この世はすべて事もなし

今日は以前言っていた「花粉症」のお薬をもらいに、本当に久しぶりにホームドクターのところに行ってきました。あまりのお久しぶりさに、受付の小窓から「あらぁ！！お久しぶりーー♪♪　いらしたって聞いて」って差し出されたおばーちゃま先生（って別に医師ではありませんが）の手を思わず握り締め、「相変わらずお元気そうでぇ♪♪」って・・・　
お互いに、なに喜んでいるんだろう？って、待合室の皆さんの視線が・・・（＾＾；；
次の患者さんを呼びに来た看護師さんも、「あら　あらぁぁ～（＾＾）」　「お久しぶりです♪」
いつもどおりに6錠/日×５日分のセレスタミンの処方箋をもらって、「先生に、よろしくお伝えくださいね（＾＾）」
薬局のおじいちゃん先生はいらっしゃるだろうか？と思いつつ行けば、　あらら、リフォームしたのね。
残念ながらおじいちゃん先生の姿は見えず。
カルテを見ながらの薬局の方に「これで１年分ですよ：笑」
「どうりで多いと思ったのですよ。何にお使いですか？」
「花粉症に喘息に、なんにでも。　でも喘息はここ数年ないんですよ。更年期過ぎたら治っちゃいました。花粉症も数年ぶりで、今年は怪しそうなので予備にいただきました。」
「そうですか。今は他にも良い薬が沢山ありますから、ご相談くださいね」
って、他の薬は副作用の症状が怖くて使えないんですよ（＾＾；；

久しぶりの隣町。子育てに追われていた頃住んでいて、この商店街にお世話になったもの。
当時はとてもにぎやかで、商店街も活気にあふれていた。
どこにも子供があふれていて、商店主の方たちも働き盛りで、店先がキラキラしていました。
今は・・・商店主の方もご年配になり、あの店、この店と半数以上もなくなって。
当時の子供達御用達の文房具屋さんも、本当にうらぶれてしまって、商品に埃がかぶっている。
まだあるお店の奥には、すっかり年をとったお店の方々。
地域全体が、高齢化したのでしょうね。
そういう私も、すっかり年をとりましたが（爆）

駅のホームから見上げる空は、すっかり春めいた色合い。
うっすらと大きな白い三日月が、春の雲間に浮かんでいます。
今、身内で病気の人は、いません。
今、気がかりでどうしようもない事や、明日のお金に悩む事はありません。
今、まだ働く職場もあり、お給料をいただけます。
今、動物家族も元気です。
今、こうしてあることが、とても幸せなことなんだと、つくづく思います。
この幸せは、明日には消えるかもしれない。
誰かが病気だとか、ウサウサずやお鳥様の様子が変だとか。地震・災害、何があるか分かりません。
先行きを考えれば、老後の資金面ではどうしようもないところもあるのですが、今は考えずに働きましょう。
そうして、今の幸せな一瞬一瞬を心から感謝して暮らしましょう。
今ここに立って、心に引っかかりなく空を見上げ、美しいと思える時間があること。
こうしたなんでもない時間がとても愛しくて、実は一番の幸せだったりするんだと思う、かーさんです。