乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

1: 『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』「東大寺大仏縁起」【香水を飲み、大蛙を吐き出す 4枚】

2015-03-29 | 読書全般(古典など以外の一般書)


   1: 『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』「東大寺大仏縁起」




 ブログの更新ができず、読書の記録を全くしていませんでしたことをお許しください。

 先日、奈良の博物館『特別展 お水取り』で『二月堂縁起』を楽しませていただきました。

 かろうじてその記録は載せることができました^^


『二月堂縁起』はこれまでにも中央公論社出版の絵巻物全集で何度か楽しませていただいております。

 今回は、昨年ハルカス美術館開幕記念『東大寺展』でもオリジナルを見ることができた『二月堂縁起』を今一度図書館よりお借りし、楽しむことにしました。

 今回は細かな部分は読まず、『特別展 お水取り』『東大寺展』で展示されていた部分を中心に楽しむことにいたしました。


 細かいことはさておき、香水を飲み、大蛙を吐き出したという部分。
 大蛙に注目して、写真を通してお楽しみください。


 
 『二月堂縁起』A本

 
 『二月堂縁起』B本

 
 『二月堂縁起』A本 (トリミング)

 
 『二月堂縁起』B本 (トリミング)


   写真はいずれも、『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』続々日本絵巻大成伝記・縁起篇6 中央公論社


 A本では蛙が消えているため醜いのか、姿を認めることができませんね^^

 尚、2015年『特別展 お水取り』では、大蛙の姿はしっかりと描かれておりました。


 楽しいですね。私、わくわくいたしております。

 拙ブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございます^^




 このブログでの『二月堂縁起』関係や『特別展 お水取り』『東大寺展』の記録  数編




 

 


 『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』続々日本絵巻大成伝記・縁起篇6 中央公論社(3枚)
 『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』続々日本絵巻大成伝記・縁起篇6 中央公論社(2枚)
 『東大寺大仏縁起・二月堂縁起』より「東大寺大仏縁起 下巻」中央公論社(5枚)




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みんな ゆっくり。とまって いいんだよ!!!

2015-03-27 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 

 
      電線に 
        スズメが3羽、止まってた

 

        三羽、違いますやん!





 
   
     スズメの学校の 先生  

      はぁい
      みんな並んで~~。

      上子ちゃん、ぴーちく ぱーちく お話しないの!
      中子ちゃん、よそみしなぁい!
      右子ちゃん、列に並びましょうね!

      上手に並べて、おりこうさんね^^

 
 

     スズメ、すすめ、とまらず すすめ


      人生は
      みんな ゆっくり

      とまって いいんだよ!!!


 






   追記


    スズメ 
      と書いておりますが、
      実は

       ムクドリ

          で、ございまする








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乱鳥感謝合掌

2015-03-27 | 乱鳥徒然 Rancho's room.





 

 皆さま

 拙ブログにご来場、誠にありがとうございます。

 更新が滞っておりますのに、多くの皆様にお越しいただき、感謝感謝でございます。


 春です。

 そして今日は雲ひとつない、快晴です。

 まるで皆さまの門出を祝い、ご多幸を願っているような、そんな晴天です。


 どなた様にも幸あれ!

 楽しいお時間を紡ぎ合わせてくださいませ。



         乱鳥感謝合掌

 

 







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今年も突発的にあられ雪が降りました^^  (大阪城梅園にて)  (3景)

2015-03-14 | お出かけ




    大阪城梅園



 今年も二人で大阪城の梅園に行ってきました。
 開花情報とは裏腹に、まだ、早い梅でした。
 

 梅園を歩いていると、今年も雪が降りました。
 昨年を繰り返しているように、突発的にあられ雪が降り、十分ほどで止みました。

 今年も春がやってきます。

 

 

 

   
   

    2015年3月




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梅とスズメ   大阪城梅園にて    (5景)

2015-03-14 | お出かけ



    大阪城梅林


 梅
  といえば うぐいす

 ですが、昔は大阪城梅林には メジロが数多くいたものです。

 ところがどっこい。
 近年、大阪城の梅林でメジロそ見かけることはめっきり減りました。

 打って変わって、異常なほどに数が多いのが、スズメちゃん

 このスズメちゃんたち、人間をみても怖がらず、逃げません。

 こうなると、
      梅にスズメも可愛らしいものです。

 よく見てみると
 スズメちゃんの目元もお口も愛くるしい気がいたします。

 

 

 

 

 
 




 


          2015年3月9日



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大阪城梅林(おそらく今週末から来週の中ごろが見頃ではないでしょうか。)

2015-03-14 | お出かけ



    大阪城梅林


 今年も大阪城に梅を見に行きました。

 ネット情報では満開

 ですが到着すると、梅はあと一週間といった感じでした。

 おそらく今週末から来週の中ごろが見頃ではないでしょうか。

 

 下は大阪城の梅の開花の基準になる木の一本です。

 

 


          2015年3月9日



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宝塚花組『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲』のチケットを予約したよ^^

2015-03-12 | 舞台・音楽 雑感メモ





 またまたお舞台の話で恐縮ですが…
 宝塚花組『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』のチケットを予約したよ。
 今回はステージすぐ近くのお席が手に入り、嬉しいよ^^
 家族も喜んでくれたよ。
 彼はワイン、私はお舞台にちなんだお菓子といった、歌舞伎とはまた違った幕間のひと時も楽しみだよ。
 ちなみに、歌舞伎ではお弁当かサンドイッチ。おやつに和菓子といった場合が多いよ。

 宝塚劇場の周りの雰囲気も好きなんだよ。
 それに、梅田も通るし、かっぱ横丁(古本屋などが多い…但し、ここは古書や浮世絵がお高い^^)にも行けるしね^^
 帰りは、梅田でお食事。お土産は なんとか水産のマグロ(寿司か中落ち)かな。
 近年、梅田を歩くと、お土産はケーキかマグロが多いかも。まぁ!どうしましょう






 データーは、ウィキペディア▼

『カリスタの海に抱かれて』(カリスタのうみにだかれて)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。作は大石静、演出は石田昌也が担当する。
目次
 脚本家・大石静氏が花組のために書き下ろしたオリジナルミュージカルで、宝塚歌劇では『美しき生涯 -石田三成 永遠(とわ)の愛と義-』(2011年・宙組)に続き二作目となる。地中海カリスタ島を舞台に、再び故郷に降り立った一人の将校と島の娘を中心に、愛と友情、そして故郷への想いの狭間で揺れ動く青年将校の葛藤をリリカルに描くラブロマン。
 2015年3月13日から4月20日に宝塚大劇場、同年5月15日から6月14日に東京宝塚劇場にて、花組により上演予定。なお、本公演は新トップ娘役・花乃まりあのお披露目公演となる。

 併演はレビューロマン『宝塚幻想曲(タカラヅカファンタジア)』。

シャルル・ヴィルヌーヴ・ドゥ・リベルタ:明日海りお
アリシア・グランディー:花乃まりあ
アニータ・ロッカ:美穂圭子
アルド・アルフォンソ:高翔みず希
ブリエンヌ総督:紫峰七海
ベラ:花野じゅりあ
エンリコ・ヴェラーニ:夕霧らい
セシリア・ブリエンヌ:華耀きらり
ソニア・ヴィラーニ:芽吹幸奈
バルドー夫人:梅咲衣舞
セルジオ・グランディー:瀬戸かずや
ダリオ・バッショ:冴月瑠那
クラウディオ・カレーラ:鳳真由
ミシェル・バルドー:天真みちる
マリウス・ベルトラム・ドゥ・シャレット:鳳月杏
ロベルト・ゴルジ:芹香斗亜
ルイス・アルバーニ:真輝いづみ
ナディア:桜咲彩花
イザベラ・ブリエンヌ:仙名彩世
テオ・レ・ロッシ:和海しょう
ドナート・インザーギ:羽立光来
スタン:水美舞斗
ナポレオン・ボナパルト:柚香光
少年ロベルト:真鳳つぐみ
シモーヌ:城妃美伶
少年カルロ:春妃うらら
[[]]=== 新人公演 ===
シャルル・ヴィルヌーヴ・ドゥ・リベルタ:水美舞斗
アリシア・グランディー:城妃美伶
アニータ・ロッカ:乙羽映見
アルド・アルフォンソ:高峰潤
ブリエンヌ総督:峰果とわ
ベラ:真鳳つぐみ
エンリコ・ヴィラーニ:澄月菜音
セシリア・ブリエンヌ:更紗那知
ソニア・ヴィラーニ:茉玲さや那
バルドー夫人:花乃まりあ
セルジオ・グランディー:綺城ひか理
ダリオ・バッショ:千幸あき
クラウディオ・カレーラ:紅羽真希
ミシェル・バルドー:碧宮るか
マリウス・ベルドラム・ドゥ・シャレット:柚香光
ロベルト・ゴルジ:優波慧
ルイス・アルマーニ:桜舞しおん
ナディア:若草萌香
イザベラ・ブリエンヌ:朝月希和
テオ・レ・ロッシ:飛龍つかさ
ドナード・インザーギ:亜蓮冬馬
スタン:帆純まひろ
ナポレオン・ボナパルト:矢吹世奈
少年ロベルト:音くり寿
シモーヌ:春妃うらら
少年カルロ:糸月雪羽





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東大寺修二会(お水取り)「初夜上堂お松明」の初めから終わるまで(21景)

2015-03-11 | 神社仏閣・祭り


 東大寺修二会(お水取り)
  「初夜上堂お松明」
   午後7時00分~7時20分の20分間ほどです。


 
「初夜上堂お松明」が始まる20分前と、直前の二回
 連絡係の僧侶が、下から灯火を持って上がって行かれます。 
 連絡後、確認をして、午後7時から7寺20分までの約20分間、松明10本(12日だけ11本)により、「初夜上堂お松明」が行なわれます。

 午後7時00分
 お松明の火が、良弁杉と二月堂を結ぶ階段に見えます。
「初夜上堂お松明」の始まりです。

 二月堂向かって左
 お松明の火が神々しく光ります。

 突き出し、くるくる回し、火の粉が舞います。
 
 お松明は左から右門へと、勢いよく走ります。
 火は、暗い夜空に浮かび上がります。

 続いて二本目の松明の火。
 火は左右門に輝きます。

 はい!

 この掛け声で、左右の松明の火は同時に突き出され、回され、火の粉は舞い上がり、飛び散ります。

 右のお松明を取りかたずけられ、
 
    バタン バタンバタン バタン

 音さえ違えども、歌舞伎の拍子木のようなリズムです。
    バタン バタンバタン バタン
の音の後、左の松明は右へと猛スピードで走ります。

 続いて二本目の松明の火。
 火は左右門に輝き、云々と合計十本続きます。
 
 わぁ
 きれい
 すごいぞ!
 皆の歓声も飛び交います。

 風は弱い日でした。
 しかし火の粉や差し出されたお松明の燃えかすが二月堂すぐ近くに舞い落ちます。
 すぐ下では竹箒を持った僧侶たちが、まだ赤い火の灯る杉の枝を掃除されます。
 まるで歌舞伎のように、お松明ごとに、その都度すぐにかたずけられます。

 私たちが見たのは三月六日
 お松明は全部で十本でした。

 方々から満足のため息が聞こえ、
 方々からこんな声が聞こえてきました。
「これで今年も厄払いが出来た」
「初夜上堂お松明」は奈良の人々にとっては、厄払いのひとつとして感じておられるようです。
 




    

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 見てくださいましてありがとうございます。

 暗く、坂ぎみの階段上から両手を天に上げて撮影しています。
 いつもながらとはいえ ブレが激しく申し訳ございません。
 お許しください。










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「初夜上堂お松明」の20分前   東大寺修二会(お水取り)   (3景)

2015-03-09 | お出かけ




 東大寺修二会(お水取り)
  「初夜上堂お松明」の20分前
   午後6時40分頃です。


 写真3枚は、「初夜上堂お松明」が始まる20分前。
 
 東大寺 二月堂(右)と、良弁杉(ろうべんすぎ)
 
 
 私たちは二月堂の右の階段におります。
 三月堂の方向を振り向くと、多くの人が集まっておられます。

 
「初夜上堂お松明」が始まる20分前と、直前の二回
 連絡係の僧侶が、下から灯火を持って上がって行かれます。 
 連絡後、確認をして、午後7時から7寺20分までの約20分間、松明10本(12日だけ11本)により、「初夜上堂お松明」が行なわれます。


「初夜上堂お松明」のようすは、次回記録させていただきたいと思います。


   

 暗く、坂ぎみの階段上から両手を天に上げて撮影しています。
 いつもながらとはいえ ブレが激しく申し訳ございません。
 お許しください。
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左の道は、東大寺大仏殿。右の道を進むと、東大寺の二月堂。

2015-03-08 | お出かけ



 

 左の道は、東大寺大仏殿
 大仏さまが鎮座されています。

 そうして、
 右の道を進むと、東大寺の二月堂。
 ただいま、修二会(お水取り)が真っ盛り。

 夕刻6時15分頃、
 7時から始まるお松明を見ようと二月堂に向かい人々が多くいらっしゃいました。
 
 この日はわたくしたちも、右の道。
 二月堂へ向かいました^^




        3月6日
       





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『二月堂縁起絵巻』     ( 『平成27年度特別陳列「お水取り」展』より)

2015-03-08 | 絵巻物、縁起絵巻、巻物、絵解き掛け軸、屏風


  『二月堂縁起絵巻』      『平成27年度特別陳列「お水取り」展』より




 

 

 



 


『二月堂縁起絵巻』
 修二会の草創説及び、二月堂にまつわる諸説 
 四人の貴顕(きけん)の分筆




  上巻 二月堂ができる
  
     僧が魚を捕り、黒と白の鳥(鵜?)が生まれる →閼伽井

  下巻 魚を食べた女が香水を飲み、大蛙を吐き出し、病が治る。

     魚を食べた僧が病にかかる。その子孫も◯◯病にかかり乞食となる。奈良阪の◯◯病の人々に、東大寺の僧は粥食を与える。





  今回の『二月堂縁起絵巻』では、上巻下巻で そういった場面の部分が展示されていました。

 これを読むだけで、三、四十分かかる私。今回も展示物全対で三時間以上かかりました。
 夫は館内別行動。時々私に説明をしてくれながら、見ていました。


 粥食のお櫃(おひつ)や『お水取り絵巻』に出てくる柄杓(ひしゃく)などの実物が展示されていました。
 大変わかりやすく、具体的にイメージをしやすい展覧会でした。
 展覧会の後は修二会の「初夜上堂お松明」を拝見させていただき、東大寺さんがまた一つ、身近に感じられたように思います。


 招待券を二枚頂戴しておりましたが、一枚で二名入場できました。
 奈良公園のあたりは美しくならの中でもとても好きな所なので、今年も東大寺さんへ何度もお参りしようと思いました。





       2015年3月6日





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『二月堂縁起絵巻』『お水取り絵巻』   『平成27年度特別陳列「お水取り」展』奈良国立博物館 

2015-03-07 | 美術・文様・展示物




 

 

 

 


 奈良国立博物館で 『平成27年度特別陳列「お水取り」展』が開催されています。

 3月1日より始まった二月堂修二会の主要行事としては、3月7日から。3月7日で「上七日」、3月8日から3月14日までを「下七日」と呼ばれます。

 お水取りで知られる二月堂修二会のちょうど最中にこういった『「お水取り」展』が開かれ、私の大変好きな『二月堂縁起絵巻』上下(部分)まで公開してくださいますのは、わたくしにとってはうれしいことで、天にも昇る喜びです。

 以前に(書物で)読み楽しんだ『二月堂縁起絵巻』

 その『二月堂縁起絵巻』のオリジナルを見ることができ、嬉しさのあまり一晩おきて絵巻物の一部始終をわたくしなりに思い出しておりました。 


『平成27年度特別陳列「お水取り」展』では『二月堂縁起絵巻』に出てくる道具がうまい具合に展示されています。

 例えば
 魚を食べた僧侶が病に侵され、その子孫も◯◯病に侵された。奈良街道の病に侵された◯◯に、東大寺の僧侶は粥を与えた。
 その粥櫃(かゆびつ?)が展示され、絵巻物の様子がより具体化する、そういった展示法をとっておられました。

 余談ですが、
「東大寺の僧侶は粥を与えた」と書いて思い出したのですが、光明皇后は確か◯◯病に侵された人々を風呂に入れ、皇后自らが病の方々の体を洗い流してあげたと絵巻物に書かれていたことを思い出します。



 昨年は阿倍野ハルカス美術館の『東大寺展』で『「二月堂縁起絵巻」三巻 室町時代 天文14年 (1545)』を公開してくださいました。
 そして今年も また、『二月堂縁起絵巻』です。
 好きな絵巻物を実物をみることができて、幸せです。



       2015年3月6日









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まったりとした光      氷室神社(奈良市春日野)にて

2015-03-07 | お出かけ




 氷室神社    奈良市春日野町1-4
         ( 国立博物館前で下車)




 氷室神社に白梅が咲いていました。

 しっとりとした趣のある境内では、やさしい時の流れの中で対話する三世代の家族がいらっしゃいました。

 奈良はまったりとした光がさしているなぁと、こちらまで幸せな心地がいたしました。

 

 





          2015年3月6日
 








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中国最古の仮面劇   儺戯(ノウシイ)

2015-03-05 | 民俗考・伝承・講演
  (写真は 「影絵」上演中の様子を、写させてくださったもの。   山西省)





   中国最古の仮面劇   儺戯(ノウシイ)    映画『単騎、千里を走る。』を見て



 昨年、黄龍の近くでのこと。
 予てから見たかった 京劇よりも古いと言われている「川劇 せんげき」を見ることができ、感無量だった。
 それよりも古い、いや、中国最古の仮面劇と言われている「儺戯(ノウシイ)」を、映画『単騎、千里を走る。』で少し見ることができた。
 農村の若者が、祭りの日には花形役者になる。また、厄払いという意味もあるらしい。
 こういった伝統芸能は、時代こそ異なるが、日本にも多くの形で見られ、興味深い。

 数年前に雲南省を訪れた際に、歌垣が大変美しいと感じた。
 しかし、「儺戯(ノウシイ)」は見る機会に恵まれなかった。
 一度きりしか行ったことがない雲南省は「丸い板に木彫り (文様彫り)」の弟子入りを兼ねて、もう一度ゆっくり訪れたいと夢見ているが、その折はこういった「儺戯(ノウシイ)」も見ることができればいいなと、さらに夢は膨らむ。
 夢は一つでも多くていいだろうと、ほくそ笑む…。


 人民画報 ●民俗と祭り● 中国最古の仮面劇  儺戯(ノウシイ) 文 写真 栗運成

慶応大学 中国江西の儺舞・儺戯 III  江西婺源県秋口郷長径村の儺舞・儺戯 (1991年9月 田仲一成 撮影)





 人民画報 ●民俗と祭り● 中国最古の仮面劇  儺戯(ノウシイ) 文 栗運成より
●民俗と祭り●

中国最古の仮面劇

儺戯(ノウシイ)

文  栗運成

 素朴な農村の住民が、今日は花形役者になる。
 儺舞は古代中国の祭祀儀式の中で踊られた仮面舞踊の一種で、そこから発展して演劇の形態をもつようになったものが儺戯である。儺戯では主要な役を演じる俳優は、木製の仮面を着ける。江西、湖南、湖北、貴州、安徽、山東、河北などに広く伝わっているが、黄河流域の儺戯には特に歴史文化の特徴が濃厚である。

「抓黄鬼」は河北省邯鄲市武安地方に伝わる民間芸能で、武安戯とも呼ばれている。儺戯は本来祭儀のときに行われる巫術の一種で、民間では災厄や魔物を祓うまじないとして行われてきた。伝説では悪魔を追い払うとき人々は「儺儺(ノウノウ)」という掛け声を発したと言われており、ここから「儺」或いは「儺祭」、「儺儀」と呼ばれるようになったのである。

「儺儀」は中国の殷商時代の占いに関する書物にも記載がある。周の時代に盛んになり、百人余りの祭儀から終には千人規模の大掛かりなものに発展していった。宮廷で行われた大規模なものの他、民間でも行われ、こちらは「郷儺」と呼ばれた。「儺儀」には次第に娯楽の要素が取り入れられるようになり、戯曲的発展を遂げたものが儺戯になった。


 儺戯では主な役は木製の仮面を着ける。これは劇中人物の醜悪さを強調するためである。
 賑やかなお囃子に導かれる出演者たちの行進
 邯鄲市の儺戯「抓黄鬼」は旧暦の1月15日、元宵節の期間に武安の固義村の人々によって演じられる。この日、村全体が舞台になり大いに賑わうのだ。祭りが始まると、戦のように騎馬の先駆けが村の通りを駆けて偵察し、その後ろを100人ほどの隊列が続く。旗手とチャルメラの楽隊を先頭に、仮面を着け、芝居の鎧を着た武将たちが三眼矛(刃に開けた三つの穴に金属の輪を通した矛)を打ち鳴らしながら村を練り歩く。そして、夜になると、鬼役が放たれ、昼夜を通しての鬼の捕り物が始まる。黄鬼は代々決まった家のものが演じることになっており、村人は一睡もせず、各々棍棒や槍を持って翌朝まで黄鬼を追い回す。午前、御用となった黄鬼は鎖に繋がれ、村を引き回された後に閻魔大王の前に突き出され、午後に処刑されてしまうのだ。

 黄鬼が象徴するものは親不孝、妻や目下の者を粗末にするなどの悪行である。実際に鬼を追い、処刑することで、これらの不品行を戒めたのだ。
 元宵になると村では鬼の捕り物をメインに、仮面劇、地方劇、芝居のコンテスト、獅子舞、覇王鞭(彩色の鞭状の棒を持って踊る民間舞踊)、武術、山車、竹馬などの出し物が演じられる。演者は総勢600名以上とロバ50頭余り。この盛大な行事は天候の安定、五穀豊穣、家庭円満、天下安寧などの一般庶民の伝統的願望を表すものなのである。
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精進せねば☆

2015-03-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 昨日、嬉しい電話を頂戴した。

 次年度の某講義の連絡であった。

 
     ああ! 

     今年こそ、
     いや! 本日より、精進せねば☆


 今は三月、今日は五日

 チキンラーメンの発明者の生まれた日だという。









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