補綴物が脱離した場合は、どこまでも連結補綴するのよ。
どこまでもね。あなたの私の想像力の限界を超えてどこまでもね。
それでもいつかは物理的な限界を迎えるわけでさ、その時は即時で一気に残根上の義歯になるんだろうね。日本で最後の予約を取らない歯医者では、ほぼ全ての義歯が残根上の義歯だったね。
根治して根面板とかじゃないので、瘻孔はあるんだけどね。
残根上の義歯って顎堤が吸収せずに咬合の支持に使える利点があるって思っていたけど、何十年とその状態で義歯を使うと残根部の顎堤の形が維持され過ぎてアンダーカットが凄くキツくなるのよ。
他の歯にクラスプがかけられる時期なら良いんだけどさ、総義歯やそれに近くなると残根上でアンダーカットが酷い部位は義歯が浅くなって辺縁封鎖ができないんだよね。
それでもさ、なんとかなる時期はなんとかしたけど、何人かは抜歯と同時に大幅な歯槽骨形成術をして骨を削って丸めたね。
同時にやると保険的には抜歯に含まれるんだよね。
別日でも1歯相当分で110点だったかな?下顎舌側ならまあまあ高いけど、それ以外は抜く手間と抜いたら抜いたで抜歯窩の治癒を待つ時間は収入無しだからね。
次回、抜歯が上手
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