ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

同期の会 2010秋の伊那旅行(1)

2010年11月14日 | ウマさんの気ままなドライブ
2010年11月14日(日)


入社同期で作る「元気会」恒例の秋の旅行に参加した。
秋の旅行は、7-8年前から行われているが、自分は今回が3回目となる。
今年は、これまでの関東周辺から少し足を伸ばし、伊那方面へ行くことになった。

中央道の談合坂SAで車3台合計8人が合流し、談合しているところ。
   
       周りは紅葉が見ごろだが、あいにく霞がかかったよう。
       天気は悪くはないのに、どうやら、”黄砂”の影響らしい。
       
              八ケ岳にかかる不気味な雲
              
              
談合坂から100Kmほど走った「中央道原PA」で最初の休憩を、と携帯で連絡を取り合ったのだが、
1台が通り過ぎてしまい、最初の休憩は失敗。
それならば、と再度連絡を取り合い、次ぎは「諏訪SA」、としたのだが、今度は自分の乗る車が
SAへの入口を見落としてしまった。話に夢中になって、SAを通り過ぎてしまったのだ。
一度ならず二度も同じ原因で通り過ぎるとは。歳は取りたくないものである。

駒ヶ根ICを降り、駒ヶ根市名物の”ソースかつ丼”を食べることにした。
ところが、駅前はご覧のように、ゴーストタウン。人影が見えない。

       やっと一軒の店をみつけた。
       「駒ヶ根ソースかつ丼会」会長の店、の看板が。
       
              全員同じメニュー”ソースかつ丼(上)”(\1,050円)を注文。
              ご飯の上にキャベツを敷き、その上に揚げたてのかつを
              特製ソースにくぐらせて載せた、「ソースがかかったかつ丼」だが、
              味はなかなかで美味い。
              
                     見かけによらず、ボリュームがあった。
                     美味そうに頬張る仲間。みんな満腹になってご機嫌だ。
                     


駒ヶ根市街からほど近い、前光寺を訪問した。
仁王門寺院を守護する金剛力士像が安置されている。

       参道には、緑色に光る光苔が自生している。
       
              三門(三解脱門で迷より悟に入る門の意)
              長野県では善光寺に次ぐ三門で、楼上に十六羅漢が安置されている。
              
                     紅葉が見ごろを向かえていた。
                     
                            池の鯉も黄色に染まったのかな?
                            

本堂は線香の煙が立ち込めて、何とも言えない雰囲気が漂う。

       境内を散策してみた。
       紅葉に包まれた三重塔。
       南信州唯一の塔で、高さ約17m、
       
              見事な紅葉だ。
              光前寺の庭園は文化財保護法による国の名勝に指定されている。
              静寂な環境と風致は長野県随一と称されている、そうである。
              


動画で観るとこんな感じ。






参道を横に入り、門をくぐると本坊客殿がある。

       客殿奥の庭は、一説には阿弥陀仏の来迎のお姿を表現しようとした
       ”極楽浄土の庭園”ともいわれている、そうだ。
       ここから先は有料となっているので、この日はここまでにしておいた。
       かみさんと来る機会があれば、お茶の接待でも受けながらゆっくりと愛でてみたい。
       

木曽駒ケ岳方面を望む。
宝剣岳(2931m)山頂付近は既に雪が積もっている。

       肉眼で千畳敷の駒ケ岳ロープウエイが見える?
       双眼鏡で確かめているところ。
       


この日の宿は、山の中の一軒宿月川温泉 野熊の庄 月川だ。
信州の食材を取り入れた会席料理が並ぶ。なかなか豪華で見栄えがある。
真ん中には食べかけのあまごの塩焼きが乗っている。
数口食べて、カメラに納めていないのに気付いた。不覚であった。

       馬刺しと鮭の刺身
       
              信州牛のすき焼き
              
                     鯉の煮付け
                     
                            こちらはカメラに納めただけだ。
                            食べすぎになってはいけないので、食べるのは控えた。
                            


美味い料理に舌鼓を打ち、夜更けまで昔話に華を咲かせた。


同期の会 2010秋の伊奈旅行(2)”に続く。
              

日本100名城巡り No.18 鉢形城

2010年11月13日 | ウマさんの「日本100名城」巡り
2010年11月13日(土)


日帰りで日本100名城のひとつ「鉢形城」を訪れた。


鉢形城は埼玉県寄居町にあるが、町内には城跡への案内板が少ないのが気になった。
ひょっとしたら見落としたのかも知れないが、県道30号線で東武東上線鉢形駅の
かなり手前の国道254号線から鉢形城公園に至るまでほとんど見つけることができなかった。
CAR NAVIに従って走ったのだが、二の曲輪、三の曲輪へ続く入口は狭く、案内板もなかったので
通り過ぎてしまい、しばらく荒川沿いを走ったところで気がついて引き返した、といった具合である。
これまでいくつかの100名城を観て回ったが、どこも案内板は結構充実していたように見られた。
町のシンボルともいえる城と思われるが、寄居町は鉢形城をもっと親切に案内しても良いのでは? 
と正直思った。
冒頭からいきなり注文をつけて申し訳ないが、意見として聞いてもらえれば有難い。


鉢形城二の曲輪、三の曲輪の遠景

       二の曲輪の馬出(うまだし)
       「馬出」とは、虎口を守るとともに内部の城兵の動きを悟られないようにすることで
       出入りを安全かつ円滑に行うことを目的に造られた施設のこと。
       鉢形城には、この他にもいくつかの馬出がある。
       
              三の曲輪へ通じる道
              緩やかな坂道になっている。
              
                     二の曲輪と三の曲輪の境にある空堀と土塁
                     

三の曲輪から諏訪神社(馬出)へ通じる虎口
土塁には門があった可能性が高いが、発掘調査では確認されていない、とのこと。

       虎口から復元された三の曲輪の門と塀を見たところ。
       
              三の曲輪への門
              これまで見てきた城門に比べると規模が小さい。
              
                     三の曲輪の内側から門と塀を見たところ。
                     
                            諏訪神社(伝諏訪曲輪)との境には石垣が積まれている。
                            石垣と言っても小さな河原石で出来ている。石積みといった感じ。
                            江戸時代の城の石垣に比べるとその規模は小さい。
                            
                                   塀に沿って、石で組まれた排水溝が整備されている。
                                   


動画で三の曲輪を一巡り。


                            
伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された庭園の池
当時は庭石などはなかったようだ。

       伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された四阿(あずまや)
       かつては四阿から庭園の池を眺めながら宴会や歌会が催されていたのかも。
       
              四阿の横には建物の跡が丸太で復元されている。
              

伝秩父曲輪から荒川越しに寄居の町を望む。

                     

三の曲輪と馬出の間は空堀になっており、橋が架けられている。
三の曲輪の馬出の先に城山稲荷神社がある。

       復元された井戸
       
              井戸は石で組まれている。
              

三の曲輪から虎口を抜けると、諏訪神社(馬出)がある。
諏訪神社の辺りは伝諏訪曲輪と呼ばれている。

       諏訪神社
       
              御手洗い
              
                     諏訪神社の鳥居
                     
                            大手から諏訪神社方向を見たところ。
                            

100名城のスタンプは、諏訪神社から徒歩で7分ほど離れた
外曲輪と呼ばれていた場所に建てられた鉢形城歴史館にあった。

       「鉢形城歴史館
       なかなか立派な建物であるが、訪れる人は少ないようだ。
       
              100名城スタンプはこの中にあった。              
              


スタンプを押し、これで一応鉢形城を全部見終わったと思い、そのまま帰ってしまったが、
後になって、他にも本曲輪(伝御殿曲輪、伝御殿下曲輪)、笹曲輪があることを知った。
また、何かの機会で寄居町を訪れることがあれば、本曲輪、笹曲輪を見てみたい。
秩父地方は好きで、よく訪れる場所である。


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富士見塚古墳公園と霞ヶ浦

2010年11月12日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年11月12日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第40回「富士見塚古墳公園と霞ヶ浦」を巡るウォーキングに参加した。

この日、富士見塚古墳公園駐車場には、20名が集まった。

       早速、古墳公園に向かった。
       
              いつもの準備体操をして・・・
              
                     出発前に1号古墳に上ってみた。
                     
                            霞ヶ浦が一望でき、素晴らしい展望だ。
                            天気は快晴、言うことなしである。
                            



                            

富士見塚1号古墳
前方後円墳で、五世紀末から六世紀初頭に造られた、と考えられている。
一見円墳が二つ並んでいるように見えるが、手前が前方部で奥が後円部
となっており、全長78m、高さ11.5mと計測されている。

       富士見塚2号古墳
       直径25mの円墳で、1号古墳と同じく五世紀末から六世紀初頭に造られた、
       と考えられている。
       
              富士見塚3号古墳
              直径18mの円墳で、1号古墳よりおおよそ100年後の六世紀末に造られた、
              と考えられている。
              

いったん公園事務所まで戻って、ここからが出発である。

       のどかな田園風景が広がる。
       このような風景の中を歩くのは、気持ちが癒される。
       
              途中にこのような標識が建てられていた。
              霞ヶ浦に注ぐ菱木川と霞ヶ浦の管理の境界を示すものだ。
              
                     霞ヶ浦(西浦)を左手に観ながら土手の上を進む。
                     

霞ヶ浦には、各所にこのような小さな港が設けられている。
対岸の道の駅「たまつくり」の展望塔「虹の塔」が見える。
あそこまで歩くのだ。

       出発して30分、ひとまず休憩。
             
              『どうぞっ!』『あらっ、美味しそうっ、ごちそうさま』
              お馴染の光景だ。
              

霞ヶ浦大橋が迫ってきた。
昭和62年(1987年)3月に有料道路として開通したが、
平成17年(2005年)11月から無料開放となった。
対岸まで約1kmほどあるだろうか。360円払って渡ったのが思い出される。

       歩道・自転車専用道路を進む。
       自転車はたまに通るくらい。
       
              橋の中央付近。
              「霞ヶ浦ふれあいランド」の「虹の塔」がだんだん近くなってきた。
              交通量は多い。大型トラックが爆走するたびに橋の揺れが体に伝わる。
              
                     行方市とかすみがうら市の境界を示す標識。
                     どうやらここが橋の真ん中らしい。
                     
                            中央線を過ぎると、道の駅「たまつくり」はもう直ぐだ。
                            

橋を渡りきると「虹の塔」は目の前。                             

       しかし、当会の目指す目的地は、「虹の塔」ではなく
       道の駅の”産直野菜売り場”なのである。
       
              念入りに品物を確かめる。
              『今夜のおかずに何が良いかしら?』
              
                     『良い色してるねぇ 美味しそうだぁ』                     
                     
                            試食(落花生)はしっかりと味見をして・・・
                            

この日は弁当なしなので、リュックには余裕がある。
皆さん、制限時間(20分)で満足な買い物ができたようだ。
ちょっとした買い出しツァーといった感じ。

       展望塔をバックに記念写真
       
              来た道を引き返す。
              
                     湖面を吹き抜ける風が爽やかで心地良い。
                     とても11月中旬とは思えない。
                     

先頭集団は、快調なペースだ。 

       こちらはややペースが落ちてきたかな?
       1時間近く休憩なしで、お昼も摂っていないので無理もないか。
       それとも、買い物し過ぎてリュックが重くなり過ぎた?
       
              菱木川に架かる橋を渡ると、ゴールはもう直ぐだ。
              『頑張りましょうっ!』
              

12時20分、「富士見塚古墳事務所」にゴールイン。
ほぼ予定どおりではあった。

       事務所の駐車場で整理体操をして・・・
       

『はいっ、今日はお疲れ様でしたっ!』
昨日の「関東ふれあいの道」に続き、2日連続のウォーキングだったので、最後は少々疲れた。
今夜はゆっくり休むとしよう。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次


関東ふれあいの道(茨城)No.8 雨引観音からきのこ山まで

2010年11月11日 | ウマさんの「はつらつ百人委員会」
2010年11月11日(木)


県南高齢者はつらつ百人委員会主催の「関東ふれあいの道(茨城)」を歩く
ウォーキングに参加した。
足かけ2年間をかけて茨城県の「関東ふれあいの道」18コース(全255Km)を歩こうというものである。
全コースを踏破し、コース毎に定められた撮影ポイントでの本人写真を送付すると、県から認定証が
交付されることになっている。

今回が15回目で、この日は、コースNo.8の雨引観音 からコースNo.9途中のきのこ山 までの
約14Kmを歩くものである。
今回の撮影ポイントは、加波山北側の燕山山頂標識前が指定されている。


この日の第一集合場所、真壁第一体育館。
かつて、真壁城の本丸があった場所だ。

       国指定史跡「真壁城址」の碑がすぐ横にある。
       現在、発掘調査が行われているので、調査が終わったら訪れてみたい。
       

この日のゴール きのこ山に予め車3台を配車しておき、
スタート地点の雨引観音に向かった。
後方に見えるのは雨引観音の鐘楼。
この日雨引観音に集まったのは、9名である。

       めいめい軽い準備運動をして・・・
       9時ちょうど、先ずは雨引山目指して出発だ。
       
              この日は「関東ふれあいの道」茨城県最大の難コース加波山越えである。
              雨引観音に無事を祈らずには通れない。
              
              入山前にお祈りを済ませなきゃ。
              いつもよりお賽銭を弾んでおいた。
              

加波山方面を見ると、朝霧が立ち込めている。
こういう気象の場合は天気は良いとのこと。

       最初は雨引山への緩やかな登りが続く。
       これが結構長い。しばらく登ると首に額に汗が滲んできた。
       
              30分ほど登ったところで、加波山への分岐点に到着。
              先は長い、一息入れよう。
              一汗かいたが、それほど暑さは感じない。
              湿度が低いせいだろう。
              

暫らくは、下りと登りの道が交互に続く。
せっかく登ったかと思えば次ぎは下りである。

       落ち葉を踏みしめながら歩くのは気持ちが良いものである。
       
              天気はこれ以上は望めない、というほど最高の晴れである。
              気象予報どおりだ。
              真壁平野?が眼下に広がる。
              

木漏れ日に終期の紅葉が美しい。
やっと平坦な道になり、周りの紅葉を楽しむ余裕が出てきた。

       燕山まで3.5Km付近。
       快調なペースである。
       
              出発後1時間半、ここまでほとんど休みなしで歩いた。
              ひとまず軽い休憩を摂ることに。
              
                     持参の菓子を配り合う。
                     『ご馳走さまっ!』
                     
              
道の傾斜が次第に厳しくなり、息遣いが荒くなってきた。

       燕山まで残り1.5Km辺り。
       ここは、真壁方面が望める最後の眺望ポイント。
       まるで箱庭のように美しい。
       
              燕山まであと残り1Km辺りからは、厳しい登りが続く。
              
                     手摺りや杖の助けを借りないとまともに登れない。
                     

ようやく平坦なところに出た。
堪らず休憩だ。

       ところが、これはほんの序の口に過ぎなかった。
       まだまだ続きがあったのである。
       次ぎは岩だらけの道が控えていた。
       
              ここまで来たら、後には引き返せない。
              とにかく上を目指して登るしかない。
              
                     想像以上に険しい道である。
                     
                            さすがのベテランも相当堪えているようだ。
                            汗だくである。
                            

燕山まで残り200m、最後の坂を上ると・・・
撮影ポイントの燕山の標識だ。
『万歳っ!!』思わず叫びたくなる。

       めいめい証拠の写真を撮り、この先の東屋を目指した。
       ここからは、平坦な道になり、ほっと一安心。
       平らな道がこれほどありがたいと思ったことはない。
       
              11時50分、東屋に到着。
              ここで昼食を摂ることにした。
              
                     左がNHKの電波塔、右は国土交通省の電波塔。
                     

昼食を済ませた後、次ぎの目的地、加波山に向かった。

       ところどころに綺麗な紅葉が最後の色合いを見せる。
       

前方に「加波山神社」が見えてきた。

       古びた石段を上ると・・・
       
              意外にも(失礼)、立派な構えの拝殿には驚いた。
              

神社拝殿脇の参道?を進む。
周りには、先達や偉人を讃える碑が立ち並んでいるが、
何かおどろおどろした雰囲気が漂う。

       燕山より一段と険しい岩が続く。
       その先に、加波山神社の親宮本殿があった。
       
              さらに岩を登ると・・・
              加波山神社だけかと思ったら、「たばこ神社」が。
              
                     毎年9月5日、豊作を願う『きせる祭』が行われる、とのこと。
                     社殿前には日本たばこ産業の社運隆盛と、たばこ耕作組合の豊作祈願の碑が。
                     

その先の人一人がやっと通れる岩を抜けると・・・

       本殿天中宮が祀られていた。
       加波山神社の本殿である。
       
              祠の裏に回るとこれまで歩いてきた山の尾根が見えた。
              随分、歩いてきたもんだ、と実感できる。
              

本殿天中宮の先にまだ加波山神社大神社というのがあった。
三枝祇神社本宮本殿である。
一体この山にはいくつの神社が祀られているのだろう?
祠の真ん前にでっかい岩がある。三尊石だ。
自然のものなのか? 運んできたものなのか?

       これでもう最後かと思いきや、神社はまだあった。
       村社 三枝祇神社本宮拝殿である。
       どうやら加波山の神社はこれで最後のようだ。
       

旗立石
明治十七年(1884年)の加波山事件の際、自由と平等を求めて血気に逸る青年達が
「自由の魁」の大旗をひるがえした。
彼らは宇都宮新庁舎落成式に集まる政府要人を人民の抑圧者とみて爆殺を企てるが、
誤爆事故が露見して官憲の探索に会い、雨引山からさらに奥深い加波山に立てこもった。

       自衛隊機墜落の慰霊碑
       昭和48年に自衛隊機が墜落、2名の殉職者を慰霊して建てられたものだ。
       「合掌」
       

突然、目の前に風車が見えてきた。
”ウインドパワーつくば”と名付けられた丸山風力発電所である。

       当会の世話人(物理学が専門)から、風車の流体力学について
       講義を受け、熱心に聞き入る。
       この風車は風の強弱には関係なく、常に一定の速度で回っている、そうだ。
       

ここからは、アスファルトの道になった。
下りなので、楽で歩き易い。

       
              一本杉峠に出た。何故か杉の木が2本ある。
              

緩やかな坂道を分ほど行くと、足尾山神社の鳥居がある。
神社まで100mとあるが、観ていく気力は残っていない。素通りである。
2年前に来たときは、こんな感じ だった。


足尾山神社の鳥居から2分ほどのところにパラグライダーのジャンプ台がある。
この日は、誰もいなかった。(八郷側)
もう15時だ、パラグライダーのジャンプは終わったのだろう。

       こちらは、反対側(真壁側)のジャンプ台から観た景色。
       2年前にはなかった、ような気がする。
       

両方を動画で観るとこんな感じ。



さらに進んで行くと、視界が開けた。
今日歩いてきた尾根がくっきりと見えた。
『あの山の向こうから? よく歩いたもんだなぁ』皆さん、感慨深げである。

       ここにもパラグライダーのジャンプ台が出来ていた。
       最近は、パラグライダーの人気が高いのだろう。
       
              15時50分、この日のゴール「きのこ山」の休憩所に到着。
              朝9時に出発してから間もなく7時間になろうとしている。
              皆さん「関東ふれあいの道」最大の難所を歩ききった満足感に浸っているようだ。
              
                     夕日に筑波山の姿が映える。
                     『次ぎも頑張りましょうっ!』
                     

ここで、一応この日は解散となり、出発地の雨引観音に向かった。
『皆さん、お疲れ様でしたっ!』



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~湖畔に映える紅葉を求めて~ 草木湖ハイキング

2010年11月09日 | ウマさんの気ままなバスハイキング
2010年11月9日(火)

常南トラベル(株)が主催する日帰りバスの旅「草木湖ハイキング」に参加した。
我が「健康ウォーキングの会」からは、6名が参加した。

この日は朝から濃い霧に包まれ、視界は50mほどしかない。

       荒川沖駅前でバスに乗り込む。
       
              出発すると直ぐに朝食の弁当が配られた。
              前回と同じく、おにぎりである。
              当分はこのメニューが続くのだろう。
              
                     土浦駅前、石岡ロードパークで客を乗せ、常磐道へとバスは進んだ。
                     ”湖畔に映える紅葉を求めて”の謳い文句に誘われたのは、総勢36名。
                     最初の休憩地、友部SAでも霧は晴れず一段と濃くなってきた。
                     霧の中のハイキングか? 一抹の不安がよぎる。
                     
                            
              しかし、北関東道、東北道、日光宇都宮道へと進み、
              次ぎの休憩地、日光PAに着いたときには、
              霧は瞬く間に消え去り、一気に晴れ渡った。
              


10時20分、出発地の国民宿舎「サンレイク草木」に到着。
昼食の弁当が配られ、我が「健康ウォーキングの会」会長の
号令の下、準備体操だ。

       10時32分、揃って出発だ。
       
              落ち葉が舞い散り、シャンソン「枯葉」の雰囲気に浸る。
              (実はかなり強い風で、葉っぱが吹き飛ばされている、
              と言ったほうが正しいかも)
              
                     顔馴染みとなった添乗員との会話も弾む。
                     車はたまにしか通らないので、道一杯に広がって歩ける。
                     
                            木々の間から時折草木湖が見える。      
                                          

出発してから約30分、草木湖展望台に到着。
草木ダム堤防方面を望む。

       展望台からの眺めはなかなか素晴らしい。
       
              この辺りの紅葉のピークは過ぎたのかも。
              赤い紅葉(もみじ)があればもっと素晴らしいのだが・・・
              




さらに10分ほど進むと、草木ダムに到着した。
高さ140m、重力式のコンクリートダムだ。
利根川水系8ダムの一つで、首都圏飲料水、農業用水、
工業用水、洪水調節、発電用等の多目的ダムである。

       草木ダム湖の上流を望む。
       前方に噴水が見える。
       
              草木ダム
              放水していれば、絵になるのだが・・・
              
                     記念の写真を1枚。
                     三脚を持って来るべきだった。
                     

草木ダムから15分ほど下ると、不動滝があった。


落差20mだが、瀑音が谷間に響き渡り、なかなか迫力がある。
マイナスイオンが感じられる。


滝の上橋から観た不動滝。


童謡ふるさと館、東運動公園を過ぎて坂道を下っていくと、
草木ダムが目の前に迫ってきた。

       ダムを間近に見上げながら昼食を摂るのは気持ちが良い!? 筈なのだが、
       強い風に弁当が吹き飛ばされないように懸命に押えながら食べているのが正直なところ。
       
              この日のメニューは、「日光山菜おこわと地鶏の弁当」だ。
              片寄らないようにと、わざわざ水平に保ってリュックに詰めたのに、
              不覚にも、写真を撮る前に箸をつけてしまっていた。
              
                     久しぶりに美味しい弁当だったので、包装紙も紹介しておきたい。 
                     

せっかくの美味しい弁当も強風に邪魔された形で、早々に先へ進んだ。
渡良瀬川に架かる”わらべ橋”を渡る。

          わらべ橋から渡良瀬川の川下方向を望む。
          ダムがなかった頃には、このような風景が上流にもずっと
          続いていたのだろう。
          
                 渡良瀬川を渡り、上流方向に進む。
                   
                        前方にダムが見える。
                        ドウダンツツジの赤と空の青のコントラストが美しい。
                        

草木ダムを反対側から見たところ。

       草木湖展望台に到着した。
       

湖面を吹き抜ける風が強い。

              

13時10分、この日ゴール「草木ドライブイン」に到着した。


集合時間にはまだ1時間以上もあるため、湖畔遊歩道を歩いてみることに。
前方に「富弘美術館」が見える。

       富弘美術館傍の湖畔遊歩道を進むと、紅葉が色づいていた。
       
              湖面には横に向けて噴射しているような強い風が吹き荒れていたが・・・
              
                     湖畔の紅葉は真に見ごろを迎えていた。
                     
                            最後に、サブタイトルの”湖畔に映える紅葉”を味わうことができ
                            何とか満足のいくハイキングとなった。
                            

この後、国民宿舎「サンレイク草木」で一風呂浴びて汗を流した。
『汗を流した後の”お茶”は美味しいわねぇ』
500mlを一気に飲み干すとは、さすがです。(缶が見えている)



帰りの車内には、この日のハイキングに満足した雰囲気が溢れた。
また、『美味しい弁当だったねっ』に続き、『少し位高くても美味しい弁当の方がいいわねっ!』
の評価が飛び交っていた。
『せめて美味しい弁当を用意して欲しいわっ!』
弁当に対する期待は大きくなるばかりである。


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