映画『風と共に去りぬ』231分 4.8★/5 1939年 原作 マーガレット・ミッチェル 監督 ヴィクター・フレミング 脚本 シドニー・ハワード ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲーブル
映画『Gone with the Wind 風と共に去りぬ』231分 4.8★/5 1939年 原作 マーガレット・ミッチェル 監督 ヴィクター・フレミング 脚本 シドニー・ハワード ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲーブル
マーガレット・ミッチェル原作の『風と共に去りぬ』をみた。
初めから最後まで目が離せないくらいに感動した。
最後の郷土のちを愛する終わり方はなんとも言えず潔かったが、裏を返す塗装奮い立たさなければ自分の人生を否定することとなり、前進できない。
結局は女性として生きていくことができず、意識を奮い立たせ、こう歩んでいくのだという決意の裏側に見え隠れし、それを無意識にカバーしようとする女性として生かされることのない切なさを感じた。
もしこういった女性が身近にいたなら、どう声をかけられようか、、、
甘えることの下手な誤解されやすい主人公の女性に共感を覚える。
世の中甘え上手、歩み寄りのうまい人々が多い中、いわゆる誤解されやすい、あるいは扱いづらいと思われガキな女性(人間)が、実は愛情深いということは多々ある。
その本質を見抜けない人間も多くいる中で、彼女のように愛から離れられ使命感に生きるといった形でしか自分を表せることができないものの生きにくさ。
こういった少数派の生きづらささえも感じた。
この映画は決して美談ではない。
なぜなら、彼女は強引にまでも夫にベッドに連れて行かれ朝を迎えたベッドの上で、この上なく幸福感を味わい、鼻歌さえも歌っていたのだから、、、
彼女は実は愛情深い単純な女性であったのに、素直になれない、ボタンのかけ違いで孤独となり、使命に生きる道を選ばざるを得なかったというのは、本当のところであろうと、私自身も切なさを感じた。
ご来場、ありがとうございます。
最近、過去の記事を含めて、●●を下さい。あとで電話します、、といったコメントなどが届いています。
電話番号はご存知ない方だと思いますが、気持ちはよくありません。
しばらくコメント欄を閉鎖させていただきます。
原作 マーガレット・ミッチェル
監督 ヴィクター・フレミング
脚本 シドニー・ハワード(英語版)
製作 デヴィッド・O・セルズニック
出演者 ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲーブル
音楽 マックス・スタイナー
以下、ウィキペディアより
1936年6月に出版されたマーガレット・ミッチェル原作の『風と共に去りぬ』がベストセラーとなり、早くも出版の翌月に映画製作者のデヴィッド・O・セルズニックが映画化権を獲得した。
その後3年の歳月と当時の金額でセルズニック・インターナショナルが400万ドル前後の製作費をかけて全編で3時間42分という大長編映画を完成させた。
初公開は1939年12月15日に舞台となったアトランタでワールドプレミアが行われた、当時としては画期的な長編テクニカラー映画であったことも手伝って、空前の世界的大ヒットとなった映画である。
第12回アカデミー賞にて作品賞・監督賞・主演女優賞(ヴィヴィアン・リー)・助演女優賞(ハティ・マクダニエル・黒人俳優では初の受賞者)・脚色賞などの8つのオスカーを始めとして、他に特別賞、技術成果賞を含む10部門を受賞した(他にセルズニックが個人で受けたアービング・G・タルバーグ賞も含めば11部門)。