日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

お香料の行方

2007-01-29 | 実家に関すること
母の叔父から送って頂いたお香料、三分の一はお返しに使わせてもらうことにして、デパートに出かけお茶の詰め合わせを送る事にしました。
残りの現金はお香典袋と一緒にいつもの通り実家のテーブルに置いてきました。

  母の叔父からお香料を送っていただいたこと。
  お返しは私が送っておいたこと。
  お礼の手紙も同封しておいたこと。のメモを付けて

翌日、「有難うございます。**さんには伝えておきます」と返事のメモ。
現金はそのまま置いてありました。
私に気を遣ってそのままにしたのかも知れないのですが、結局こんな事も私があれこれ言わなきゃいけないという事が面白くなく ちゃんと持ち帰って弟と相談してよ
父の口座に入金する事も考えましたが、それでは送って下さった方の気持ちに添えないと思い「母のために送って頂いたのだからお供えに使ったらどうでしょうか」と書いてきたのです。
また翌日「お花代に使わせていただきます」と今度は弟からのメモ。現金は持ち帰ったようでした。

この、メモによるやり取りと言うのが意思の疎通に問題を生じさせるのだとは思うのですが
会話があれば、
頂いたお香料はどうしようか
どうしたら良いだろう
折角の気持ちだから母のために使おうよ
じゃあ、お花代に使わせてもらおうか
と言うような展開になったと思うのです。

お正月の事だって
私たちは2日にお父さんのところに行きますから
あらー、折角家に帰ってくるのだからちょっとだけでも顔を見せてよ
と言う事になった筈です。

でも、弟の家に電話をすると「えっ何かありましたか」と義妹は大げさな反応をします。私の両親の心配をしていると言うパフォーマンスかなと思うくらい
何か無ければ電話もしにくいんですよね。

直接の関係を避けるようになったのはいつからでしょうか。どんどん親の介護が必要になってきた頃からのような気がします







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今季一番の寒さ

2007-01-26 | Weblog
今朝の最低気温は氷点下9.4度。私の住む地区は気象台発表より更に低く氷点下15度
3日くらい連続で雪も降ったので積雪量も例年並に近づいたみたい
今までが楽だったから連日の雪、気温低下はこたえる
でも、でも 雪が少なく温暖な冬は母がいなくなった現在、要らない 
毎年雪が降れば除雪を気に掛けていたのだから、せめて母が不在になったこの冬は例年並の雪の量であってほしい
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事件の後

2007-01-25 | Weblog
東京の、歯科医の次男が妹を殺害すると言う事件が少し前にありましたね。その両親が弁護士を通して手記を発表したとか。
次男について「優しく、家族に暴力を振るった事は一度も無かった」と。
そして娘の事は「残念だが大変気が強く、自分の非を認め謝る事の出来ない子だった」さらに「二人ともかけがえの無い子供。娘の霊を弔い、息子が早く更正できるように支えていきたい」
なんだかね、これも辛い話ですね
娘を失うだけでも切ないのに 犯人が息子だなんて、気持ちのやり場が無いだろうなって思います。

それで思い出したのが何年も前に当地で起こった一人娘が両親を殺害したと言う事件。
殺されたお母さんのパート先が**銀行で、私も支店は違うものの**銀行にいたので行内で話題になりました。
交際していた男性の影響も大きかったようですが、それにしても自分の親を殺すなんてどういう心境だったのでしょうね
その男性との責任のなすりあいの後、服役したようですが出所しても迎えてくれる親はいないわけで
財産狙いの犯行だったと言う話ですが、親を殺した当事者に相続権は無くなるし、その男性も失って無くした物の大きさに気づいた時はもう遅い

自分の行動が引き起こす結果に対しての想像力が欠けているのですね
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寒中見舞いを出して

2007-01-22 | 実家に関すること
父の名前での喪中葉書は出しませんでした。
もう来る年賀状も数少なくなっているので、今回のことを知らない方から賀状を頂いても大した枚数にはならないと思い、頂いた先には寒中見舞いで母の訃報をお知らせする事にしていたのです。

年が明けて何日か経った頃、義妹が寒中見舞いの件で「私でよかったら出しておきますが・・・」とのメモ。
私でよかったらって・・・ 
やる気があるのなら「うちで出しておきますか?」じゃないのかな。
結局、弟がやらないのであれば私?と言う事で私が出しました。
良いんですけどね。父の名前で出す訳だし。

それから数日が経って私が実家に行った時に不在配達のお知らせがあって、それは私の自宅に配達してもらうようにしました。
寒中見舞いで母の訃報を知ったと言う事で、遠くに住む母の叔父からのお香料と手紙が入っていました

手紙は叔父の子供(母の従姉妹)からのもので終戦間際の物の無い時代、洋裁の得意だった母が小学校に入る従姉妹のために手作りのランドセルを作ってくれて嬉しかった事が書いてありました。
思いがけず知る事の出来た母の若い日のひとこま。

母が洋裁の勉強のために東京で暮らした事、戦禍が激しくなって東北に行った事、その後郷里に戻った事は母から聞いていました。
母がいるうちにもっと色々な話を聞いておけば良かったと思います





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老後を思う

2007-01-20 | Weblog
私の世代は、親を見る最後の世代で子供に見てもらえない最初の世代だそうです。
でも老後を支える施設もお金が無くちゃあ入れないのですよね。
施設にもよるのだろうけれど、なかなか年金だけでは賄えない。
低所得の人にはそれなりの減免制度があるけれど、その手続きが自分で出来るくらいならまだ自立できている訳で
ある程度長生きすれば、どうしたって人の手を煩わせる事になるのは仕方のない事

あまり人付き合いの得意でない私は孤独な老後になりそうでなんだかね、早く死んだほうが勝ちって思う今日この頃です。
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新年会のお誘い

2007-01-17 | 友人とか近所とか
昨夜、パートしていた時の仲間から電話があって 仲の良かった数人と新年会をするので一緒にというお誘いが

今までにも何度もお誘いがあって、その度に介護疲れを理由にお断りしていた私なのにまた誘ってもらえるなんて
この寒さの中、夜の外出はちょっと辛いけれど何年かぶりで旧交を温めてきます
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6ヶ月が過ぎて

2007-01-15 | 実家に関すること
母が旅立って6ヶ月が過ぎました
母は歩行が不自由だったので買い物に行く時は私が同行しました。
自分で買い物に行くことが出来ないので、予備があっても安ければ買い置きしていました。
なので使っていない調味料が残っていて、それは弟のところと分けたのですが母が日常使用していた化粧品、使いかけの調味料などは自宅に持ち帰って使いました。
ひとつずつ使い切っていくのも切ないものがあります。

いつも母の予定にあわせて動いていたので、いま私の予定はありません。
午前中はゆっくり家事をして、お昼が済んだら実家に行ったり父の様子を見に行ったりしてから買い物をして帰宅します
人との接触の少ない生活です。これじゃあいけないとは思うけれど未だ何かを始めようという気には成れないでいます。




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メメント・モリ

2007-01-10 | Weblog
この言葉に触れたのは若くてまだ死に対して不遜だった頃。
死を想え、と言う意味のラテン語だったと思います。

先日知ったのはウェディングコーディネーターのタカコさんが亡くなった事。
娘の結婚の際にお世話になった方です。スペインで生活なさっていたのですが、アンダルシアのひまわりのような印象の方でした。
多分、まだ50歳にはなっていないかと・・・早すぎる死です

喪中の葉書も親の訃報に混じって配偶者の訃報があったりして、いよいよ自分たちの心配をする年代になったようです。
夫の元同僚の方からも奥様の訃報が
42歳という年齢との事、余りにも早すぎます。

余分なものは持たないとは何年か前から心掛けてはいますが、それでも物って増えるんですよね
ひとつ買ったらひとつ捨てようとは思っていても、なかなか捨てる事が出来ません
今年はもう少し物の整理を、って昨年もそう思ったような気がします

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成人式

2007-01-09 | Weblog
今年も荒れた成人式がありましたね。
いや、天候の事ではなくて・・・逮捕者も出たような

その中で心に残る成人の式典を催行したのは財政破綻した夕張市。
成人式の予算は昨年計上した60万円の残余金、僅か1万円。
成人を迎える若者たちが地域の住民たちに寄付を求め 更には全国から寄せられた厚情に支えられ自らの力で式典を執り行ったのですね。

予算はともかく、自分たちの力で作り上げる式典というのは今後の成人式のあり方として学ぶべきものがあるのでは。
もうお仕着せの成人式から脱却しても良いのではと愚考した次第です。
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なんだかなぁ再び

2007-01-05 | 実家に関すること
2日に父に会いに行った義妹、「おすしが美味しかった」と父が言っていたそうで、有難う御座いました、とのメモ。
有難う御座いました、って違うんじゃあないの
父に対して何もしない、責任も持ってない人が言うのは「有難う」じゃなく「済みません」とか「申し訳ありません」だと思うけど。
まるで自分が父を見ていて、私が手伝っているって状態みたいじゃない

父を外泊させるというメモを私が置いて来た時、「お父さんも喜ぶと思います」との添書きに嫌な感じがしたのもそれなんだよねー。さも父のことを考えてるような事を言う

心にもない事を言う義妹もなんだかなぁと思うけれど、何も言わない弟もなんだかなぁ

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