昨日の晩のこと、お薬が効いたのか? シソを口にする。
んん???
口先だけで食べてる?
シソがぼろぼろ落ちる(--)
その隣では、明日葉一枝ほうばったこゆきが、シャクシャクシャクと途切れることなく口の中に消えていく。
そうだよね。
ウサギの食べ方ってそうよね。
端を加えたら、前歯を動かしながら、上手に奥へ送り込んでいくものなのです。
決して人間のように、一口か見切って食べるということはない。
シジミ 口の端から、細切れになってシソが落ちてくる。
たった一枚食べるのに、とても一生懸命何度も拾って食べる。
やっぱり どこか噛み合ってない(--)
ということで、出社してから「うさぎ専用ダイアル」にかける。
留守電になるので、夕方診てほしいと伝言。
木曜は午前中は診察するのですが、午後はオペ日で診療はお休みなんです。
でもオペが終われば、診てもらうことは可能。
もう月曜からほとんど食べていないし、昨日2160gと80gも落ちているので、今日は下手をすれば2100gかも。
これ以上体重を落としたくないのです。
一応今回は、ゲータレードを飲んでいるので脱水は防止できていると思うのですが、働かない時間が長くなると腸のトラブルになりかねません。
どう見ても、胃腸は準備できているのに、ちょっとしたことが引っかかりになって、口から入っていかないという状態。
まだ動けるうちに、何とかしたい。
病院からの折り返しの電話で、昨日の診察と経過をお話して、夕方診てもらえないかと相談。
「17:30にいらしてください。」
その言葉に、本当にほっとしました。
昨日の診立てをお話し、非ステロイド系鎮痛消炎剤を処方していただいたと言ったら
「メタカムかな?」
「えーっと・・・ メロキシカム製剤です。 あ、ひょっとしてメタカムと同じですか?」
「ええ そうです。 処方は、それでいいですね。」
「でも調べたら胃腸への影響があったので、シジミは大腸が不安定な時があるので、プリンペランミックスと一緒に与えましたが、よかったですか?」
「ええ いいですよ。 じゃぁ 歯を見てみようかな。」
まずは、前歯のぎざぎざをそろえてしまうことになりました。
その後丹念に奥歯を見て下さったのですが・・・
「うーーーん そんなに気になるところはありませんね。」
「昨日は歯茎が炎症を起こしているということだったのですが、今日はどうでしょう。」
「歯茎は大丈夫です。きれいな色になっていますよ。」
いつも以上に丹念に探って、どこを気にしているのか一生懸命探してくださいました。
特に昨日炎症を起こしていたという右を、丹念に探ったのですが
「右は大丈夫です。」
今度は左。 奥の奥の方まで、いろいろな角度からのぞいて
「これが気になっているのかも。」
以前横に倒れこんでいるとおっしゃった歯をカット。
大きさ5mm四方ほど。
うさぎの歯って、本当に小さいのですよ。
その小さな歯で5mmというのは、結構なサイズです。
「あー これかな。 一番奥が上からかぶさっています。」
つまり、上下きちんと面で合わさるはずが、一番奥の上の歯が、下の歯の奥横に伸びているんです。
「この歯だけ、やたら元気に伸びているんですね。」
若くないので、他の歯はあまり伸びが良くありません。
なのにその歯だけ伸びるので、噛みあわせがずれてきたのかも。
一番奥なので、先生もかなり苦労しています。
「あれ いい子だなぁ。 ちゃんと口を開けていてくれてます。(^^)」
「先生 そこそこ 治して って言ってるのかも:笑」
「あー ちゃんと開けていてくれるのに・・・」
角度が難しくて、なかなか上手くカットできません。
その上、とんがっていないので、器具が滑ってしまうようです。
どうにかこうにか3mmほどカットできて、本当はもっとカットしたいのに難しい様子。
何とかもう少しカットして、後はヤスリですりすりすり。
最後に、指を口の中に入れて探って、引っ掛かりがないか確かめています。
「野菜がありますか? 食べ方を見たいので」
お弁当にシソと明日葉をもてちたので、シソを出してみました。
「においもかぎませんね(^^;;;」
シソの先を口に入れてみますが、上手く噛めない様子。
「前歯が噛めないようですね。まだ調節したばかりだから」
多少の不都合は、あごをずらして食べているので、調節したばかりだとあごが元の位置に戻っていないので、噛めないことがあるのです。
月曜からほとんど食べていないとお話していたせいか、珍しく強制給餌の用意がしてありました。
量にして3mlのシリンジ2本分。
結構奥まで差し込んで、チューと押し出せば、もぐもぐ。
でも、口からこぼれてしまうの・・・大丈夫?
「一度の量が少し多かったから。」
とりあえず4mlほどは収まったようですから、食べる引き金になってくれるといいな。
「メタカムどうしましょう? 歯茎の色がきれいになったなら、なくていいですか?
プリンペランはどうしましょう?」
「メタカムはいいでしょう。で、反応がなかったようだから、プリンペランも必要ないでしょう。
それより、ステロイドがいいかもしれない。
ちょっと活が入って、食べだすかもしれません。
それでだめなようなら、血液検査をしましょう。
腎臓が悪くなっていても、食べないことがありますから。」
「では、今晩一度ステラロールを与えてみます。」
「今晩と明日の朝の2回、やってみてください。」
「それで駄目なら、土曜にまた来ます。」
ということで、終了。
帰宅途中 入れてあったシソと明日葉を食べている人・・・
多少食べ方はぶきっちょだけど、あごが元の位置に戻ったらどうかしら?
ちょっと期待して帰宅したのですが、台所に飛んでった息子を追いかけていったら、ぐるっと一周で部屋に戻っちゃった(--)
さてさて どうなりますことやら。
今回はゲータレードを飲んでくれるので、脱水を心配することがないのだけが救いです。
ステラロール 緊急時の魔法の薬なのですが、食べるきっかけになってくれるといいなぁ。
んん???
口先だけで食べてる?
シソがぼろぼろ落ちる(--)
その隣では、明日葉一枝ほうばったこゆきが、シャクシャクシャクと途切れることなく口の中に消えていく。
そうだよね。
ウサギの食べ方ってそうよね。
端を加えたら、前歯を動かしながら、上手に奥へ送り込んでいくものなのです。
決して人間のように、一口か見切って食べるということはない。
シジミ 口の端から、細切れになってシソが落ちてくる。
たった一枚食べるのに、とても一生懸命何度も拾って食べる。
やっぱり どこか噛み合ってない(--)
ということで、出社してから「うさぎ専用ダイアル」にかける。
留守電になるので、夕方診てほしいと伝言。
木曜は午前中は診察するのですが、午後はオペ日で診療はお休みなんです。
でもオペが終われば、診てもらうことは可能。
もう月曜からほとんど食べていないし、昨日2160gと80gも落ちているので、今日は下手をすれば2100gかも。
これ以上体重を落としたくないのです。
一応今回は、ゲータレードを飲んでいるので脱水は防止できていると思うのですが、働かない時間が長くなると腸のトラブルになりかねません。
どう見ても、胃腸は準備できているのに、ちょっとしたことが引っかかりになって、口から入っていかないという状態。
まだ動けるうちに、何とかしたい。
病院からの折り返しの電話で、昨日の診察と経過をお話して、夕方診てもらえないかと相談。
「17:30にいらしてください。」
その言葉に、本当にほっとしました。
昨日の診立てをお話し、非ステロイド系鎮痛消炎剤を処方していただいたと言ったら
「メタカムかな?」
「えーっと・・・ メロキシカム製剤です。 あ、ひょっとしてメタカムと同じですか?」
「ええ そうです。 処方は、それでいいですね。」
「でも調べたら胃腸への影響があったので、シジミは大腸が不安定な時があるので、プリンペランミックスと一緒に与えましたが、よかったですか?」
「ええ いいですよ。 じゃぁ 歯を見てみようかな。」
まずは、前歯のぎざぎざをそろえてしまうことになりました。
その後丹念に奥歯を見て下さったのですが・・・
「うーーーん そんなに気になるところはありませんね。」
「昨日は歯茎が炎症を起こしているということだったのですが、今日はどうでしょう。」
「歯茎は大丈夫です。きれいな色になっていますよ。」
いつも以上に丹念に探って、どこを気にしているのか一生懸命探してくださいました。
特に昨日炎症を起こしていたという右を、丹念に探ったのですが
「右は大丈夫です。」
今度は左。 奥の奥の方まで、いろいろな角度からのぞいて
「これが気になっているのかも。」
以前横に倒れこんでいるとおっしゃった歯をカット。
大きさ5mm四方ほど。
うさぎの歯って、本当に小さいのですよ。
その小さな歯で5mmというのは、結構なサイズです。
「あー これかな。 一番奥が上からかぶさっています。」
つまり、上下きちんと面で合わさるはずが、一番奥の上の歯が、下の歯の奥横に伸びているんです。
「この歯だけ、やたら元気に伸びているんですね。」
若くないので、他の歯はあまり伸びが良くありません。
なのにその歯だけ伸びるので、噛みあわせがずれてきたのかも。
一番奥なので、先生もかなり苦労しています。
「あれ いい子だなぁ。 ちゃんと口を開けていてくれてます。(^^)」
「先生 そこそこ 治して って言ってるのかも:笑」
「あー ちゃんと開けていてくれるのに・・・」
角度が難しくて、なかなか上手くカットできません。
その上、とんがっていないので、器具が滑ってしまうようです。
どうにかこうにか3mmほどカットできて、本当はもっとカットしたいのに難しい様子。
何とかもう少しカットして、後はヤスリですりすりすり。
最後に、指を口の中に入れて探って、引っ掛かりがないか確かめています。
「野菜がありますか? 食べ方を見たいので」
お弁当にシソと明日葉をもてちたので、シソを出してみました。
「においもかぎませんね(^^;;;」
シソの先を口に入れてみますが、上手く噛めない様子。
「前歯が噛めないようですね。まだ調節したばかりだから」
多少の不都合は、あごをずらして食べているので、調節したばかりだとあごが元の位置に戻っていないので、噛めないことがあるのです。
月曜からほとんど食べていないとお話していたせいか、珍しく強制給餌の用意がしてありました。
量にして3mlのシリンジ2本分。
結構奥まで差し込んで、チューと押し出せば、もぐもぐ。
でも、口からこぼれてしまうの・・・大丈夫?
「一度の量が少し多かったから。」
とりあえず4mlほどは収まったようですから、食べる引き金になってくれるといいな。
「メタカムどうしましょう? 歯茎の色がきれいになったなら、なくていいですか?
プリンペランはどうしましょう?」
「メタカムはいいでしょう。で、反応がなかったようだから、プリンペランも必要ないでしょう。
それより、ステロイドがいいかもしれない。
ちょっと活が入って、食べだすかもしれません。
それでだめなようなら、血液検査をしましょう。
腎臓が悪くなっていても、食べないことがありますから。」
「では、今晩一度ステラロールを与えてみます。」
「今晩と明日の朝の2回、やってみてください。」
「それで駄目なら、土曜にまた来ます。」
ということで、終了。
帰宅途中 入れてあったシソと明日葉を食べている人・・・
多少食べ方はぶきっちょだけど、あごが元の位置に戻ったらどうかしら?
ちょっと期待して帰宅したのですが、台所に飛んでった息子を追いかけていったら、ぐるっと一周で部屋に戻っちゃった(--)
さてさて どうなりますことやら。
今回はゲータレードを飲んでくれるので、脱水を心配することがないのだけが救いです。
ステラロール 緊急時の魔法の薬なのですが、食べるきっかけになってくれるといいなぁ。
シジミ君、心配ですね。。。
でも、きち先生に処置していただいたら、なんだかホッとしますよね。
早く元気になって、またビリビリやってほしいです。
チーママさんも、たびたびの通院、おつかれさまでした。
いえいえ こちらこそ、こちらからおかけしたのに、そのまんまにしてしまってごめんなさいm(_ _)m
成毛先生は、さすがに研修元に似て、ソフトで穏やかですね(^^) きっと良い先生になってくださるでしょう。頼もしいです。
きち先生は、もう職人肌。匠といわせていただきたい(爆) こればかりは、もう数をこなして、良い経験をたくさんして、試行錯誤に情報収集を続けなければできることじゃありませんね。
今回やっぱり「おそらく日本で一番多くのうさぎを手がけているんじゃないだろうか」と、つくづく思いましたよ。うさぎに教えられる。獣医さんも飼い主も、その点は同じですね(^^)