乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

全ての皆様に感謝の気持ちを込めて、「ありがとうございます。」  (写真 46枚)   2014年3月吉日

2014年03月31日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.
           



  全ての皆様に感謝の気持ちを込めて

        ありがとうございます。































































一週間以上たちましたが、今も、美しく咲いています ▼



































                   2014年3月吉日



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『大和文華館』「特別企画展 竹の美」   奈良県奈良市学園南1-11-6

2014年03月30日 | 美術・文様・展示物


   『大和文華館』「特別企画展 竹の美」   奈良県奈良市学園南1-11-6




2014年2月21日(金)~3月30日(日)
月曜日休館
入館料:一般 600円 高校・大学生 400円 小学・中学生 無料



 

 

 

  

  

  

 

 

 


 先日 大和文華館『特別企画展 竹の美』を楽しませて頂きました。
 大和文華館は私の好きな美術館の一つです。
 今回は「特別企画展 竹の美」

 竹の意匠と吉祥との関連性を記した説明は興味深い物でした。

 特に興味深かった展示物は次の通り

 1 『図案集』
    原羊 遊斎 1801 蒔絵師
    この話は、以前大和文華館で聴講したことがあります。

 2 『仙物奇踪』 1/8

 3 『古画縮図』(花鳥)

 4 『観世流謡本』「藍染川」
    観世黒雪(永禄9-慶長19 1566-1614) 観世9世
    慶長11年 奥書
    光悦派(筆跡)
    
    現在「藍染川」の他、五帳残る
      「放生川」
      「昭君」
      「松山鏡」
      「鵜羽」
      「鍾馗」

 5 『宗満立花伝書』
      室町 池坊流弟子
      そういえば先日大阪城で岩で配置し「型」にされた未生流のモニュメントを見た。
      岩とはいえ「体」「用」「添え」がはっきり認められ、興味深かった。
      池坊流という名前にはなじみはあるが、私は「京未生流」をかじっていたので、池坊流は知らない。
      せいぜい、祇園祭の頃、拝見させて頂くか否かくらいの鑑賞数。
      なので『宗満立花伝書』の図はちょこまかとメモしておいた。
      生け花って、いいなぁ~~☆
 
 

 大和文華館公式HP より、お借りしました。▼
松竹梅の一つとして親しまれている竹は、東アジア地域の気候に適しており、加工が便利で材質も優れているため、古代から中国や日本の生活に欠かせない植物でした。その利用は、建築材や家具、農具、楽器、服飾品、文房具から食用まで広範囲に及んでいます。
人々に愛された竹には、様々な文化史的意味が与えられていきます。例えば、蓬莱山にあって仙人や霊鳥がそこに集ったという伝承、あるいは黄帝の時代に鳳凰がやってきてその実を食べたという故事に見られるように、竹は理想境と結びついた神聖なイメージを持っています。また、寒中でも緑を保ってまっすぐに伸び、節を持つことから、高潔な精神の象徴として、庭園や書斎など士大夫の傍らに置かれて鑑賞されました。さらに、その旺盛な生命力や、「竹」が「祝」と同音同声であることから、吉祥モチーフとして一般に広く普及しています。
では、美術品上に竹はどのように表現されてきたのでしょうか。この展観では、黒川古文化研究所・泉屋博古館との三館連携「松・竹・梅」展の一環として、聖なる空間に配された竹、花鳥図の中に登場する竹、文人の隠居地として表された竹林図や彼らの描いた墨竹図、さらに竹の意匠が施された陶磁・漆工作品や、竹素材を用いた工芸品など、東洋美術史における竹の美を多角的に紹介します。意味においても造形においても豊穣な、竹の世界をお楽しみください。

【聖なる竹】
 楊柳観音像 朝鮮・高麗 泉屋博古館蔵
 伯牙弾琴鏡 中国・唐 重要美術品、黒川古文化研究所蔵
 蒔絵蓬莱文鏡巣 日本・室町
【花鳥と竹】
 竹燕図 馬遠款 中国・南宋~元
 花鳥図 朝鮮・朝鮮時代
 檀鴨・竹狸図 森徹山筆 日本・江戸 泉屋博古館蔵
【竹の意匠】
 図案集 原羊遊斎筆 日本・江戸
 白磁青花彩陽刻十長生文六角瓶 朝鮮・朝鮮時代
 染付花鳥山水文水指 中川利三郎作 日本・江戸
【文人と竹】
 竹岸蘆浦図巻 漸江筆 中国・清
泉屋博古館蔵
 花卉雑画巻 徐渭筆 中国・明 泉屋博古館蔵
 蘭竹図巻 銭載筆 中国・清 黒川古文化研究所蔵
【素材としての竹】
 竹彫竹林七賢図筆筒 中国・清 泉屋博古館蔵
 岩下高士図臂閣 周芷岩作 中国・清 黒川古文化研究所蔵
 茶杓 銘玉峰 杉本普斎作 日本・江戸時代









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『東學墨画展』近鉄アート館“復活祭”特別展 東學・墨画展 ―墨の糸が織りなす、愛しき命たち―

2014年03月30日 | 美術・文様・展示物




 『東學墨画展』近鉄アート館“復活祭”特別展 東學・墨画展 ―墨の糸が織りなす、愛しき命たち―  
  2014年3月4日(火)~19日(水)
 “近鉄アート館・劇場開き”において歌舞伎俳優・片岡愛之助とのコラボで、迫力あるライブ・ペインティングを披露する平成の浮世絵師“東 學”(あずま・がく)。 京都の扇絵師を父に持ち、純然たる日本画の血を受け継ぎながらも、妖艶でアヴァンギャルドな独自の世界観でファンを魅了。 また、演劇ポスター作家としても名を馳せる奇才で、『維新派』『劇団EXILE』など演劇シーンにおいて彼のクレジットを見ない日はない。 今回の特別展では代表作である11メートルの『花戰』をはじめ、大型作品を中心に展示。 まるで糸のように繊細な墨の線が描き出す、妖艶な女性や花、生き物や神仏などをご覧ください。

 

 

 

 



 ハイキングの帰り、薮用で近鉄(デパート)に立ち寄る。
 遠目に見えた『操り三番叟』の複数枚のパネルに目を奪われ近づくと愛之助さんだった。
       
 
 

 

 歌舞伎の舞台演出家の個展かといった軽い気持ちで中をのぞくと、そこには東學墨さんの大型作品が立ちはだかっていた。
 これはしたり!と、リュック姿で場違いな服装にも関わらず、気持ち小心気味に入場。
 そこには堂々たる東學作品

 東學さんについては前知識が無かったがどこかしこでいろいろなアートを見かけて心にとどめていた。
 大きな作品の前に立ち、直感的に京都の方の作品だと悟る。

 新しく斬新な作品だが、古典的だ。
 基本をふまえられて多くを学ばれていらっしゃる。
 屏風や掛け軸や絵巻物や御伽草子や浮世絵や、海外の良質な作品が大胆な構図で再建されていたり、または細やかに取り入れられている。
 一作目は時間の流れが表現されていた。
 二作目には理想的な女性の「風神雷神」が見えた。
 他にも興味深い物が多くあり、これでもかこれでもかといった多くの技法が織り込まれ、北斎の紛れ込ませた騙し絵を探しているような自分に気づく。
 東學さんは優れたデッサン力と感性と色彩と知識をお持ちのようだ。

 大きくとらえられた構図の中には部分的には面相筆で細密描写が施されており、ことに髪の流れるような美しさは日本画の奈良の某画家や有名な幽霊絵(掛け軸)の数々を思い浮かべる。
 どの作品を見ても、それぞれにいろいろな作品やキャラクターが東學風に変換され描かれている素晴らしさは、非常に心地が良い。
 もし、『東學墨画展』が近鉄の画廊ではなく美術館で開催されていたならば、二、三時間はゆうに見つめていたに違いない。

 舞台美術とこういった作品を比較しながら見てみたいという願望が生じた。
 もう亡くなったが、叔父に某映画会社で結構名を馳せた美術監督がいた。
 舞台美術と映画美術と絵画作品では、手法はずいぶん違いがあるのだろうと感じる。
 
 色々好きな作品があった。
 女性の表情が何ともいえず今現在万人に好まれる顔では無いかと感じた。
 古典絵画が和の心を醸し出しながらも、現代に通用しる洒落た感性が加わり、おしゃれな世界のCMにはぴったり!。

『東學墨画展』を見てからというもの、テレビで歌舞伎役者玉三郎さんが舞台に立たれる度に、東學作品を心の片隅に思い浮かべる。

 確か「地獄」という作品の中央右下の鬼の顔が、「クリムゾンキングの宮殿」(レコードジャケット100選に選ばれている)に似ており、思わずほくそ笑んでしまった。
 私の右後ろに東學さんが立っておられた。
 恥ずかしいことに、「クリムゾンキングの宮殿」似の鬼の躰には立派な おてんてん(?笑)^^;;が描かれていた。
 おてんてん(?笑)を見て笑ったと勘違いされたのではないかと、一瞬ブルーになる私。
 と同時に、浮世絵(春画や、あぶな絵)をも思い出した(笑)。見ていていやらしさは無く、何を書かれていても繊細で重厚だ。

 東學作品は300号もあるのではないかと思われる立派な墨絵の大作が展示。
 だが、元は画廊(?)なので、冊が無い。
 作品の性質上、額(ガラス)にも入ってないので、直接間近で見ることができた。
 
 会場はことのほか狭く、大型作品をまともに見ることはできない。作品間の通路、おそらく二、三メートル。
 なので仕方なしに屏風を見るように左右に何度も移動しながら拝見させて頂いた。
 上にも書いたがハイキングの帰りでリュックを背負っていたため、後ろの作品にあたらないように、最善の注意をはらい見る必要があった。

 パネル木組み(?)に和紙がはられ、描かれた東學作品。
 墨絵であったが、大変豊かな色彩を感じた。
 俳画のように空間がうまく使われ、紙は時代の流れを感じるように豊かな色合いで色付けてある。
 墨の色彩の豊かさにも感心した。
 勢いの強弱や筆の太細やもチーフの対象や密度によって、色がはっきりと感じられた。
 これは良質の小説を読んでいる時に、文字や文脈に色が浮かぶような現象だと感じた。

 大きな作品の最後出口近くには、十号程度の花や生き物の作品が所狭しと並んでいた。
 東學作品は空間が大切なので、広々とした洋風の白の館で、近づいては細密描写を楽しみ、離れて大胆な構図を味わいたいと思うのは私だけか…。

 最後左上の「かえる」の構図と形が好きであった。
 ただ惜しいと思ったのが、和紙の一部分。
 一部消したであろうがため、はがされていたこと。
 和紙はもろもろと毛羽だっている。
 大変上質な作品だったので、悔しいと感じる。
 
 東學作品が好きになり、会場を後にした。

 帰宅後、Faber-Castellを取り出し、120色を眺めた。
 色
 この世の色は自然物も人口色でさえも美しい☆
 そして、墨絵絵画の色の豊かさを思い浮かべた。
 観賞後、日がずいぶん経った今も『東學墨画展』を思い浮かべ、余韻に浸る。


 


 東學
 東 學(あずま がく、1963年12月9日 - )は日本の画家・アートディレクターである。
 1963年、京都生まれ。
 父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。
 アメリカ合衆国のハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。
 20歳でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。



 パンフレットより ▼
 ラーメンズ 片桐 仁
 學さんは僕がイメージする“ザ・アーティスト”です。墨を使った美人画、それとはまた違ったライブペインティング、自由自在なデザイナーとしてのセンス、耳のデカさ。どれを取っても“ザ・アーティスト”。初めて見た絵は、『痛くなるまで目に入れろ』というお芝居用に描いた、内圭哉さんの横顔なんですが、その、他のチラシを圧倒する衝撃は今も忘れられません。僕が個展をするギャラリーも紹介していただいたり、トークイベントにも出ていただきました。今後もよろしくお願いします。

 流石、片桐 仁さん☆
 的をえておられると感じた☆

 









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菅原道真12 北野天満宮 宝物殿 『北野天神縁起(光信本)』(2014年2月末)、「長谷川等伯の大型絵馬」

2014年03月30日 | 菅原道眞



   菅原道真12 北野天満宮 宝物殿



 

 

 

 

 


    
 長谷川等伯の大型絵馬あり。
 昭和初期には絵馬堂に掲げられていたとのこと。
 現在は作品保護のため、宝物殿にある。

 日本地図鏡や名刀「鬼切」(重文)あり。
 源氏の重宝として最上家に伝来し、後云々。

『北野天神縁起(光信本)』
 北野天神の宝物殿(2014年2月末時点)で、『北野天神縁起(光信本)』が公開されていた。
『北野天神縁起(光信本)』はオリジナル
   「牛が動かなくなった場面」
   「雷となった道真さんから歌を教えられる場面」など
 光信本をはじめて見たので、感慨深い物がこみ上げてきた。 
          オリジナル
          紙本著色  土佐光筆
          文亀(1503)室町
          松梅院寿丸の依頼
           絵    土佐光信
           詞    三条西実隆


 普段は(複製)が展示されることが多いらしい。

 

 
 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ  菅原道真 その1
 
 菅原道真 (菅原 道眞)  その2 秀才道真、業平と親交が深かったか…

 27;東風吹かば… 春を忘るな・(春な忘れそ) 『大鏡』『拾遺和歌集』菅原道真 その3

 菅原道真 その4 メモ

 菅原道真 5 大宰権帥に左遷。「日本三代実録葉」完成を報告したのは、時平と大蔵善行(901年)

 菅原道真は ろ号券 五圓紙幣にも登場していた。 菅原道真 6

 菅原道真7 手向山八幡宮 このたびはぬさもとりあへずたむけ山 紅葉の錦神のまにまに

 菅原道真8 北野天満宮 梅花祭(御祭神菅公の祥月命日に行われる祭典) 2月28日

 北野神社 2014年2月28日 北野梅園 梅!只今五分咲きです。(4景)  菅原道真9

 『北野天神縁起(光信本)』(北野天神 宝物殿)と、 絵馬堂の絵馬  菅原道真10

 菅原道真11 『北野天神縁起(光信本)』(北野天神 宝物殿)「牛が動かなくなった場面」や「雷となった道真さんから歌を教えられる場面」など

 菅原道真12 北野天満宮 2014年2月 宝物殿 『北野天神縁起(光信本)』「長谷川等伯の大型絵馬」



   ☆ ☆ ☆
北野天満宮所蔵『北野天神縁起絵巻〈承久本〉』「平成記録本」全9巻 京都文化博物館 京の至宝と文化

乱読記録2012年97:『日本絵巻大成21 北野天神縁起「承久本」』解説/ 岩波古典『菅原文草 菅家後集』

『天神縁起の系譜』「北野天神絵巻」(承久本)から巻一、巻二 須賀みほ編






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『石内尋常高等小学校 花は散れども』2008年 監督・脚本・原作:新藤兼人 柄本明 大竹しのぶ

2014年03月30日 | 映画
  (中国 上海)



 『石内尋常高等小学校 花は散れども』

 ここのところ忙しく、一週間お間で見ることができた映画は一本、テレビで歌舞伎は一本。
 見逃した映画が二本ばかりあるが、『石内尋常高等小学校 花は散れども』を見ることができて良かった。

 静かな画面に整備された道や海岸や風景は回想を強調。
 回想は所々のまぶす過ぎる光で強調し、美化した思い出であることを観客に思い出させる。
 面白さと歴史の重さと静けさを適度に分配し構成した本映画は映画の文法を踏んだ見本のような作品。
 それでも、多少のおりこうさん映画気分は拭えない。

 柄本明さんが良い。六平直政が、大竹しのぶさんが良い。
 大杉蓮さんと、根岸季衣さんは脇役ではあったが、(主役のじゃまにならない)個性的な演じ方をなさっておられた。
 川上麻衣子さんの役作りから言う勝ち気な演じ方は理解するところだが、老いた美しさを表現できない彼女には、物足りなさを感じた。
 
どこかしこに 新藤兼人監督作品『裸の島』(1960年 乙羽信子 殿山泰司)を思い浮かべた。
大竹しのぶさんと豊川悦司さんに、モノクロの『裸の島』を見た。

 この映画は私は好きです。







本編尺:119分
製作年:2008年
監督・脚本:新藤兼人
原作:新藤兼人
出演:柄本明 豊川悦司 六平直政 川上麻衣子 大竹しのぶ

日本最高齢の映画監督、新藤兼人が贈る愛と青春のエンターテインメント!

公開時96歳の映画監督・新藤兼人による半自伝的映画
小学校教師とその教え子である脚本家との絆を、笑いと涙たっぷりに活写する
小学校時代の恩師役に柄本明、新藤組初参加となる豊川悦司が若き日の新藤に扮する
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『<シネマ歌舞伎>籠釣瓶花街酔醒』 平成22年2月・歌舞伎座

2014年03月29日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 『<シネマ歌舞伎>籠釣瓶花街酔醒』



 久しぶりに、テレビで歌舞伎を見た。
『<シネマ歌舞伎>籠釣瓶花街酔醒』は今月複数回見たけれど、面白かったよ^^

 幸四郎さんや吉右衛門さんの佐野次郎左衛門とはまた違う中村勘三郎さんの演じ方もいいね^^
 勘三郎さんの佐野次郎左衛門は醜男(化粧)ながらも、愛嬌のあるおきゃん☆な男を演じられるんだね。

 話はぶれますが、「おきゃん」って、「御侠」と書くんだね。
 江戸時代は男女に使われてたそうだけれど、明治以降、女性に使われるようになったんだそうな。
 これ、ウィキペディアの受け売りね^^;;

 芝居って同じ演目でも役者さんによってずいぶん変わるのでおもしろいなぁ~と、改めて思いましたとさ。
 おしまい


衛生劇場▼
本編尺:114分
製作年:2010年
出演:中村勘三郎 坂東玉三郎 中村魁春 中村勘太郎(現・勘九郎) 中村七之助 中村鶴松 片岡亀蔵 片岡市蔵 坂東彌十郎 片岡秀太郎 片岡我當 片岡仁左衛門

花魁に全てを捧げた田舎商人と悲哀を背負う吉原一の花魁の物語。絹商人の佐野次郎左衛門は、江戸で商いをした帰りに、話の種にと吉原へ寄り、吉原一の花魁八ツ橋の道中と遭遇する。この世のものとは思えないほど美しい八ツ橋に次郎左衛門は魂を奪われてしまう…。
吉原で実際に起きた事件を題材に、豪華絢爛な花魁道中での見染めに始まり、「縁切りの場」での八ツ橋の悲哀と、次郎左衛門の名台詞など見どころ多い名作です。(2010年/平成22年2月・歌舞伎座)

シネマ歌舞伎とは、話題の歌舞伎舞台を高性能カメラで撮影、舞台の臨場感をそのままに映画館でデジタル上映された作品。三月はそのうち三作品を特集でお届けする。







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大和文華館の桜(4景)と梅(1景)           (2014年3月25日)

2014年03月27日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 大和文華館 2014年3月25日の桜
 大和文華館のしだれ桜は、3月25日時点ではつぼみから3分咲きでした。

 

 

 

 

 

 大和文華館 2014年3月25日の梅
 大和文華館の梅は、散っている物が多いです。
 八重の紅梅は、3月25日時点では満開でした。

 
 レンギョとウメ



     奈良県学園前 大和文華館




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赤松啓介      (2000年3月26日赤松啓介氏が亡くなった日)

2014年03月26日 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫
   (奈良県庁舎屋上広場から見た興福寺五重塔)


        3月26日





 3月初旬、赤松啓介氏の誕生日を記録していた。
    赤松啓介氏 1909年3月4日-2000年
 2000年の3月26日
 赤松 啓介氏が亡くなった日
  
 赤松 啓介(あかまつ けいすけ、1909年3月4日 - 2000年3月26日)は日本の民俗学者。
 今回は短い記録にて、失礼申し上げます。








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第36回 なら芝能  観世流能 「春日龍神 龍女之舞」前 久保信一朗  後 久田勘欧 (1/2 14景)

2014年03月25日 | 能楽・狂言



 第36回 なら芝能  観世流能 「春日龍神 龍女之舞」前 久保信一朗  後 久田勘欧 1/2
 奈良県庁前芝生広場(奈良市登大路町30)
 ※雨天時は第一部会場に変更。



  観世流仕舞 「竜田」 塩谷 恵
        「天鼓」 佐野和之
  観世流一調 「善知禽」 山中雅志 荒木建作
  金春流仕舞 「桜川」 今井 節
  宝生流独調 「玉葛」 辰巳満次郎 森山泰幸
  観世流能 「春日龍神 龍女之舞」前 久保信一朗  後 久田勘欧

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 以前楽しませて頂いた「春日龍神」とは少し違った、なら芝能の「春日龍神 龍女之舞」でございました。
 不思議に思い、帰宅後『観世流続謡曲百番集』より「春日龍神」を読むと演出が異なっているようでした。
 ネットで「 なら芝能」の拝見致しますと、「春日龍神 龍女之舞」
「龍女之舞」が加えられた曲名で、「春日龍神」とは少し違うようです。(間違いがあればお許し下さい)


 3月22日
 芝の様子、良好。
 柴の上で舞われる仕舞や能楽の趣ある様子に見入りました。

 3月22日
 風、少しあり。
 袂(たもと)が揺らぎ、和の心を胸いっぱいに吸い込みました。


 小春日和の穏やかな日に美しくもあり迫力のある「春日龍神 龍女之舞」を堪能させて頂きました。
 関係者の皆様、ありがとうございました。
 素晴らしい幸せな時を過ごすことができ、心より感謝しております。




      2014年3月22日
      奈良県庁前 芝生広場にて

            





 皆様へ
 ご来場ありがとうございます。
 昨日一昨日二日続けて 479名の皆様にお越しいただいておりました。
 

2014.03.24(月) 1847 PV 479 IP 1759 位 / 2001744ブログ
2014.03.23(日) 1459 PV 479 IP 1713 位 / 2001367ブログ
2014.03.22(土) 1482 PV 349 IP 2326 位 / 2001009ブログ
2014.03.21(金) 2371 PV 422 IP 1809 位 / 2000638ブログ
2014.03.20(木) 2972 PV 433 IP 1647 位 / 2000276ブログ
2014.03.19(水) 2027 PV 451 IP 1585 位 / 1999917ブログ
2014.03.18(火) 1903 PV 456 IP 1757 位 / 1999512ブログ
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オーレオリン       3月24日 檸檬忌

2014年03月24日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



   



 3月24日
 檸檬忌

 1932年3月24日に31歳の若さで亡くなった、作家梶井基次郎の命日。
 名前の由来は、代表作である小説『檸檬』から。

     って、前にも記録したことがあるような…
               その様な気がする。



『檸檬』って何度読んだことかしらん?
 初めて『檸檬』を読んで間もなくのこと。
 丸善の一角で、梶井基次郎に思いを馳せていた。
 そんな若い頃の自分をオーレオリンの中に見る。
 偶然
 今日は、エニシダを花屋で見つけた。
 暗い部屋の片隅で一弁を爪弾くと、香りたつかしら…☆

    









 昨日は 479名のみなさまにお越しいただいておりました
 

2014.03.23(日) 1459 PV 479 IP 1713 位 / 2001367ブログ
2014.03.22(土) 1482 PV 349 IP 2326 位 / 2001009ブログ
2014.03.21(金) 2371 PV 422 IP 1809 位 / 2000638ブログ
2014.03.20(木) 2972 PV 433 IP 1647 位 / 2000276ブログ
2014.03.19(水) 2027 PV 451 IP 1585 位 / 1999917ブログ
2014.03.18(火) 1903 PV 456 IP 1757 位 / 1999512ブログ
2014.03.17(月) 1800 PV 435 IP 1838 位 / 1999071ブログ
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シュールレアリズム、中でもルネ・マグリットを思い浮かべる 奈良県庁舎屋上広場

2014年03月23日 | お出かけ



   シュールレアリズム、中でもルネ・マグリットを思い浮かべる 奈良県庁舎屋上広場



 

 奈良県庁舎屋上広場に見える建物の一部は、
 シュールレアリズムを思い浮かべる。
 青い空に白い雲まで用意されると、
 ルネ・マグリットの絵を思い出さずにはいられなかった。

 確かに中学の頃だったろう…。
 そうそう、スケートの前に見たんだ。
 京都の岡崎にある美術館で独り見たルネ・マグリットの青と白はスピンし、今も心に飛び跳ねる。





        2014年3月22日   春に




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奈良県庁舎屋上広場     (5景)

2014年03月23日 | お出かけ



      県庁屋上広場


 奈良県庁舎屋上広場に初めてのぼらせて頂きました。
 奈良県庁舎屋上広場からは、奈良盆地の景観が一望できます。

 奈良公園の東大寺大仏殿や若草山、興福寺五重塔を眺めることができます。
 大変美しい奈良と青空と雲
 春の日を堪能させて頂くことができましたことを喜んでおります。

 
 
 
 東大寺大仏殿や若草山

 
 今年山焼きを楽しんだ若草山

 
 興福寺五重塔

 
 奈良県庁


   2014年3月22日    奈良県庁舎屋上広場にて



 




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吉日      梅やうめ うめむめ梅や アカき梅        2014年3月20日  我が家の梅(10景)

2014年03月23日 | ことのは



  吉日


 空を見上げて 紅き梅
 二階から見ても 紅き梅
 今年も春を連れて
 紅き梅が微笑む
 
 梅やうめ うめむめ梅や アカき梅    乱 鳥

 

 

 


 
 

 

 

 

 

 

 



   2014年3月吉日   我が家の梅







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『義経腰越状~五斗三番叟』2001年 歌舞伎座  『屋敷娘/石橋』2014年 浅草公会堂

2014年03月21日 | TVで 歌舞伎・能楽



 『義経腰越状~五斗三番叟』


 今月二回目の『義経腰越状~五斗三番叟』(平成13年6月・歌舞伎座)
 覚えている台詞や踊りがそこそこ多く、場に合わせて前後しながらもまねて遊ぶ。
 あほやなぁ~~☆とも思うが、まぁ、歌舞伎体操にもなって一石二鳥かも。

 かも?
 いやいや、がんでございまする
 雁三羽
 鶴三羽
 大きな松
    が襖に描かれてごじゃりまする^^
 鶴や松☆
 三番叟らしい縁起が良い絵ですね。

悪臣「こちらが雁の間でございます。」
五斗「結構でございまする。」
悪臣「こちらが松の間でございます。」
五斗「結構でございまする。」
悪臣「こちらが」
悪臣「こちらが」
悪臣二人「こちらがくるっとまわって、鶴の間…^^でございます。」
   と、階段を滑る。
五斗「どこを見ても、同じ間」
五斗「たろさん、じろさん!そら、悪いぞえ!」

 五斗兵衛が酒でつぶれた時のこと
悪臣「守備よう、つびれました」
悪臣「これっ!」
 東蔵さんの「これっ!」という台詞、かっこいいわと毎回思いまする☆

『義経腰越状~五斗三番叟』も若い頃からなじみのある演目で好きな場面が多いが、いろいろな場で大笑いさせて頂きました。  


本編尺:80分
製作年:2001年
出演:市川團十郎 片岡仁左衛門 尾上菊之助 市村家橘 中村東蔵  尾上菊五郎

義経の放埒ぶりを見かねた忠臣が、軍師と名高い目貫師の五斗兵衛を密かに送り、これを諫めようと図る。ところが悪臣どもが、五斗兵衛に好物の酒を強いると、五斗兵衛はそれと知りつつ大酔して奴を相手に三番叟を踊るのだった…。
「義経腰越状」の三段目に当たる場面で、通称を「五斗三番」というように、軍師として招かれた五斗兵衛が、勧められるまま好きな酒を飲み、泥酔して三番叟を踊るという歌舞伎演出の奇抜さが楽しめる。五斗兵衛がつい一杯飲み、泥酔するまでの面白さがみどころで、大酔した五斗兵衛と竹田奴達との問答から立廻り、三番叟を踊るとこは技巧の見せどころ。線の太い芸を持つ團十郎の目貫師五斗兵衛に、仁左衛門の泉三郎忠衛、菊五郎の源義経と華やかな配役で。 (2001年/平成13年6月・歌舞伎座)



 



 『屋敷娘/石橋』
 浅草歌舞伎2014~早出し~


 テレビで『屋敷娘/石橋』を見たよ。
 若手の役者さんたちが、力一杯懸命にがんばっておられたよ^^
 また、化粧映え舞台映えのする役者さんたちがいっぱいだよ^^
 将来が楽しみね^^v
 なんだか、いい感じの若手の役者さんたちが多く育っておられるなぁ!と、うれしかったよ。



本編尺:36分
製作年:2014年
出演:中村壱太郎 中村米吉 中村梅丸 中村歌昇 中村種之助 中村隼人

浅草歌舞伎撮って出し第2弾。「屋敷娘」とは大名の奥方に使える御殿女中のこと。斜めに結んだ帯がトレードマークだ。
この踊りはその暮らしぶりを綴る風俗舞踊だ。町人の娘も行儀見習いのために、お屋敷に勤めることがあったそうだ。お宿下がりの休みには、お芝居見物が何よりの楽しみだったとか。「石橋」(しゃっきょう)は能に由来する作品で、文殊菩薩を守護する霊獣獅子の壮麗な舞踊である。獅子は霊場清凉山にある石橋に住むとされるので、この名がある。(2014年/平成26年1月・浅草公会堂)





 データーは衛生劇場
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ノウルーズ        イランのお正月(2014年3月20日)

2014年03月20日 | 民俗考・伝承・講演
(アーブギーネ博物館所蔵)


 2014年3月20日
 3月21日(例年)
 西暦2004年(閏年)グレゴリオ暦の2月が1日増えたため3月20日

 2014年3月20日(3月21日(2004年は3月20日))
 ノウルーズといい、イランのお正月(イラン暦の元日)にあたる日だそうです。
 
 ノウルーズ
 ペルシア語で次の意味だそうです。
   ノウ(now)→  「新しい」
   ルーズ(rūz)→  「日」
 (now)(rūz)の右にペルシャ語で書かれていました。
 
 太陽が春分点を通過する春分の日に当たり、農事暦上重要であることから、イランを中心に、中央アジアからアフリカまでに及ぶ広い地域で祝われる祭日。
 国際連合総会は、2010年2月23日にこの日を「ノウルーズ国際デー」として正式に承認したらしいです。

 フェルドウスィーの王の書では、イランの古代の王ジャムシードによって作られたとされている。
 ノウルーズの習慣はゾロアスター教の新年の祝祭に由来すると言われ、古代のサーサーン朝時代に既に大々的に祝われていた。
 サーサーン朝時代には春分に祝われるノウルーズと秋分に祝われるミフラガーンのそれぞれあったが、ミフラガーンはミフル神を祝う祭日で、新年はこのノウルーズかミフラガーンの日に定められていた。
 ノウルーズの習慣はアケメネス朝の時代よりもずっと昔から祝われてきたとされている。

 イランでは国家祭日とされている。
 1 年末の水曜日(チャハールシャンベ)には家の前かみんな集まる場所で火を焚いてその上を飛び越え、健康を祈願するチャハールシャンベ・スーリーという儀式
 2 スィーズダ・ベダルと呼ばれる新年の13日目に集落の郊外にある山野に出かけて行われる終日の祝宴
 3 他
  ノウルーズ前後の年末年始には何千年前の習慣とみられる春の訪れを祝う儀礼が行われる。
  ノウルーズの当日には、親類や友人の家を訪問して新年を祝賀する。



 なんだかよくわかりませんが、イランのお正月だそうでございまする。






 メモ

 王の書
『シャー・ナーメ』『王書』
 叙事詩人フェルドウスィーがペルシア語で作詩したイラン最大の民族叙事詩。
 約6万対句にも及ぶ大作である。

 ジャムシード
 ゾロアスター教の神話に登場する人物。
 イラン最古の王朝であるベーシュダード王朝の王の一人
 インド神話のヤマ(閻魔)に相当する。
 彼の父はウィーワフントで、こちらもインド神話におけるヴィヴァスヴァットと対応している。

 チャハールシャンベ・スーリー (在イラン日本大使館)
 イランの伝統行事「チャハールシャンベ・スーリー」
 古代ゾロアスター教に由来すると言われており、イランの人々は、焚き火の上を飛び越え、無病息災を願うもの
 今年の「チャハールシャンベ・スーリー」は、19日(火)、20日(水)  
 



 在イラン日本大使館より
 ウィキペディア  より

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