鞴(ふいご)は気密な空間の体積を変化させることによって空気の流れを生み出す器具。

 金属の加工、精錬などで高温が必要となる場合に、燃焼を促進する目的で使われる道具を指す。

 街の鍛冶屋で使われるような小型のものもあれば、たたら製鉄などで使われる足踏み式の蹈鞴(たたら)もある。

 

図す(じゅす)

 他動詞サ行変格活用 活用{せ/し/す/する/すれ/せよ}

「じゅす」に同じ。

「ずず」「ずうず」「ずんず」とも。

 出典枕草子 五月ばかり、月もなう 「『種(う)ゑてこの君と称す』とずして」

 [訳] 「うえてこの君と称す(=竹を植えてこの君と名付ける)」と(漢詩の一節を)朗唱して。

 

すんばく (寸白)

 1 条虫・回虫などの、人体の寄生虫。また、それによって起こる病気。すんばく。

 「此れは―にこそありぬれ」〈今昔・二四・七〉

 2 《1によると考えられたところから》婦人の腰痛や生殖器の病気の総称。

 「今夜は―で腰が延(の)せねえといふことだ」〈伎・三人吉三〉

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-25 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

4

早稲田大学 古典籍総合データベース

 

二丁裏

人けんハしよくをくハねバ

いかず、さりなから、くすり

をのめバめしがくひにくゝ

なるゆへ、くすりを

めしに

たきて

くハせる

ゆへ、くす

りといつ

しよに

ふく中へ

おさまる

びやうきが

よくなる

そバから

すぐに

ちから

つく、ま

ことに竹

さいらう

のくふう

へつぴり

いしやのしよ

ぶ所にあら

ず、とれき

 

三丁表

/\のいしや

たち手を

つかねて

門人となり

三介やくを

つとめる

 これ/\三じやく

 さつてさる

 ねむりば

 かりせ介

    ぞ

藿香(くハつこう)

 正気飯(しやうきはん)が

あがつたり

  あとへ

内托飯(ないたくはん)と

通聖飯(つうしやうはん)

  を

しかけ

たつしやに

 

 

二丁裏

   下人にらみのすけ、仕上の

   こめをとぐ 

   やつしつし /\

    これでハひらが分

    のさかろばといふ

        ものだ

 

 

二丁裏

   某はん

    なら

   りやうても

    やるが

   ヲヽサ

    ちよ

     き /\

 

 

三丁表 

  「土のたきぞめに

   菜の飯をさきならい

   正月ハこうしや、な

   うきなさる、

       はや十三のいしやと

 

 

とれき/\

 ?

 

つかねて

 束ねて

 

三介

 常陸介 (ひたちのすけ) ・上総介 (かずさのすけ) ・上野介 (こうずけのすけ) の称。

 この3国は、親王の任国で、常に介が代理で政務を執った。

 

 艸 艹 (くさ・くさかんむり・そうこう) 画数 19画

 音読み カク

 意味 豆の葉。

「藿香(かっこう)」は、香草の名。かわみどり。

 シソ科の多年草。

「鹿藿(ろくかく)」は、マメ科の植物の名。

 痰切豆(たんきりまめ)。

 

藿香(くハつこう)

 漢方薬には多くの種類があります。

 そしてそれらには様々な生薬が配合されています。

「漢方薬・生薬大辞典」では、漢方薬の処方と、漢方薬を構成する生薬を解説します。  

 藿香 かっこう  カッコウ(藿香)は、シソ科のパチョリの地上部を乾燥したものです。

 漢方的には、解暑、健胃、止瀉の効能があり、特に夏の感冒(かぜ)、頭痛、嘔吐、下痢などに用いられます。

 カッコウの多くは水蒸気蒸留したパチョリ油として、香水の調合などに用いられます。

 

 

 

 

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

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竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-11-25 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

早稲田大学 データーライブラリー

3

 

一丁裏

みなさま御ぞんじの竹斎

らう、つら/\しける

やう、およそ人間の上焦

中焦下焦のやまひ

をみやくばかりにて

うかゞふゆへゑてしそ

なひがあるなりと

こまかたの目がねやへ

あつらへてとをめ

かねをこしらへ

上しやうのやまひ

ハ口からのぞき、中

しやうのやまひ

ハしりの穴からの

ぞきみるに、あり/\

とみへすくゆへ

どうめへたこう

めへたとへちまな

しあんをするに

およバず、たち

まちりゆうぢ

しやだんがつき

くすりのさゝ

 

二丁表

めばつくん

なるゆへ

見どをし

いしやと

名代を取

もんぜんに

いちをなす、

そのりやう

ぢの

 しかた

 たん/\

 かん

しん

した

 ものさ

 

   医宝鏡(絵図 薬 一丁裏)

 

   千金方(絵図 薬 一丁裏)

 

   薮内竹斎(絵図 表札 二丁表)

 

一丁裏

      きさま

      のはらの

      中で、せん

      しやくがでん

      ぐりかへつ

      て

      しやく

      せん

      と

      し

 

二丁表

  どうりで

  ものまへにハ

  とかくふさぎ

  ます

 

    

     いふざまになつ

     たゆへ、めつたに

     根ぬけがし

     ますまい

   

 

たん/\

 段々

 

せんじやく

 煎じ薬

 

 

 

 

 

 

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

コメント
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