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乱鳥の書きなぐり

『絵本百物語』 巻一 巻一 第十二柳  柳おんな(やなぎおんな)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より



 『絵本百物語』 巻一 巻一 第十二柳  柳おんな(やなぎおんな)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より


 

   柳おんな


 若き女の児をいだきて風のはげしき日柳の下を通りける尓

 咽を枝にまきて死しけるが、其一念柳尓とどまり、夜な/\

 出て口をしや恨めしの柳やと泣きけるとなん




 若き女の児= (文意)若い女の子
 
 口をしや= 口惜しや
      

 
  本文に「。」が付いている場合は「。」 付いて無い場合は「、」突表記しています。
 (「尓」「能」などのように、助詞の部分はそのまま元字で書いています)

 『桃山人夜話 絵本百物語』より 多田克己編 京極夏彦他  国書刊行会 より



 
 『絵本百物語』 巻一 第一  白蔵主(はくぞうす)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より 

 
 『絵本百物語』 巻一 第二  飛縁魔(ひのえんま)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より 

 
  『絵本百物語』 巻一 第三  狐者異(こはゐ)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
  『絵本百物語』 巻一 第四  塩の長次郎(しほの ちやうじらう)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第五  磯なで(いそなで)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第六  死神(しにがミ)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第七  野宿の火(のじやく)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第八  寝ぶとり(ねぶとり)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第九  周防の大蝦蟇(すおうのおほがま)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第十  豆狸(まめだぬき)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
 『絵本百物語』 巻一 第十一  山地乳(やまちち)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より

 
  『絵本百物語』 巻一 第十二柳  柳おんな(やなぎおんな)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 『桃山人夜話 絵本百物語』より
 
 
 『絵本百物語』 巻第三 第 十九 葛の葉(くずのは)  (『絵本百物語』桃山人著  竹原春泉 画) 
 
  
 『絵本百物語』 巻第四 第三十五 神那里(かみなり)(下野の国の雷獣のこと、それを狩りとることが「かみなり狩り」) 
 
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