乱鳥の書きなぐり

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映画『日本統一』8、9、10、11 小沢 仁志さんと横澤 祐一さんの言い回しは素晴らしい。  歌舞伎のパロディの台詞及び演技あり。 wowow

2021年05月18日 | 映画

室生寺近く 山菜料理旅館 橋本旅館本店

 

 

  映画『日本統一』8、9、10、11  wowow

 

 映画『日本統一』8、9、10、11をみた。

 映画『日本統一』1〜7に比べ、闘争シーンは随分と増えている。

 だが、筋書きがしっかりしているのと上手い役者たちを多く起用されている。

 声良し間良しの役者。

 良き声にビッブラートをかけた役者たちの、間、間、間といった掛け合いの良さ(何回書くのよ?!!)

 さらに、まるでテノールとアルトの音楽を聴いているようだ。

 

『極妻』や『ミナミの帝王』以外のヤクザ映画の嫌いな私が、『日本統一』だけは面白く拝見させていただいている。

 

 節回し良し間良し(何回書くのよ?!!)で芝居四倍調。

 加えて、『日本統一』11前後から歌舞伎のパロディ調の台詞が二箇所ほど入る。

 歌舞伎の言い回しや声色を、鼻につかない程度にパロディとして取り入れた演じ方や見得(目付きなど)が面白く、始終手を叩いたり大笑いしていた。

 

 また、

「モテモテやな。」

を合言葉のように、随所で二箇所入れておられた。

 ここでも大笑い。

 一見地味にも見える『日本統一』の筋書きは、出来の良い超長編大衆小説を読んでいるようで、楽しい。

 

 小沢 仁志(おざわ ひとし、1962年6月19日 - )さんの声はし、五重奏の上にビブラートが効き、聞いていて水分とリラックスできる声色である。

 加えて横澤 祐一さんのうまさには、脱帽。

 

 続けざまに四本みたが、満足のいく時間を過ごすことができた。

 

 しかし、この作品はヤクザさんがテーマだが、○界に当てはまる、いわばその点においてもパロディかと感じた。

 

 

映画『日本統一』1、2、3、4、5、6、7  監督: 山本 芳久 映画脚本: 辻 裕之 本宮泰風 山口祥行  小沢仁志他

映画『日本統一』8、9、10、11 小沢 仁志さんと横澤 祐一さんの言い回しは素晴らしい。  歌舞伎のパロディの台詞及び演技あり。

 

 

 

 

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