乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

1791年の9月30日 モーツァルトの最後のオペラ『魔笛』が初演された日☆

2011-09-30 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 1791年 9月30日

  モーツァルトの最後のオペラ『魔笛』が初演。


       
                                   
       Magic Flute (Queen of Night Aria) 
       
                                 




 下は以前から何度か取り上げている『魔笛』の「パパパ」です^^
 
 今回は3パターンでどうぞ…☆

 Roth and Le Roi perform "Papagena / Papageno!"
 

 Papageno-Papagena Duet
 

 Papageno Papagena Duet - Nathan Gunn, Jen Aylmer
 






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

117; 同成社江戸時代史叢書13 『江戸庶民の信仰と行楽』 池上真由美 著 2002年

2011-09-30 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫




 117; 同成社江戸時代史叢書13 『江戸庶民の信仰と行楽』  



 






 同成社江戸時代史叢書13 『江戸庶民の信仰と行楽』

 同成社

 池上真由美 著

  東京生まれ。法政大学文学部史学科卒業。雑誌編集者を経て、現在、フリーライター。旅行作家の会会員。共著に「多摩の街道」など。

 2002年 

 212ページ

 2,415円




 「BOOKデータベース」より ▼

 江戸時代後期に起こった空前の旅ブームのなかで、江戸の庶民は、遠くは伊勢に、また近くは大山や江の島に参詣の小旅行に出かけた。彼らはどんな意識で、どんなスタイルの旅を楽しんだのだろうか…。


 「BOOKデータベース」より ▼

[目次]
第1章 江戸の庶民と旅(江戸後期の旅ブーム
旅の準備 ほか)
第2章 江戸庶民と大山詣(大山の歴史
大山講 ほか)
第3章 江戸庶民の近郊行楽地(江ノ島詣
鎌倉寺社めぐり ほか)
第4章 神奈川九宿の旅篭と往還(川崎宿
神奈川宿 ほか)



 10月初旬までの予定で弁財天の企画を組まれている平等院ミュージアムに通じる内容が書かれていたため、興味深く読み進める。

 おもしろかった。

 今回も題名などの記録のみにて、失礼申し上げます。



 


 memo

    お陰参りの意味

    仮名草子を含む古典なども合わせて、旅行書の流行や意味

 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良県桜井市笠の蕎麦畑満開 (13景)とんぼ飛び交うのどかな田園風景を堪能できたことに感謝して

2011-09-30 | お出かけ






        奈良県桜井市笠の蕎麦畑満開



 奈良県桜井市笠の蕎麦畑では白い花が満開でした。

 白い可憐な花の茎は緋色ひいろで、猩々しょうじょうを思わせます。

 何気ない美しい顔の下には、こんな姿を隠していたのかと、ほくそ笑んでしまいました。


 徳島県脇町うだつでも蕎麦の栽培が盛んです。

 蕎麦は痩せた土地でも育つらしく、米の変わりに植えられていたと聞いたことがあります。

 今はご飯よりも蕎麦がありがたがられる場合もあり、こう書いていますわたくしも蕎麦が大好きです。

 奈良県桜井市笠では米栽培も花栽培も盛んですが、十年くらい前に村おこしとして蕎麦を植えられたそうです。

 なので今年わたしは、初めて蕎麦の花を見ることができたのです。


 そばの花が満開の頃は、稲が頭こうべを垂れ、黄金色に輝いていました。

 ちょうど秋桜のポット出荷日と重なり、そういった風景にも出会いました。

 とんぼ飛び交うのどかな田園風景を堪能できたことに感謝しています。

 


































コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

116; 『玉手箱と打出の小槌』 昔話の古層をさぐる  浅見徹 著 1983年 中公新書 5★

2011-09-29 | 読書全般(古典など以外の一般書)




 116;  『玉手箱と打出の小槌』  昔話の古層をさぐる



 


 5★ お勧めします☆





『玉手箱と打出の小槌』  昔話の古層をさぐる

 中央公論社

 中公新書  708

 浅見徹 著

 1983年

 264 ページ

 735円

 


目次
序章 語ることと書くこと(古代日本語と文字
無文字から文字使用の時代へ ほか)
第1章 浦島物語の諸相(浦島物語の資料
浦島物語における場 ほか)
第2章 神婚物語の発端と結末(幸運を掴む条件
古代の論理 ほか)
第3章 神婚物語の変貌(神格の下落
人間の優位 ほか)
第4章 成り上がりの完成(悪人一寸法師
成り上がり ほか)
終章 浦島太郎と一寸法師の間(神婚物語の生涯
浦島物語と一寸法師物語の変貌)





浅見徹

改稿 玉手箱と打出の小槌 (和泉選書)
単行本: ¥ 3,360
2006/11/1

万葉集の表現と受容 (研究叢書)
単行本: ¥ 10,500
2007/10/1

玉手箱と打出の小槌―昔話の古層をさぐる (中公新書 (708))
1983/1/1

家 (一語の辞典)
1996/2/1




「浦島太郎」と「一寸法師」の最終場面に登場する「玉手箱」と「打出の小槌」―この二つの小道具は、それぞれの話を締め括る重要な働きをしている。玉手箱は、浦島太郎を一瞬で年寄らせ、乙姫様との絶縁を完遂させる。打出の小槌は、一寸法師の背を引き伸ばしお姫様と結ばれる条件を整える。しかし、これらの小道具が、なぜ、どのようにして、この重要な役割を果たしているのか、よく考えてみると、どうも不思議なことが多い。これらの本来のあり方を、昔話の変遷の中から探る。



「浦島太郎」と「一寸法師」の最終場面に登場する「玉手箱」と「打出の小槌」は、物語を締め括る重要な役割をしている。この2つの小道具の本来のあり方を、昔話の変遷の中から探り、秘められた謎を解き明かしていく。






 中公新書『玉手箱と打出の小槌』  昔話の古層をさぐるを読む。

「神婚」 (異類婚姻)→ 本書では「神婚」 や「死と再生」の話を軸に、多くの民話を取り上げ説明されている。

 そこには共通部分も多く、改めて納得した。

 かなり古い本 (1983年)ではありますが、「神婚」や「死と復活」(本書では「死と再生」ではなく「死と復活」という言葉が使用されている)や 民話に少し興味のある私には納得のいく一冊。そういったことに関心のある方には、お勧めし対一冊です。

 また、改正版 和泉選書 (2007年)が出版されているようです。




 memo


 「死と復活」(本書では「死と再生」ではなく「死と復活」という言葉が使用されている)     (本書全体 140-

    一寸法師
    花咲か爺
    竹取物語
    桃太郎
    浦島太郎

    化物風情
    瓜子姫
    力太郎
    豆助
    田螺息子
    酒呑童子
    御曹司島渡

    グリム童話ー白雪姫
    
        ほか 


   


  価値の転換   「一寸法師」から「グリム童話」     147ー151

 「グリム童話」               
  
    白雪姫
     七人の小人の意味  
       身体的特徴、仕事、社会的地位
     白雪姫
       なぜ、毒林檎をその場で食べたか?
       なぜ、見る形(童話では、ガラスの棺)で横たわっていたか?













コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とんぼ (5景)あきづ羽の袖振る妹を玉櫛笥 奥に思ふを見たまへ我が君/ 竹竿のさきに 夕日の 蜻蛉かな

2011-09-29 | ことのは





 
 奈良県の桜井市笠に行きました☆

 笠は十年程前から、蕎麦を栽培しておられ、現地で頂くことができます。 

 わたくしたちは、ざるそば、葱蕎麦、大きくてたっぷりの椎茸や大根おろしが入った荒神蕎麦など、人数では考えられないくらい多くを食べてしまいました。

 のどかな景色の中でゆっくりとした時間を過ごすことができ、この景色は一章ここ論刻み込まれるだろうなと感じました。

 

 笠地方ではアキアカネをはじめ、多くのとんぼを見ました。

 蕎麦や神社など多くを見ましたが、今回はとんぼに絞って、記録したいと思います。

 
 
 



    とんぼ











   万葉集 巻3 376       湯原王
 
 あきづ羽(は)の袖振る妹を玉櫛笥(たまくしげ)奥に思ふを見たまへ我が君


      蜻蛉(あきづ)は平安時代になると「あきつ」と清音



     



 竹竿のさきに 夕日の 蜻蛉かな       正岡子規




 








コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月29日 今日は「招き猫の日」「洋菓子の日」

2011-09-29 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 9月29日

 今日は「招き猫の日」「洋菓子の日」


 ニャンニャン ニャン(^^)ピグちゃん♩♩♩


 昨日は一日間違っていて、お芋と林檎とシナモンのケーキを焼いた。

 今日は本当の「洋菓子の日」 (爆爆^^::)

 昨日ケーキを焼いてしまったから、今日のおやつは…

 (招き)猫の形のナッツや紅茶のクッキーを焼こうと思う……。

 朝になるのが楽しみ♩♬♫☆今日も忙しくなりそうだ…♬^^v


 












 招き猫の日

 招き猫が福を招くといわれていることから、9月29日の「929」を「来る福」と読んで、日本招猫倶楽部が制定。


 洋菓子の日( 日本)

 三重県洋菓子協会が2002年に制定。フランスでは大天使ミシェル(ミカエル)が菓子職人の守護聖人となっており、その祝日が9月29日であることから。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

115; 幕末単身赴任『下級武士の食日記』  青木直己著 2005年 日本放送出版協会 生活人新書

2011-09-28 | 読書全般(古典など以外の一般書)



 115;  幕末単身赴任『下級武士の食日記』  



 




 幕末単身赴任『下級武士の食日記』

 生活人新書

 日本放送出版協会

 青木直己著

  2005/12

 195ページ

 735円



 先日から読み始めていた 幕末単身赴任『下級武士の食日記』を読了。

 少し原本(古文書)の挿入がしっかりとした明解な画で挿入されていると、本文と照らし合わせたり雰囲気が楽しめるのではないかと残念に感じる。

 本の一枚程度のぼやけた古文書が載せられては板が小さすぎて文字を読むことができない。

 本書本文を読めばいい的な意図が拭いきれないが、本文を読むだけにしては、古文書を直訳したようなかたさが残る。


 当時の食生活が、おおむね見えてくる。

 弥次喜多とまではいかないが、全体に面白い。 

 そういった点では、読んで楽しめる一冊だと感じた。






 時は幕末、万延元(1860)年。紀州和歌山藩の勤番侍・酒井伴四郎が、江戸での単身赴任中に書き記した詳細な日記帳を元に、江戸のグルメを紙上再現!安価ないわしや豆腐で節約しつつも、宴会ではかつお相手に腕をふるい、中秋の名月には月見団子を手作りする。時に王子権現の料亭に贅沢し、浅草で寿司、麹町で牡丹餅に舌鼓。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとうございます。昨日、アクセス数 749   gooブログ 558位でした☆

2011-09-28 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




   

 みなさま

 ご来場、ありがとうございます♫

 昨日、アクセス数 749   gooブログ 558位でした☆

 もしかすれば、昨日記録の 「はやぶさ」特別展示 in NARA   奈良県立図書情報館  (2景) 或は四代目猿之助:市川亀治郎さん襲名 香川照之さんは中車 / 市川中車について のおかげかなと考えております♬

「はやぶさ」は人気がありますし、猿之助さん、亀治郎さん、香川照之さんはファンに愛される役者さんたちなのですね(^^)



 朝夕、めっきりと寒くなってまいりました☆

 みなさま、

 お風邪をひかれませんように、お身体ご自愛下さいませ♩




   

      



【乱鳥の書きなぐり】のアクセス・ランキング

アクセスとランキングの状況を表示します。ランキングは上位10000件まで表示されます。

過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2011.09.27(火) 3573 PV 749 IP 558 位 / 1637220ブログ
2011.09.26(月) 3686 PV 364 IP 1812 位 / 1636814ブログ
2011.09.25(日) 4610 PV 394 IP 1506 位 / 1636415ブログ
2011.09.24(土) 4322 PV 310 IP 2180 位 / 1636103ブログ
2011.09.23(金) 3531 PV 391 IP 1458 位 / 1635787ブログ
2011.09.22(木) 3593 PV 336 IP 1929 位 / 1635436ブログ
2011.09.21(水) 3311 PV 412 IP 1650 位 / 1635046ブログ
過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)

日付 閲覧数 訪問者数 ランキング
2011.09.18 ~ 2011.09.24 26867 PV 2690 IP 1701 位 / 1636103ブログ
2011.09.11 ~ 2011.09.17 24727 PV 2713 IP 1686 位 / 1633396ブログ
2011.09.04 ~ 2011.09.10 79557 PV 44191 IP 16 位 / 1630574ブログ

トータルアクセス数

トータルアクセス数を任意の値に変更できます。「テンプレート編集」画面で設定できる「アクセス状況」モジュールに反映されます。
※日別の閲覧数・訪問者数とトータルアクセス数の加算タイミングにタイムラグが生じる場合があります。

トータル閲覧数(PV) 1555095 PV
トータル訪問者数(IP)386453 IP

 


   




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

114; 第61回特別展図録 まことに めでとう そうらいける『万歳』  (8枚)

2011-09-28 | 読書全般(古典など以外の一般書)






    114; 第61回特別展図録 まことに めでとう そうらいける『万歳』    (2007年9月)
                      

        




浮絵「万歳図」


「四季十二月遊」上


「人倫訓蒙図彙」‘勧進ものもらいの部’


「双筆五十三次赤坂」


「富士三十六景東都駿河町」


鯰絵「万歳楽」


「江戸風俗万歳之図」


万歳の図




    


 まことに めでとう そうらいける『万歳』

 第61回特別展図録

 2007年9月

 140ページ

 1575円


  


 奈良県立情報図書館で ‘まことに めでとう そうらいける『万歳』’ をお借りした。

 わたくしは伝統芸能が好きなので単にその一連として興味を覚えたのだが、読み進めるにつれ、その内容の深みに驚いた。

 今までにも民俗学関係書物で伝統芸能や漂泊民につて取り上げられていたが、‘まことに めでとう そうらいける『万歳』’ では、別方向からより具体的部分があった。

 内容は複雑で重いが、図録の中に掲げられた絵図はどこまでも美しい。



 たどたどしく中途半端に読み進める古文書部分に、面白い発見部分多々あり。

 大和万歳や秀吉の尾張事件など、深い歴史があることを知った。



 本書の中で伊勢万歳村田社中の語り(村田清光・中川晃)が載せられていた。

 2007年、村田さんという三重県鈴鹿市を拠点に活動する伊勢万歳、現役の太夫から万歳についての聞き取りが載せられていた。

 聞いたことがない話ばかりで、興味を覚えた。

 

    


A4判140項(カラー8項)
2007年9月に開催した第61回特別展「万歳-まことに めでとう そうらいける-」の図録です。万歳は、社会の状況を反映し、流行を敏感にとり入れました。それぞれの時代の万歳を見ることを通じて、社会の意識について考えた展示です。図録では、展示資料の紹介や内容を解説しています。
内容(目次)
・カラー図版
・総論…祝い込みます御万歳(展示を見るために)
①千秋萬歳のころ~千秋萬歳の千箱の玉を奉る
②大坂に来た万歳~ご当家のご繁昌は
③諸国の万歳~家もめでたく末広がる
④芸能と生活~お祝の者とも候いける
⑤支配と組織~何事もない様に
⑥万歳が迎えた近代~代々栄えてアラ楽し
・近世の土御門家と三河・尾張万歳(林 淳)
・近世の大和万歳(吉田栄治郎)
・三曲万歳の周辺 「胡弓」の歴史に及ぶ(山路興造)
・冬仕事万歳 法花寺の場合(太田恭治)
・伊勢万歳村田社中の語り(村田清光・中川晃)
・展示資料解説

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四代目猿之助:市川亀治郎さん襲名 香川照之さんは中車 / 市川中車について

2011-09-27 | 舞台・音楽 雑感メモ




       四代目猿之助:市川亀治郎さん襲名 香川照之さんは中車   毎日新聞 2011年9月27日 2時30分より ▼





 歌舞伎俳優の市川亀治郎さん(35)が、来年6月の新橋演舞場「初代市川猿翁(えんおう) 三代目市川段四郎五十回忌追善 六月大歌舞伎」公演で、四代目市川猿之助を襲名することが分かった。27日午後、松竹が発表する。同時に現・猿之助さん(71)の長男で俳優の香川照之さん(45)が、市川中車(ちゅうしゃ)を襲名し、香川さんの長男政明さん(7)が市川団子を名乗り初舞台を踏む予定だ。

 初代猿翁は、猿之助さんと現・段四郎さん(65)の祖父、三代目段四郎は2人の父。亀治郎さんは、段四郎さんの長男で猿之助さんのおいにあたる。猿之助さんは二代目猿翁を名乗る。

 香川さんは猿之助さんと女優の浜木綿子さんの長男で、映画、テレビを中心に活躍している。幼くして両親が離婚したため歌舞伎の舞台に立つことはなかったが、襲名を機に舞台活動も増えることが予想される。

 八代目中車は猿翁の弟が名乗っていた、猿之助家にとってゆかりのある名前だ。団子は猿之助さんが三代目、段四郎さんが四代目を名乗っていた。



    


 
 市川中車とは


 市川 中車(いちかわ ちゅうしゃ)は歌舞伎役者の名跡。屋号は立花屋。定紋は大割牡丹、替紋は片羽車。

「中車」は初代市川八百蔵の俳名に由来する。

 この初代と、続く二・三・四・五・六代目は、それぞれ「中車」を俳名としては使ったが、実際にこれを名跡として襲名することはなかった。

 実際に「市川中車」を襲名したのは七代目が最初である。

 2011年9月27日、翌年行われる「六月大歌舞伎」の記者会見にて、三代目市川猿之助の長男で俳優の香川照之が、九代目中車を襲名することが発表された。



(初 代 市川中車)
道外方の松島茂平の子、1730–59。二代目市川團十郎の門人。
松島吉三郎 → 松島八百蔵 → 初代市川八百蔵(俳名:初代中車)
(二代目 市川中車)
初代の妹婿、1735–77。
中村傳蔵 → 二代目市川八百蔵(俳名:二代目中車)
(三代目 市川中車)
二代目澤村宗十郎の長男、1747–1819。
澤村金平 → 澤村四郎五郎 → 瀬川雄次郎 → 澤村四郎五郎 → 三代目市川八百蔵(俳名:三代目中車) → 二代目助高屋高助 → 助高屋四郎五郎 → 二代目助高屋高助。
(四代目 市川中車)
舞踊藤間流の初代藤間勘十郎の弟、1772–1844。
岩井かるも → 岩井喜世太郎 → 四代目市川八百蔵 → 初代市川伊達十郎 → 四代目市川八百蔵(俳名:四代目中車)
(五代目 市川中車)
舞踊藤間流の三代目藤間勘兵衛の子、1805–70。
市川團吉 → 二代目市川伊達十郎 → 五代目市川八百蔵(俳名:五代目中車) → 三代目關三十郎
(六代目 市川中車)
五代目の養子、1838–89。
關花助 → 六代目市川八百蔵(俳名:六代目中車) → 四代目關三十郎
七代目 市川中車
京の両替商の子、1860–1936。二代目尾上多見蔵の門人。
尾上常次郎 → 中山鶴五郎 → 七代目市川八百蔵 → 七代目市川中車
八代目 市川中車
七代目の養子、1896–1971。実父は初代市川猿之助。
市川松尾 → 八代目市川八百蔵 → 八代目市川中車





    


 おめでとうございます♩

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「はやぶさ」特別展示 in NARA   奈良県立図書情報館  (2景)

2011-09-27 | 美術・文様・展示物











 奈良県立図書情報館にて、「はやぶさ」特別展示 in NARAを見た。

 おもいのほか小さな「はやぶさ」ではあったが、地球に帰ってきた感動は大きい。

 特別展示をゆっくりと二度見学させていただき、15分の「はやぶさ」フィルムも拝見させていただいた。

 わたしたちが幼いことに描いた宇宙が、一歩また一歩と近づいている。

 今のこどもたちがイメージ的に何の植え付けもなく宇宙未来都市を描くと、どんな絵になるのだろうか?

 随分ようすがかわっているのではないかと想像する。



「はやぶさ」本体外側に細やかな傷がついており、宇宙から帰ってきたという現実を物語る。

 パラシュートが横に広げられ、実感が深まる。

「はやぶさ」フィルムでは研究チーム一同の歓喜あふれる表情と声に、わたくしまで感動で電気が走り、肌寒く感じた。



 9月21日から帰還カプセル「はやぶさ」特別展示in NARA がメインエントランスにて開催するのに併せて、関連図書を展示します。幾多の困難を乗り越えて、世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」。

 帰還から1年が経ち、はやぶさは「世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機」としてギネスにも認定されたそうだ。

 奈良県立図書情報館では 「はやぶさ」特別展示 in NARAが開催されていた盛夏、館内はいつもにもまして厳重警戒。

 監視の方々や警備員が複数人おられた。


     

          




 企画展示 帰還カプセル「はやぶさ」特別展示 in NARA 平成23年9月21日(水)~25日(日)



 奈良県立図書情報館では、帰還カプセル「はやぶさ」特別展示 in NARA を開催。

 工学実験探査機として、開発・運用された「はやぶさ」は、2003年5月に打ち上げられ、2005年9月12日に小惑星イトカワに到着、その後、3回の小惑星接近と2度の着陸を行い、2010年6月13日に地球に帰還。

 今回の展示では、「はやぶさ」再突入カプセルやその搭載電子機器部など、運用を終えた帰還カプセル「はやぶさ」を関係パネルとともに特別展示。


   



 帰還カプセル「はやぶさ」特別展示記念 図書展示 平成23年9月1日(木)~29日(木)

 
平成23年9月1日(木)~29日(木)
展示場所
2階 情報資料スペース
展示図書

 当館所蔵資料のうち、小惑星探査機「はやぶさ」関連本をはじめ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)関連図書、ブラックホールの研究で有名な物理学者のスティーブン・ホーキングの著作や宇宙研究に関する本、日本人宇宙飛行士に関する本などを展示。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大きな「キリ」の葉   (2景)   / 『楼門五三桐』 名台詞 絶景かな、絶景かな。

2011-09-27 | ことのは








 上の葉はキリだと思います…たぶん…。    (^^?)

 大きな葉っぱで、直径30㎝近くありました  @@ビック!





    

     『楼門五三桐』(ろうもんごさんのきり)

    




「 絶景かな、絶景かな。


 春の眺めは値千金(あたい)とは小せえ、小せえ。この五右衛門には値万両、最早(もはや)陽(ひ)も西に傾き、誠に春の夕暮れに花の盛りもまた一入(ひとしお)、はて、うららかな眺めじゃなぁ。

 ハテ心得ぬ(こころえぬ)、われを忘れずこのところに羽根(はね)を休むるとは‥。

 なになに、某(それがし)もとは大明十二代神宗皇帝の臣下宋蘇卿(そうそけい)と言いし者、本国に一子(いっし)を残し、この土(ど)に渡り謀叛(むほん)の企て(くわだて)今月ただいま露顕(ろけん)なし、たとえ空しく(むなしく)相果つるとも、かの地に残せし倅(せがれ)、われを慕うて日本へ渡りしとほぼ聞けど、いまだ対面は遂げず形見(かたみ)に与えし蘭麝待(らんじゃたい)という名香を証拠になにとぞ尋ね出し、わが無念を語り、力を合わせ、久吉を討ち取るべきものなり。すりゃ此村大炒之助(このむらおおいのすけ)と言いしは、わが父宋蘇卿にありつるか、父の無念、光秀公の恨み、たとえこの身は油で煮られ、肉はとろけ、骨は微塵(みじん)に砕くるとも、おのれ久吉、今にぞ思い知らせてくれん…。 」






                  カッコイイ~~~




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東福寺方丈庭園(砂利 市松模様&と北庭 苔と敷石の市松模様)と、天理ダム (3景)/ 辻井伸行

2011-09-25 | 舞台・音楽 雑感メモ


 辻井伸行 のチャイコフスキ- Nobuyuki Tsujii Tchaikovsky 1 movement 1 - part 1 of 2
 

 Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 
 2009 Cliburn Competition FINAL CONCERT Chopin Piano Concerto No.1 in E minor, Op.11 2-4

 







     Checkerboard pattern









 東福寺方丈庭園

  開山堂の庭園の写真掲載  ▼

  石畳の通路を挟んで左の庭は砂利で市松模様が描かれています☆

  東福寺 (京都) 冬の禅寺を楽しむ  2008年1月  (下から2枚目の写真です☆)



  

  北庭。苔と敷石で市松模  ▼   (娘から拝借した写真です☆)

  


 天理ダム          ▼
  


  


   

  二枚は東福寺の方丈庭ですのに、今回見た天理ダムの一部と、どことなく似ているような気がします。

  違いますか? ごめんなさい♩  失礼申し上げました☆

             

      
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天理ダム     (7景)

2011-09-25 | お出かけ



    
       天理ダム
          






















 奈良の桜井や天理を楽しんできました。

 風を感じる、秋晴れのすがすがしい一日でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2011年度 観月祭 薪能    能楽『鉄輪』 シテ 金剛流 植田恭三     (13景)

2011-09-25 | 能楽・狂言





 2011年度 観月祭  能楽『鉄輪』 シテ 植田恭三





          




























 2011年9月22日 奈良県の斑鳩町 上宮遺跡公園にて観月祭 薪能が行われた。

 演目


   仕舞    『舎利』   金剛流 植田恭三

   狂言    『魚説教』  茂山七五三、茂山一平

   能楽    『鉄輪』   豊島幸洋、豊島晃嗣


 


『鉄輪』は何度か楽しませていただいたことがありますが、今回も迫力を感じ、見入ってしまいました。

 生憎の曇りで観月とはいきませんでしたが、切なさと燃え上がるような愛憎に寒空もまたいいものです。

 薪の歩能の中に女の情念を感じさせて『鉄輪』でございました。



 


 関係者のみなさま、

 素晴らしい時間を過ごさせていただきまして、心より御礼申し上げます。

 ありがとうございました。


 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする