父の尿の出が悪いので泌尿器科の受診を考えたいという話があったのは昨年12月の事。
その後、就寝前の導尿をすることで落ち着いていると思っていたのだが・・・
正月明けに連絡があってやはり一度受診させたいという。
予約した日が天気が良いとは限らないので、雪の季節の受診は出来れば避けたい。
けれど受診させたいと言われるのは大抵が雪の季節だ
大雪も一段落した先週が予約日だった
父と一緒に施設の車に乗って病院へ行く事も考えたのだが、早くに受付を済ませた方が父の待つ時間が少なくて良いだろうと、、私は13時に病院へ行って受付を済ませた。
診察開始は13時30分からで、順番は11番目。
30分後に施設のスタッフさんに付き添われ、車イス専用車に乗って父が来た
14時過ぎたころから、父が痛いから帰ると言い始めた。
診察なんか受けなくて良いと言う。
それを宥めて、診察室に呼ばれたのは14時30分。
今の状態で様子を見るしかないという所見で、僅か5分で診察は終わった。
会計は私がするので先に帰ってもらおうと思ったが、迎えの車がなかなか来ない。
会計が済んで30分経っても来ない。
父は何度も帰りたいと訴える。
それを見ているのも辛いことで、かと言って受診にはスタッフさんも付き添って来ているし、私の車では車イスを載せる事は出来ない。
ようやく迎えの車が来たのは16時少し前だった。
泌尿器科は何度も受診していて、いつも特別な治療は必要ないと言われる。
今回も就寝前の導尿をこのまま続けてという事だった。
もし検査や治療が必要だと言われたら、私はまた苦しい決断をしなければいけなくなるところだった。
現状のまま様子を見てという診断にホッとした。
病院は混んでいるし、本人は我が儘なことを言うし、なにもかにも予定通りにはいかないし...
お父上も何時間も待たされて辛かったでしょう。
病院に行くと、今までよかった体調も却って悪くなるような気がします。
大事をとっての受診とはいえ、もう少し要領よくできる方法はないのかしら...と、私もいつも思っていました。
先に受付を済ませても、やっぱり1時間待ち。
それでも当の泌尿器科の医師は無駄な検査や投薬はしないようで、それは有難い事です。
ひとつ懸案事項が終わってホッとしました。