乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『もくれんのさうし』『目連尊者地獄めぐり』『謡曲 目連』『目連の讃』他  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』

2022年06月29日 | 古典全般(奈良〜江戸時代)

 

 

 

 

 

 

  『もくれんのさうし』『目連尊者地獄めぐり』『謡曲 目連』『目連の讃』他  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂

 

 

『もくれんのさうし』

 さて、目連、「わが母を見せ給へ」とありしかば、湯の中より亀甲の紋ある亀を一つ取り出して参らするに、尊者「これは何ぞ」と宣へば、「これこそ尊者の母にて御座しませ、、、」、、、

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)写す。

 

『もくれんのさうし』(「目連の草子」)  世界大百科事典 第2版より

 室町時代の短編物語。

 甘露飯王(かんろぼんおう)の太子の目連は,15歳で受戒して僧となるが母を失う。

 37歳の3月25日,死んで冥途に遍歴し,黒縄地獄の亡母と対面。

 母は目連に財を与えようとした慳貪(けんどん)の罪で餓鬼に堕し,さらに出家した目連のために大阿羅漢の死を願って地獄に堕していた。

 4月1日に蘇生した目連は写経供養して母の苦を救い,7月15日に盂蘭盆会(うらぼんえ)を行った。

 盂蘭盆の起源説話であるが,《盂蘭盆経》や中国の所伝,あるいは《三国伝記》や後代の《目連記》の所伝とは異なる。

 

『もくれんのさうし』は岩波新古典文学の『室町物語集 上 下』に載っているかと思い、調べてみたが、生憎載ってなかった。

 

『目連尊者地獄めぐり』

  八面は釜の縁座に飛び上がり、蓋打ち開けて、釜中を打ち回し打ち回し、黒焦の母上に金棒に担ぎ上げ、「これが御母なるぞ。対面いたせ」と申しける。、、、、、

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)写す。

 

  https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/899781  

 

『謡曲 目連』

 

  『謡曲 目連』

悪鬼---燃え上がる炎に飛び入ると見えしが、燃え焦れたる人の形を鉾の先に刺し貫いて「これこそ母よ」と差し上げたり、、、、、

  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)写す。

 

 上を読んで、『道成寺縁起絵巻』のラストの絵を思い浮かべたが、『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』でも、『道成寺縁起絵巻』のコミカルな絵や『道成寺縁起絵巻』の内容について記されていた。

『道成寺縁起絵巻』は絵巻物集でも読んだことがあるが、国立京都博物館の確か常設展でも楽しんだことがある。

 

『謡曲 目連』は『謡曲百番集』『続謡曲百番集』には、載ってない。

『謡曲 目連』は比較的新しい曲と言われているようである。

 私は『謡曲 目連』は見たことも聞いたことも読んだこともない。

 

『目連の讃』

 三尺三寸の剣を持ち、剣の先へと差し上げて、「これがな目連尊者」と。目連この由御覧じて、「尊者の代りとて、我をば地獄に堕としてたび給へ」。

  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)写す。

 

 

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

  

  • 至文堂 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ

 

 明治大学公開文化講座 27 『声なきことば・文字なきことば』 風間書房 2008年

 明治大学公開文化講座 XIV『文化における「異」と「同」』 風間書房

 明治大学公開文化講座 XⅦ  『歴史の中の民衆文化』

『明治大学公開文化講座 31孤立と社会』櫻井泰 長谷川澄男 河合正弘 上西紀夫   平成24年 風間書房

『言語的な、余りに言語的な―現代社会とことば』3,3★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2004年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

『人はなぜたびに出るのか』30 4,6★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2007年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

 

『廓庵 十牛図 騎牛帰家』  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

『廓庵 十牛図 入鄽垂手(にってんすいしゅ)』   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂ハードカバー より

『もくれんのさうし』とは   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』第四章一 至文堂 より

『もくれんのさうし』『目連尊者地獄めぐり』『謡曲 目連』『目連の讃』他  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』

 
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  『もくれんのさうし』とは   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』第四章一 至文堂 より

2022年06月28日 | ことのは

 

 

 

  『もくれんのさうし』とは   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』第四章一 至文堂 より

 

 

『もくれんのさうし』(「目連の草子」)  世界大百科事典 第2版より

 室町時代の短編物語。

 甘露飯王(かんろぼんおう)の太子の目連は,15歳で受戒して僧となるが母を失う。

 37歳の3月25日,死んで冥途に遍歴し,黒縄地獄の亡母と対面。

 母は目連に財を与えようとした慳貪(けんどん)の罪で餓鬼に堕し,さらに出家した目連のために大阿羅漢の死を願って地獄に堕していた。

 4月1日に蘇生した目連は写経供養して母の苦を救い,7月15日に盂蘭盆会(うらぼんえ)を行った。

 盂蘭盆の起源説話であるが,《盂蘭盆経》や中国の所伝,あるいは《三国伝記》や後代の《目連記》の所伝とは異なる。

 

 

 

 目連関連の早稲田大学諸像デジタル公開分  ↓

 https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/search.php

 

 

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

  

  • 至文堂 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ

 

 
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ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』 2,8★/5 2022年 10回 江口のりこ 向井理 石田ひかり 鈴木伸之 今田美桜 他

2022年06月28日 | ドラマ

 ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』 2,8★/5 2022年 江口のりこ 向井理 石田ひかり 鈴木伸之 今田美桜 他

 

 

 

 ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』をみた。

 話の展開は遅く、また、緩やかな起承転結。

 理想論を論じるが、希望的観測で説教くさく幕を閉じる。

 

 主役の田中麻理鈴のこと。

 ドラマが始まって数回ほど経つまでは高畑充希が生計を締めが大きくなりすぎて失敗したのかと勘違いしていた。

 ドラマが後半に差し掛かり、今田美桜はという女優(?)であることがわかる。

 今田美桜の演じ方は、ドラマ『アリバイ崩し承ります』主演を務めていた、浜辺美波の表情と言い回しをことごとく真似ており、閉口した。

 ドラマ『アリバイ崩し承ります』の浜辺美波はあの顔とキャラで、美味しそうに物を食べ、おまけにオフィロのシーンが水戸黄門の由美かおるのイメージを思い浮かべ好感が持てた。

 しかしながら、浜辺美波のように美しいわけではなく整形失敗のように笑う度に大きく顔にシワがつく蛇女のような面持ちで見つめられても閉口するような気もしないではないのです。

 いやいや、生計確定ではないし、もとより、整形されていてもいいのです。

 問題は、ことごとく浜辺美波の『アリバイ崩し承ります』の演じ方と声色と言い回しに感じさせるような演技が問題だと申しておるまする。

 ただこれも、今田美桜が浜辺美波を真似ているということすら事実ではないのかもしれません。

 一視聴者の私がそう感じただけで、それ以外は、私は今田美桜に対してして何の批判もなく、ただただドラマがつまらなく、ここは高畑充希起用で良かったのではないかと私個人としては感じ他のです。

 尚、私は今田美桜に対して全く悪い感情は持っておらず、ただただドラマに対しての感想を書いております。

 間違ったことや気になることがあられますればご連絡いただきましたが確認した時点で何らかの対処をしたいと考えております。

 みなさま各感想をお持ちのこととは感じますが、ただただ、ドラマに対しての感想であることをご理解頂ければと思います。

 

 江口のりこはドラマを引き締めておられた。

 肉団子のシーンは、毎回待ち望んでいた。

 

 向井理はいつも品が用が、今回は特に、少し、おとなしいめ。

 何かやりにくそうに感じたが、江口のりことの場面はグッドであった。

 

 石田ひかりはこのドラマで、早く出てきてといった感じの救世主であった。

 

 鈴木伸之が出てこられると、今田美桜が少し水を得た感じがした。

 鈴木伸之はかなり大きな役割を持った立ち位置で、演じ方も好感が持てた。

 調べてみると、イチローの子(?)らしいが、あまり知らない。

 鈴木伸之はこれwからどんどん伸びそうな俳優だと感じた。

 

 今回も好き勝手に記録しておりますが、失礼があればお許しください。

 

今田美桜(田中麻理鈴)
江口のりこ(峰岸雪)
鈴木伸之(小野忠)
高橋文哉(山瀬くん)
向井理(T・Oさん)
石田ひかり(夏目聡子)
和田雅成(森岡巧)
志田未来(大井美加)
荒牧慶彦(白田哲士)
渡辺江里子(三瓶花子)
石橋静河(梨田友子)
近藤春菜(川端光)
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浄土真宗本願寺派 ​龍華山 善照寺〔はじめての安堵町) 樹齢300年の盆栽と云われる冨生の松(ふしょうのまつ)は重厚で美しい(11景)

2022年06月25日 | お出かけ

 

 

   浄土真宗本願寺派 ​龍華山 善照寺

 

 

善照寺

山号  龍華山

宗派  浄土真宗本願寺派

御本尊  阿弥陀如来

住所  奈良県生駒郡安堵町大字東安堵342

善照寺

善照寺の向かって右は田畑、お向かいには重厚な民家

善照寺の鐘

善照寺の鐘堂を上の写真の反対方向から見る。

善照寺の本堂正面の左右にある四角い石柱

左右の石の下にはそれぞれ4匹の異形が重そうな土台を支えている。

支えている異形をアップして見る。

雷封じの井戸

こういった雷封じの井というのは日本の各地に残る。

善照寺には、美しい飾り瓦が残る。

迦陵頻伽の瓦 極楽の鳥 迦陵頻伽の瓦 というものがあり、珍しいそうだ。

私は何の知識もなくこの寺を訪れたので、意識せずにいた。

なんとなく迦陵頻伽の姿を認めるが、はっきりしないので、機会があれば是非もう一度、この寺を参ってみたい。

冨生の松(ふしょうのまつ)

美しすぎて、ただただ圧巻。

もう一度見てみたい!

冨生の松(ふしょうのまつ)

樹齢300年の盆栽

どの角度から見ても素晴らしいフォルムの黒松

冨生の松(ふしょうのまつ)

見上げても重厚

力強さを感じる 冨生の松(ふしょうのまつ) 

今回浄土真宗本願寺派 ​龍華山 善照寺をお参りし冨生の松(ふしょうのまつ)に出会えたことは、大変喜ばしいことである。

初めて、安堵町をおとづれた甲斐があったと考えている。

  

冨生の松(ふしょうのまつ)

「冨生の松(根上の松)」は浄土真宗中興の祖、第8世蓮如上人の教化地である福井県より水路で運ばれてきたと寺伝にありました。

 今年、その「冨生」という地名は、福井県越前市蓑脇町付近であるということが分かり、そこにはまさに鞍谷川が流れています。

 樹齢300年の盆栽を大きくしたような形の松は、根が盛り上がるようにして人工的に作られたのが特徴で、国内でも珍しい形の唯一無二の黒松です。

(浄土真宗本願寺派 ​龍華山 善照寺 公式HPよりお借りしました。)

 
 
 

浄土真宗本願寺派 ​龍華山 善照寺

電話 0743-57-2154
奈良県生駒郡安堵町大字東安堵342

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『廓庵 十牛図 入鄽垂手(にってんすいしゅ)』   『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』至文堂ハードカバー より

2022年06月25日 | 哲学

 

  『廓庵 十牛図 入鄽垂手』

 

 入鄽垂手(にってんすいしゅ)= 入鄽垂手(町に出て生活する) 

『廓庵 十牛図 入鄽垂手』

手ハそれて是ハ

 空なるおとこ山

かれたる枝に

 鳥やすむらん

 

身をおもふ 身をハ

 心そくるしむる

あるにまかせて

 有にあるへき

 

  座禅儀

般若菩薩起大悲心弘誓精修三昧

 

(『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』より『廓庵 十牛図 入鄽垂手』を写す。)

 

   『廓庵 十牛図 騎牛帰家』

 

騎牛帰家

 善もなく悪もない。

 対立を排除してしまったところに、新しい自分(=本性)が存在する。

「入鄽垂手」に描かれた牧人(=本性)に出会うには、、、

 

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

  

  • 至文堂 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ

 

 
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『廓庵 十牛図 騎牛帰家』  『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

2022年06月25日 | 哲学

 

  『廓庵 十牛図 騎牛帰家』

 

すみのふる心の

 空にうそ

  ふきて

 立ふり行

  みねの白雲

かへり見むとを山

 道の雪きゝて

心のうしに

 のりてこに せき

 

(『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』より『廓庵 十牛図 騎牛帰家』を写す。)

 

 

『十牛図』とは

『十牛図』は、中国の宋の時代の禅の入門書

 絵には、それぞれ漢文の「序(じょ)」と漢詩の「頌(じゅ)」がつけられている。

 禅の考えや絵の説明が書かれてる。

 漢詩(頌)は廓庵師遠(かくあんしおん)禅師が作り、序は弟子の慈遠(じおん)禅師がのちに付けた。

『十牛図』の絵はさまざまな種類のものが残されているとのこと。

 

『十牛図』は、一頭の牛が登場。

 牛は普段はおとなしく、物静かでだが、あばれると非常に強く、手がつけられない。

 その姿はまるで、人間の心の様子に似ているとされ、こういった話が生まれたのかもしれない。

 

   『廓庵 十牛図 騎牛帰家』

 

騎牛帰家: 騎(旅人)は牛に乗って、家へ帰る。

 旅人は、なぜ楽しそうに歌を歌ったり、笛を吹いたりしながら、のんびりと家に帰って行くのか。

『十牛図』の説くところでは、旅人も牛も、もともと同じもの。

 やっとの思いで牛をつかまえ、手なずけても、「元に戻った」にすぎないのだ。

 

 それでも旅人が満足しているのは、誰に言われるでもなく、自からが牛を探しはじめたから。

 自分の足で歩きまわって、いろいろ大変な思いをしてきたことは自分だけの財産であり、満足に値する。

「元に戻った」ことと、「何もしなかった」ことは同じではないという教えである。

 

 

 

 『生と死の図像学―アジアにおける生と死のコスモロジー』 (明治大学人文科学研究所叢書)  至文堂ハードカバー より

  

  • 至文堂 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
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  • 単行本 ‏ : ‎ 426ページ

 

 
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蓮  (5景) 二首:「蓮葉の 濁りに染まぬ心もて なにかは露を 玉とあざむく」「風吹けば 蓮の浮き葉に玉越えて 涼しくなりぬ ひぐらしの声」

2022年06月22日 | 和歌、短歌

蓮  (5景) 

   「蓮葉の 濁りに染まぬ心もて なにかは露を 玉とあざむく」

   「風吹けば 蓮の浮き葉に玉越えて 涼しくなりぬ ひぐらしの声」

 

 

 

 最近奈良県立馬見丘陵公園に行くことが多い私。

 写真は菖蒲園今年二度目をおとづれた頃の蓮池。

 ちょうど、6月中旬のことです。

 

 午前中なのではすが咲いていました。

 ベンチがあったので、蓮を見て休憩。

 静かで、蓮の花には仏が降りるという伝説があるのも納得です。

 

 この日は一人でしたので、本を開けて見ました。

 鳥のささやき、風の音

 蓮が、パチンと音を立てたような錯覚に陥りました。

 

      静かなひとときです。    乱鳥

 

蓮葉の 濁りに染まぬ心もて

なにかは露を 玉とあざむく

    遍昭  古今和歌集  夏・165

 

 

風吹けば 蓮の浮き葉に玉越えて

涼しくなりぬ ひぐらしの声

    源俊頼  金葉和歌集  哀傷・154

 

 

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鳥の戯れ   天王寺動物園で、乱鳥 鳥と遊ぶ。     (2022,06,14 3景)

2022年06月22日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

鳥の戯れ   天王寺動物園で、乱鳥 鳥と遊ぶ。    (2022,06,14 3景)

 

 

 今月、動物園に二度行った。

 一日目はひたすらホッキョクグマ親子と霊長目を楽しんでいた。

 ホッキョクグマの様子はこちら 

 ホッキョクグマ親子 (天王寺動物園)  (6景)   2022年6月

 

 そして先日(6/14)は鳥やネコ科や爬虫類

 特に鳥に時間を費やし、またまた動物園の全てを見て回ることはできなかった。

 

 15時半頃から17時頃の鳥たちは、すこぶる機嫌が良かった。

 コウノトリは動き回り、愛を語り、共鳴し、長く見ていた。

 コウノトリが鳴くので同じように私もコウノトリに語らってはみたが、無視された。

 

 鶴のような形の鳥が複数いた。

 彼らは胸を貼り嘴を空に掲げ、威厳を持って対応してくれる。

 

 彼らが右へ左へと歩いて見せてくれるので、大向こうをはるとコウノトリとは違い、答えてくれる。

 時に声を出して歌い、羽を広げ舞を披露する鳥たち。

 明らかに観客の私に見せ場を設けて、見得さえ切ってくれる鳥たち。

 

 鳥は人の好き嫌いがあるような気がする。

 子供か ノリの良い阿呆の乱鳥のような人間にはあからさまに羽を広げて美しさを披露する。

 

 乱鳥は鳥に足らずの知能の持ち主である。

 彼らは乱鳥に鳥類の親しみを持ってくれているのであろうか?

 あるいは羽を広げているのは威嚇か挑発なのか、、、

 その真意は定かでないが、彼らは乱鳥に近づき擦り寄り、自分の大切なレタスまで近くに持ってきて金網ギリギリで食べてくれる。

 

 彼らの中で、バカほど長い時間戯れたのが 冠鶴(カンムリヅル)

 上に書いたレタスの主は、カンムリヅルである。

 彼は多くの舞を披露し、歌い、近づき、レタスを食べた。

 私にレタスをくれようとする身振りさえ見せてくれた。

 金網ギリギリまで近づき、身をすり寄せ、その場を離れようとすると体を激しく動かせ、私たちが離れることを阻止した。

 

 中学生の頃、油絵(30号)にカンムリヅルを描いたことがある。

 伸びやかに冠部分を描いた事を覚えているが、ふくよかな顔の立体感まで描けてなかったような気がする。

 そして何より、あのお茶目なカンムリヅルの性格までは見抜けてなく、描くことも出来ずいにいた。

 付け加えるならば、当時は京都市立動物園のカンムリヅルに通った記録がある。

 

 話を戻そう。

 天王寺動物園のカンムリヅルは、歌舞伎役者のようにまめまめしく所作と間を取り、演じてくれた。

 顔は重厚だが、頭は寺子屋か石川五右衛門。そんな感じである。

 衣装も桂も、化粧も所作も、かっこが良い。

 芝居のかわりに、小半時間はカンムリヅル相手に声をかけ楽しんでいた。

          これぞ、乱鳥の戯れ

 

 

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『昔く桃太郎発端話説』5 上 表紙 を写す 「これハとんとうまそうなもゝじや」 山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

2022年06月21日 | 山東京傳

『昔く桃太郎発端話説』5 上 表紙 を写す 「これハとんとうまそうなもゝじや」 山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

 

「これハとんとうまそうなもゝじや、

 しかし、大のいたごと、きんねんの

 大あたりときたハ」

 

 

 

 『昔く桃太郎発端話説』上,中,下 /  山東京伝 作 ; 春朗 画 通油町(江戸) : つたや, [出版年不明] 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

上,中,下 / 山東京伝 作 ; 春朗 画

早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 

 

 

 

『昔く桃太郎発端話説』上,中,下 /  山東京伝 作 ; 春朗 画 通油町(江戸) : つたや, [出版年不明] 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

『昔く桃太郎発端話説』2 上 表紙 を写す   山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

『昔く桃太郎発端話説』3 上 表紙 を写す   山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

『昔く桃太郎発端話説』4 上 表紙 を写す 「諸説す、むかし/\見るかとよ」 山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

『昔く桃太郎発端話説』5 上 表紙 を写す 「これハとんとうまそうなもゝじや」 山東京伝 作 ; 春朗 画  板元通油町 つたや

 

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沙羅の蕾(6/12)と花(6/20)  『平家物語』第一巻「祇園精舎」 (矢田寺 5景)

2022年06月21日 | お出かけ

 

 

 沙羅の蕾(6/12)と花(6/20)  『平家物語』第一巻「祇園精舎」 (矢田寺 5景)

 

 サラソウジュ (ウィキペディア)

(沙羅双樹、娑羅双樹、学名: Shorea robusta)は、フタバガキ科サラノキ属の常緑高木。シャラソウジュ、サラノキ、シャラノキともいう。ただし、これらの名で呼ばれ、日本の寺院に聖樹として植わっている木のほとんどは、本種ではなくナツツバキである。 ラワンの一種レッドラワン(S. negrosensis)と同属である。

 

 サラソウジュと仏教 (ウィキペディア)

 沙羅樹は神話学的には復活・再生・若返りの象徴である「生命の木」に分類される。

 仏教では二本並んだ沙羅の木の下で釈尊が入滅したことから般涅槃の象徴とされ、沙羅双樹とも呼ばれる。

 

 サンスクリットではシャーラ(サンスクリット語: शाल, śāla)またはサーラ(サンスクリット語: साल, sāla)と呼ばれる。

 

 日本語の沙羅樹の「シャラ」または「サラ」はこれに由来している。

 現代ヒンディー語での名はサール(sāl)。

 釈迦がクシナガラで入滅(死去)したとき、臥床の四辺にあったという、4双8本の沙羅樹。

 時じくの花を咲かせ、たちまちに枯れ、白色に変じ、さながら鶴の群れのごとくであったという(「鶴林」の出典)。

 以上のように伝本により木の本数には異同がある。

 しかし、いずれにせよ「双」は元々の樹木の名に含まれておらず、二本もしくは二本組ずつになった木の謂である。

 

 仏教三大聖樹 (ウィキペディア)

  無憂樹(マメ科):釈迦が生まれた所にあった木

  印度菩提樹(クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木

  娑羅樹(フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった樹木

 

沙羅: 蕾(6/12)と花(6/20)

2022,06,12

2022,06,12

2022,06,20

 

 

 

『平家物語』

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす

 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし

 猛き者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵におなじ

 

   『平家物語』第一巻「祇園精舎」より

 

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主人神社  結界あり(7景)【この神社へは近くの村から年に一人、怪物のために若い娘を差し出さねばならん】という人身御供の伝説あり。

2022年06月21日 | お出かけ

 

 

  主人神社  結界あり(7景)【この神社へは近くの村から年に一人、怪物のために若い娘を差し出さねばならん】という人身御供の伝説あり。

 

 

主人(ぬしと)神社 

 

祭神

 櫛玉饒速命(クシタマニギハヤヒノミコト)

 御炊屋姫神(ミカシギヤヒメカミ)

 

言い伝え

 昔のこと。人身御供の伝説があったとさ。

 昔、この神社へは近くの村から年に一人、怪物のために若い娘を差し出さねばならん。

 ある日、旅の僧が村人の嘆きを聞き、愛犬「サン」を連れて神社に向かったと。

 怪物の正体は境内に棲む老いた土蜘蛛だとさ。

 愛犬は土蜘蛛を噛み殺して、ワンコもクモの毒気で倒れたと。

 かわいそうに思った村人はワンコを手厚く葬り、この旅の僧も年老いるまで世話をしたとよ。

        どんとはらい

言い伝えと史実

 上のような言い伝えがあるが、明治時代まで、矢田村の主人神社では、

    毎年一人の処女を境内の仮小屋に住まわせて祭神に奉仕させたそうです。

 

御利益   

 火災予防盗難除け、

 諸厄除け  

祭礼   

 10月第16日  

所在地   

 奈良県大和郡山市矢田町796  

 

 

古い形の鳥居に縄(結界)が貼られ、鳥居とされている。

鳥居としての結界と、御炊屋姫を祀る主人神社前の大きな結界

大きな結界

御炊屋姫を祀る主人神社

手前:大きな結界

後ろ:御炊屋姫を祀る主人神社

御炊屋姫を祀る主人神社

御炊屋姫を祀る主人神社にも注連縄

大きな結界

 

 

 

 見て頂き有難う御座います。

 感謝申し上げます。

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『演劇界』2022年4月号 【特集】 御家の重宝――秘蔵の逸品――  表紙:片岡仁左衛門 片岡我當:【門弟、スタッフたちの真心】

2022年06月21日 | 舞台・音楽 雑感メモ

 

  『演劇界』2022年4月号 【特集】 御家の重宝――秘蔵の逸品――  表紙:片岡仁左衛門 片岡我當:【門弟、スタッフたちの真心】

 

 

『演劇界  御家の重宝――秘蔵の逸品――』を楽しむ。

 それ俺の役者らしい逸品を出され、ほのぼのとし、納得する。

 中でも片岡我當さんは物質的なものではなく、【門弟、スタッフたちの真心】という。

 片岡我當さんは、若かりし頃はキャップを被り颯爽と小走りし楽屋入りされ、舞台に身と心を投じる素晴らしい役者さんであると感じている。

 私の感じている片岡我當さんの役者姿と、【門弟、スタッフたちの真心】という品位と思いやりが重複し、共鳴し合う。

『演劇界  御家の重宝――秘蔵の逸品――』を開けてみて良かったと感じる。 

 

 



【特集】
●御家の重宝――秘蔵の逸品――

◇歌舞伎のお宝
◇歌舞伎に登場する重宝
・刀剣 武具・旗
・神器・鏡・玉
香合・香炉・尊像・皿
・書き物、描き物 印判
◇歌舞伎俳優の宝物
◇お宝発掘!隠れた名作
◇取材を通して得た、珠玉の言葉


◆かぶきの至宝――児玉竜一
山田東洋筆
「四代目中村芝翫肖像」「四代目中村福助肖像」
◆幸四郎の千一夜
文=松本幸四郎

◆歌舞伎座 二月大歌舞伎
『義経千本桜』「渡海屋・大物浦」
片岡仁左衛門
一世一代の知盛

◆仲春の舞台
・歌舞伎座
・博多座
・シアターコクーン
・PARCO劇場
・二月文楽公演

◆ミュージカル『ラ・マンチャの男』


...ほか

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映画『俺はまだ本気出してないだけ』3,3★/5  映画『13日の金曜日』2009年版 2,9★/5 映画『パニックマーケット』3,1★/5 

2022年06月20日 | 映画

 映画『俺はまだ本気出してないだけ』3,3★/5  映画『13日の金曜日』2009年版 2,9★/5 映画『パニックマーケット』3,1★/5 

 

 映画3本を見た。

 充実した時間の使い方ができたと喜んでいる。

 こういった娯楽映画も面白いものだ。

 

 

 映画『俺はまだ本気出してないだけ』 

 見た目も中身もダメな中年男が奮闘する姿を描いた青野春秋の同名人気漫画を、堤真一主演、「勇者ヨシヒコと魔王の城」「コドモ警察」の福田雄一監督で映画化。42歳でバツイチ子持ちの大黒シズオは、「本当の自分を探す」という理由で会社を辞めるが、毎日朝からゲームをしてばかり。高校生の娘に借金し、バイト先ではミスを連発するダメダメな日々を送っていたシズオは、ある日突然、漫画家になると宣言するのだが……。

 橋本愛、生瀬勝久、山田孝之、濱田岳、石橋蓮司、ムロツヨシ、池田成志、佐藤二朗

 

 石橋蓮司、佐藤二朗、生瀬勝久、濱田岳など、俳優がよかった。

 

 2013年製作/105分/G/日本
 配給:松竹

 

 映画『13日の金曜日』

 2009年版 2,9★/5 

 

 映画『パニックマーケット』

 3,1★/5 

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ドラマ『共演NG』 全7回 結部分0,1★/5撃沈 (1〜6回:3,8★/5 7回特別編:0,1★/5) 2020年 中井貴一 鈴木京香 里見浩太朗 加藤雅也 リリー・フランキー 他

2022年06月20日 | ドラマ

  ドラマ『共演NG』 全7回(1〜6回:3,8★/5 7回特別編:0,1★/5撃沈) 2020年 中井貴一 鈴木京香 里見浩太朗 加藤雅也 リリー・フランキー 他

 

 中井貴一 鈴木京香主演のドラマ『共演NG』を見る。

 1〜6回を休憩を挟みつつ見たが、割合に面白かった。

 というのも、中井貴一 鈴木京香 里見浩太朗 加藤雅也のやりとりが面白かったからだ。

 

 疲れたので、特別編(7回目)は、食後に見てみようと考えていた。

 ところが、、、、

 

 第7回目は1回目から6回目などの過去を振り返る映像が出てきて、念押し状態。

 映像だけではない。

 斎藤工というなんの特徴もない役者が、回想状態というのか、サスペンスの最後の犯人の種明かし状態で平べったく話し始める。

 余りにも非道映像に、早送りをして見て見たが、見るニラ得ないので途中で見ることを諦めた。

 

 これはひどい!

 役者のナレーションに匹敵するであろう種明かし或いは回想部分の話し方は、いつもの彼のように特徴がなく、どういった演技を目指しているかはわからない。

 もしこの役が、若かりし頃の森本レオならば、くだらない特別編の展開よはいえ、見たのではないかと考える。

 

 斎藤工は自ら監督したという30分映画を2本見たことがある。

 もう少し志の高い作品作りを展開するのかと考えていたが、筋書きも演出も演技も感心しなかった。

 70年代80年代に捜索されていたような抽象的芸術作品を志したいなら、工夫と演じ方が必要であるが、この2本の映画で彼の半端な感覚と印象の薄い演技に撃沈した。

 

 彼出演の作品は何本も見ているはずなのに、全く印象がない。

 ただただ分厚い唇がボソボソと、偽善者のように表面上優しく話している感が否めない。

 印象にない演じてといえば、亡くなられてしまったMHさんの演じ方も、思い出されない。

 共通点はお二方とも、一見優しそうに話されている。

 

 ドラマ『共演NG』の7回特別編は展開そのものがひどかった。

 1〜6回で中井喜一などの役者たちが心して演じられているにもかかわらず、上にも書いたが7回特別編で繰り返しの映像と斎藤の解説が続けられる。

 バカか!

 秋元康という人物は、視聴者をバカにしているのか?

 

 なぜ映像を延々と繰り返し、下手なナレーションで解説までするのか?

 視聴者はここまで見せないとわからないであるというお節介か?

 

 金儲けか?

 6回で終了するとことを、脚本がかけないので、回想、解説で1回ぶん引き伸ばしたのか?

 

 小学生の頃、こういったことが書かれていた事を思い出した。

 小説でページ数を稼ぎたければ、戦争物を書けばいい、、と。

 

 前に進め 

  たっ

 止まれ

  さっ

 整列

  さっ

 斜め前

  さっ

 番号

  一

  二

  三

  四

  五  

  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 数字はかなり続き、これでページは稼げる、と。

『共演NG』の7回特別編を見て、そんな事が書かれていた事を思い出した。

 

 せっかく中井貴一 鈴木京香 里見浩太朗 加藤雅也たちが頑張ってドラマを展開していたのだが、胃赤二千、起承転結の結部分が金儲け主義で雑であったと考える。

 こういったくどい、説教くさい、視聴者をバカにしたまとめ方を私は感心しない。

 

 

 

 

 

 

秋元康 企画 秋元康 脚本

大根仁 樋口卓治 演出 大根仁

出演者 中井貴一 鈴木京香 斎藤工 山口紗弥加 猫背椿 リリー・フランキー 堀部圭亮 細田善彦 小澤廉 若月佑美 小野花梨 小野塚勇人(劇団EXILE) 里見浩太朗 森永悠希 小島藤子 岡部たかし 迫田孝也 岩谷健司 瀧内公美 橋本じゅん

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『人はなぜたびに出るのか』30 4,6★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2007年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

2022年06月18日 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 

 

 

『人はなぜたびに出るのか』30 4,6★/5  (明治大学公開文化講座) 新書 – 2007年 明治大学人文科学研究所、 明大人文科学研究所 風間書房

 

 

 

「人はなぜ旅に出るのか」という総合テーマのもとに、4人の講演者が「旅」という言葉に秘められた「奥深い空間」を自在に語る。明治大学人文科学研究所主催の講演集。

【講演者紹介】
金山秋男(かねやま あきお) 明治大学法学部教授 専攻:仏教・宗教民族学
原田大二郎(はらだ だいじろう)俳優 明治大学法学部卒業。芸気団文学座を経て、独立。明治大学文・法・情報コミュニケーション学部特別招聘教授。
立野正裕(たての まさひろ)明治大学文学部教授 専攻:二十世紀イギリス文学
菅啓次郎(すが けいじろう)明治大学理工学部教授 専攻:比較文学・比較文化

 

『人はなぜたびに出るのか』を読了。

 

 興味のある内容であったので、面白く一気に読む。

 

 

       大当たり!

 

 

 明治大学公開文化講座のシリーズは10年以上も舞になるが読んでいたことがあった。

 ここにきて、また読み始めているが、奈良県内の図書館にない本も多いので、購入を考えている。

 

 コロナで公開講座を受けられない昨今、こういった本は非常にありがたい。

 

 

 

明治大学人文科学研究所 

明大人文科学研究所

風間書房

 

 明治大学人文科学研究所の公開文化講座の講演集。今回のテーマは「言語(ことば)」。

 4人の講師陣が、文学と言語、マスメディアと言語、現代日本語にみるジェンダーの様相、言葉とスポーツについて明快に論じる。

 

 

 
 2009年〜2010年に9冊読んだことのある明治大学公開文化講座 (風間書房)が気になったので、読んでみる。
 
 私の場合はコロナが怖いので、講座も講演も聴きに行くことのできないこういった今、明治大学公開文化講座はありがたい。
 
 気になる本を再読したり、また新たなものも読む進めようと思う。
 
 このシリーズはありがたい。
 
 
 
 
 
 
 
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