熱い夏

今年は例年になく湿度が高く蒸し暑い夏だったように思う。

昨年まで窓を開けて寝れば眠れないという事は無かったのに、夜になっても気温が下がらず、寝苦しい夜が2回もあった。

8月は30度を超えた日が5回で、最高気温を記録したのは19日の34.3度

さすがに8月も下旬になるとそんなに暑くはならないよね、と思っていたら今週は再び30度の予報が出ている。

今年、夫は8日から16日までの長い夏休みになった。

Uちゃんが来ていれば一緒に出歩き、どこかに泊まりに行って過ごすのに、コロナは年に一度の楽しみも奪った。

今年はUちゃんも来なかったし、息子家族も来なかったのでお墓参りも夫と二人。

特別な事は無く夫と過ごした9日間。ちょっと疲れた😩 

さよならの儀式

宮部みゆきさんの最新作が出たと知り、図書館に予約して一年、ようやく読むことが出来た。

長編を期待して予約したのだが、SF作品ばかり8編が収録された一冊で表題になっている「さよならの儀式」は収録作の一つ。
収録作の中でよく分からなかったのが「海神の裔」
これは伊藤計劃×円城塔「屍者の帝国」の世界観を基にしたものだそうだ。

「わたしとワタシ」は既に40歳を過ぎたシングルの私の前に、高校生のワタシが現れる。タイムスリップものは色々あるが、過去のワタシと会話をするという設定は面白い。

防犯カメラが実は他世界からの侵入者ではないかという「戦闘員」
息子が悪に傾いた分岐点を見極めようとして、何度もやり直しを繰り返す村を見守る保安官を描いた「保安官の明日」は興味深く読んだ。

他に「母の法律」「星に願いを」「聖痕」