チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

今日のニュース

2011-02-09 13:05:20 | 生活
アルツハイマーの成り立ちの一端が解明されたらしい。

引用------
神経細胞の中心から末端部に様々なたんぱく質を運ぶ「キネシン1」という運搬役のたんぱく質が働かなくなると、アルツハイマー病の発症につながる物質が末端部にたまってしまうことを、名古屋大の松本邦弘教授と久本直毅准教授(生命理学)らが解明した。仕組みがわかったことで、治療法の開発につなげられる可能性がある。9日付の米科学誌で発表する。

アルツハイマー病の原因物質、細胞にたまる仕組み解明asahi.com(朝日新聞社)より

遺伝的な要素もあるアルツハイマーは、他人事ではない。
というのも、「恍惚の人」が出た当時、我が家(実家)では、祖母がまさにその最中であったからである。
とはいえ、寝たきりで「徘徊がないだけ ありがたいと思いましょうよ」と話した記憶がある。
遺伝的にいえば、子供6人の中で次女である伯母がやはり罹患したので、私の中ではひそかに「孫の代では誰か?」という思いがないわけではない。
まぁ、遺伝的にはF2だから1/4の血を受けついているわけで、確立は低くなるが、一般よりは高いだろうと踏んでいる。

もっとも祖母が、本当のアルツハイマーだったのか、あるいはレビー小体病だったのか。
良く夜中に「部屋に誰か男の人がいる」と言っていたのは、レビー小体病の幻視のような気もする。
どちらも合わせ技と言うこともあるようだから、おそらくそうであったのではないかと考えている。
今ならば症状を遅らせたり、多少なりとも改善できたかもしれないが、当時は年なりで仕方ないという時代であったし、結局80過ぎまで生きて、亡くなる直前にはお地蔵様のような顔になり、「立派な老衰ですね」といわれたのだから、両親は良く世話をしたと思う。

伯母はきれいさっぱりのアルツハイマーで、一度施設にお見舞いに行ったが、なんともニコニコかわいらしい様子で、係りの人になついていたのが印象的。
すでに家族のことも、もちろん兄弟のことも分からなかったが、幸せそうだったのでそれはそれで良かったのだと思っている。(費用は大変なものだったと聞いているが)
なんとなれば、アルツハイマーの方をお世話するのは、並大抵のことでできることではないと良く分かっているから。

認知症に関しての研究が進み、治療方法や対処方法が良くなり、少しでも患者さん自身も、ご家族も、希望を持って健やかな生活ができるようになると良いと願っている。



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