土曜日 きち先生診察日
今日は定期の検診日でもあるので
「まずはユキちゃんからいこうかな」
「ユキは最近快調で、お尻もいつもきれいなんです。下痢もしないし、どうしたのでしょうね」
ユキの尿道口は、ちょっと曲がっています。
だからおしっこでぬれたり、そこへ軟便をしたりすると、ただれて脱毛して真っ赤になりやすい。
それがこのところきれいなんです。
ですから毛がしっかりふっさり生えてきていて・・・
「おおー。本当だ。(@@) とてもきれいだね。へー」
「このところシジミにばかり手がかかっているので、シジミに気がとられて、気が付いたらユキの方が、っていう事がないように気をつけてはいるのですが」
「そうそう。ウサギさんって、そういうところがあるのね。以前ね、聞いた話ですけれど。病院に来るウサギさんで、いつも大人気のウサギさんがいたんですって。皆がカワイイカワイイって、人気者。ところがある時他の小さなウサギさんが来て、そちらにみんなの注目が集まるようになった。そうしたら、病院でオシッコやウンチをするようになったんですって。飼い主さんは、今までこんなところでしなかったのに、って。」
「あ、ボクはここにいるぞ!って:笑」
「そうそう(^^) やきもちね」
「今日は左目がなんとなく涙目かな?って。昨日まではなんともなかったのですけれど」
「うん。歯かもね。ちょっと見て見ましょう。
おや、歯に緑のものがついてますね」
「やだー(^^;; さっきお弁当のシソを食べていたんです。」
「ああ、シソかー(^^)」
「ウサギってごっくんすれば、きれいになっているんだと思ったのに。これじゃ、歯磨きさせたくなりますね。」
「ちょっと前がぎざぎざしているけど。この臼歯はナナメに伸びてきているな。いつもは・・・(カルテを見る) ああ、いつもこの方向にナナメでしたね。」
「早めに処置した方が」
「うん。気持ち切っておきますか。反対側は・・・うーーん。それにしてもこの臼歯は大きいなぁ。」
ユキは左の臼歯の1本が、とても大きいようなのです。
ナナメに伸びている臼歯をカットして、切歯を短く調整して。
「そう言えば、ねじれてきていた切歯。もっと横に向いてしまっているのかと思ったのですけれど。」
「うん。これくらいならね」
「でも、この根元が問題ですよねー」ねじれが歯茎に影響が出なければ良いのですが。
「そう言えば、体重なんですけれど。2100g台って、これくらいがちょうど良いのじゃないかと思うのですけれど。腰骨など触っていて、これ以上触れるとどうなのかと思って」
「いや、正直言えば2000切るくらいが、って思うのですよ」
「でもネザーとか純血種ならともかく、この体長を考えると。この子達、ただの「う・さ・ぎ」ですから(^^;;」
「あははは。レントゲンとって見なくちゃわかりませんよ。ウサギさんは内脂肪がつきやすいですから」
そっかー。以前レントゲンを見せてくださったものね。
体の表側じゃなくて、内側の内臓側に脂肪がたまるんです。
だから外見にだまされないようにしないと。
でもユキは快調そのもの。動きが軽くて、キラキラしていますからね。
「さて、ユキちゃんはお返ししましょう。次はシジミ君ね」
シジミは悪くはなってはいない。おおむね良好かな?と言う感じですが。
「新たに発見したことが1つあるんです。前肢の指がやっぱり白くカサカサで、地肌が赤い。
と言うことは、体の末端に症状が出ているということで、思いついて耳の中を見てみたら、やっぱりうっすら白くカサカサだったんです(--)」
「どれどれ。本当だ」
「鼻腔・上気道の炎症はだいぶ治まってらしく、やたらヒーヒーいう事はなくなりましたが、どうやら気(神経)が立つと少々ヒーヒー言う。例えば、抱かれたくないのに抱かれたとか。」
「なるほど。お腹の方は、かなり良いですね。肌の色も良いし、このあたりはこのまま毛が生えてくるでしょう。
そう言えば、エンセとウサギ梅毒の検査結果が出ました。Ezは (-)、ウサギ梅毒は(+)でした。
でも梅毒の方は、ほとんどのウサギさんが持っていますからね。それに、あれは一目で分かる症状がありますから、今回の原因じゃない。」
そうなると・・・
「やっぱり漢方とか。近くにおくだ先生がいらっしゃるので、どうかな?って思うのですけど。漢方獣医学会に所属してらっしゃるようだし。」
「ああ、おくだ先生ね。確か漢方の他、フラワーレメディーやホメオパシーもやっていましたね。 うん、良いかもしれない。こうなったら、西洋医学だけでなく、そういったものも含めて総合治療と言うか。良いかもしれない。一度なんとおっしゃるか、聞いてみたら?
はい。シジミちゃん オシマイ。えーっと、薬は・・・」
「この間から、クラビットは飲んでいませんよ。」
「そうね。このままで良いでしょう。このまま様子を見て、金曜日あたり電話で様子を教えてください。FAXでも良いですよ。それで次回、いつ診るか決めましょう。」
と言うわけで
土曜日、おくだ動物病院に連絡し、副院長先生の予約診療を取りました。
お忙しくて診察日が少ないので、30日の午後になりました。
「それまでに、飼い主さんの氏名・住所・連絡先。ウサギさんの種類・色・性別・年齢や今回の病気の事などを、FAXしてください。」
ああ、なるほど。
漢方などの方面ですと、どんな生活をしているか、どんな食事内容か、どんな性格か、なども必要情報。穏やかな人と、興奮しやすい人では、同じ症状でも薬の処方が違ってくるのです。
と言うわけで、飼育環境や飼育暦、既往歴から今回の発病から今までといった基本情報を詳細に作るので、手一杯な土曜の夜でした(^^;;
それにしても、発病から今までをブログに残してあったのは、思わぬお助け。
だって、記憶だけじゃ忘れたこともあったでしょう。
飼育暦の方は、我が家に来た当時の事をウサギ掲示板に書いたのを拾ってあったし。
おかげで詳細を書くことが出来ました♪
でも・・・・・・
このところの病院通いと病状のヤキモキと、基礎情報書きで、ぐったりきてしまった。
うーーーん。少しはお休みしなくちゃなぁ。
今日は定期の検診日でもあるので
「まずはユキちゃんからいこうかな」
「ユキは最近快調で、お尻もいつもきれいなんです。下痢もしないし、どうしたのでしょうね」
ユキの尿道口は、ちょっと曲がっています。
だからおしっこでぬれたり、そこへ軟便をしたりすると、ただれて脱毛して真っ赤になりやすい。
それがこのところきれいなんです。
ですから毛がしっかりふっさり生えてきていて・・・
「おおー。本当だ。(@@) とてもきれいだね。へー」
「このところシジミにばかり手がかかっているので、シジミに気がとられて、気が付いたらユキの方が、っていう事がないように気をつけてはいるのですが」
「そうそう。ウサギさんって、そういうところがあるのね。以前ね、聞いた話ですけれど。病院に来るウサギさんで、いつも大人気のウサギさんがいたんですって。皆がカワイイカワイイって、人気者。ところがある時他の小さなウサギさんが来て、そちらにみんなの注目が集まるようになった。そうしたら、病院でオシッコやウンチをするようになったんですって。飼い主さんは、今までこんなところでしなかったのに、って。」
「あ、ボクはここにいるぞ!って:笑」
「そうそう(^^) やきもちね」
「今日は左目がなんとなく涙目かな?って。昨日まではなんともなかったのですけれど」
「うん。歯かもね。ちょっと見て見ましょう。
おや、歯に緑のものがついてますね」
「やだー(^^;; さっきお弁当のシソを食べていたんです。」
「ああ、シソかー(^^)」
「ウサギってごっくんすれば、きれいになっているんだと思ったのに。これじゃ、歯磨きさせたくなりますね。」
「ちょっと前がぎざぎざしているけど。この臼歯はナナメに伸びてきているな。いつもは・・・(カルテを見る) ああ、いつもこの方向にナナメでしたね。」
「早めに処置した方が」
「うん。気持ち切っておきますか。反対側は・・・うーーん。それにしてもこの臼歯は大きいなぁ。」
ユキは左の臼歯の1本が、とても大きいようなのです。
ナナメに伸びている臼歯をカットして、切歯を短く調整して。
「そう言えば、ねじれてきていた切歯。もっと横に向いてしまっているのかと思ったのですけれど。」
「うん。これくらいならね」
「でも、この根元が問題ですよねー」ねじれが歯茎に影響が出なければ良いのですが。
「そう言えば、体重なんですけれど。2100g台って、これくらいがちょうど良いのじゃないかと思うのですけれど。腰骨など触っていて、これ以上触れるとどうなのかと思って」
「いや、正直言えば2000切るくらいが、って思うのですよ」
「でもネザーとか純血種ならともかく、この体長を考えると。この子達、ただの「う・さ・ぎ」ですから(^^;;」
「あははは。レントゲンとって見なくちゃわかりませんよ。ウサギさんは内脂肪がつきやすいですから」
そっかー。以前レントゲンを見せてくださったものね。
体の表側じゃなくて、内側の内臓側に脂肪がたまるんです。
だから外見にだまされないようにしないと。
でもユキは快調そのもの。動きが軽くて、キラキラしていますからね。
「さて、ユキちゃんはお返ししましょう。次はシジミ君ね」
シジミは悪くはなってはいない。おおむね良好かな?と言う感じですが。
「新たに発見したことが1つあるんです。前肢の指がやっぱり白くカサカサで、地肌が赤い。
と言うことは、体の末端に症状が出ているということで、思いついて耳の中を見てみたら、やっぱりうっすら白くカサカサだったんです(--)」
「どれどれ。本当だ」
「鼻腔・上気道の炎症はだいぶ治まってらしく、やたらヒーヒーいう事はなくなりましたが、どうやら気(神経)が立つと少々ヒーヒー言う。例えば、抱かれたくないのに抱かれたとか。」
「なるほど。お腹の方は、かなり良いですね。肌の色も良いし、このあたりはこのまま毛が生えてくるでしょう。
そう言えば、エンセとウサギ梅毒の検査結果が出ました。Ezは (-)、ウサギ梅毒は(+)でした。
でも梅毒の方は、ほとんどのウサギさんが持っていますからね。それに、あれは一目で分かる症状がありますから、今回の原因じゃない。」
そうなると・・・
「やっぱり漢方とか。近くにおくだ先生がいらっしゃるので、どうかな?って思うのですけど。漢方獣医学会に所属してらっしゃるようだし。」
「ああ、おくだ先生ね。確か漢方の他、フラワーレメディーやホメオパシーもやっていましたね。 うん、良いかもしれない。こうなったら、西洋医学だけでなく、そういったものも含めて総合治療と言うか。良いかもしれない。一度なんとおっしゃるか、聞いてみたら?
はい。シジミちゃん オシマイ。えーっと、薬は・・・」
「この間から、クラビットは飲んでいませんよ。」
「そうね。このままで良いでしょう。このまま様子を見て、金曜日あたり電話で様子を教えてください。FAXでも良いですよ。それで次回、いつ診るか決めましょう。」
と言うわけで
土曜日、おくだ動物病院に連絡し、副院長先生の予約診療を取りました。
お忙しくて診察日が少ないので、30日の午後になりました。
「それまでに、飼い主さんの氏名・住所・連絡先。ウサギさんの種類・色・性別・年齢や今回の病気の事などを、FAXしてください。」
ああ、なるほど。
漢方などの方面ですと、どんな生活をしているか、どんな食事内容か、どんな性格か、なども必要情報。穏やかな人と、興奮しやすい人では、同じ症状でも薬の処方が違ってくるのです。
と言うわけで、飼育環境や飼育暦、既往歴から今回の発病から今までといった基本情報を詳細に作るので、手一杯な土曜の夜でした(^^;;
それにしても、発病から今までをブログに残してあったのは、思わぬお助け。
だって、記憶だけじゃ忘れたこともあったでしょう。
飼育暦の方は、我が家に来た当時の事をウサギ掲示板に書いたのを拾ってあったし。
おかげで詳細を書くことが出来ました♪
でも・・・・・・
このところの病院通いと病状のヤキモキと、基礎情報書きで、ぐったりきてしまった。
うーーーん。少しはお休みしなくちゃなぁ。
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