Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

morethan BRANZINO 82LL インプレ

2017-07-06 | ロッドの話
何年か前に中古で購入しました。主に小中規模河川にて使用。サブネームは“DAY BREAKER CUSTOM”

ティップ側ブランクスが2本あるのは、前所有者が1本目を折ってしまったらしく、その後新しい物を手に入れてくれていた為。




このロッドの最大の特徴はシーバスロッドとしては最短部類に入るであろうリアグリップ。ミノーのジャーキングなどロッドアクションを入れながら釣る為に作られた物なので、フローティングベストや身体に干渉されないように… とのことだと思います。

その反面 フォアグリップが大きめなのは、ロッドバランスを取る為だと思われます。


エンドキャップは昔のタイプなので、Dロゴではなくプランジーノオリジナル




バットは太いとロッドアクションが入れづらくなるので、細めでシャープな感じに。




ティップはしなやかですが細すぎず適度な張りがあり、ライン絡みを少なくする為のLDBガイド。AGSになる前のモデルの為、ガイドは全てチタン製です。
また 感度も良く、夜にミノーのタダ巻きで使ってみてもノリは良かったです。




ブランクス素材はSVFコンパイルX。全体的にゴールドかかった塗装がされています。
ルアーウェイトが5g〜24gとなってますが、ボクが使ってて1番気持ちがいいのは10g〜15g位。ミノーの大きさで言うと9cm〜11cm位かな。それより小さいミノーだとハートランドとかの方が使いやすいし、大きいとリアグリップが短いので手首が疲れます。
また リアグリップの短さはリールを選びます。ダイワのサイズで言えば2500番が大きさで言えばベストだと思いますが、手首でルアーをアクションさせていく為とバランスを考えると、 リールの自重が軽ければ軽い方がマッチします。

現在のAGSタイプの物と比べるとやや重く感じますが、ボク的には使い勝手が良く面白いロッドで気に入ってます。




最後に折れて詰められたティップ側は未だ使ったことがありませんが、流速のある河川などでノーマルティップでは入り過ぎてしまうような場所には良いかもしれません。( ウエダのFX-ti に似た感じ )