2010年11月13日(土)
日帰りで日本100名城のひとつ「鉢形城」を訪れた。
鉢形城は埼玉県寄居町にあるが、町内には城跡への案内板が少ないのが気になった。
ひょっとしたら見落としたのかも知れないが、県道30号線で東武東上線鉢形駅の
かなり手前の国道254号線から鉢形城公園に至るまでほとんど見つけることができなかった。
CAR NAVIに従って走ったのだが、二の曲輪、三の曲輪へ続く入口は狭く、案内板もなかったので
通り過ぎてしまい、しばらく荒川沿いを走ったところで気がついて引き返した、といった具合である。
これまでいくつかの100名城を観て回ったが、どこも案内板は結構充実していたように見られた。
町のシンボルともいえる城と思われるが、寄居町は鉢形城をもっと親切に案内しても良いのでは?
と正直思った。
冒頭からいきなり注文をつけて申し訳ないが、意見として聞いてもらえれば有難い。
鉢形城二の曲輪、三の曲輪の遠景
二の曲輪の馬出(うまだし)
「馬出」とは、虎口を守るとともに内部の城兵の動きを悟られないようにすることで
出入りを安全かつ円滑に行うことを目的に造られた施設のこと。
鉢形城には、この他にもいくつかの馬出がある。
三の曲輪へ通じる道
緩やかな坂道になっている。
二の曲輪と三の曲輪の境にある空堀と土塁
三の曲輪から諏訪神社(馬出)へ通じる虎口
土塁には門があった可能性が高いが、発掘調査では確認されていない、とのこと。
虎口から復元された三の曲輪の門と塀を見たところ。
三の曲輪への門
これまで見てきた城門に比べると規模が小さい。
三の曲輪の内側から門と塀を見たところ。
諏訪神社(伝諏訪曲輪)との境には石垣が積まれている。
石垣と言っても小さな河原石で出来ている。石積みといった感じ。
江戸時代の城の石垣に比べるとその規模は小さい。
塀に沿って、石で組まれた排水溝が整備されている。
動画で三の曲輪を一巡り。
伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された庭園の池
当時は庭石などはなかったようだ。
伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された四阿(あずまや)
かつては四阿から庭園の池を眺めながら宴会や歌会が催されていたのかも。
四阿の横には建物の跡が丸太で復元されている。
伝秩父曲輪から荒川越しに寄居の町を望む。
三の曲輪と馬出の間は空堀になっており、橋が架けられている。
三の曲輪の馬出の先に城山稲荷神社がある。
復元された井戸
井戸は石で組まれている。
三の曲輪から虎口を抜けると、諏訪神社(馬出)がある。
諏訪神社の辺りは伝諏訪曲輪と呼ばれている。
諏訪神社
御手洗い
諏訪神社の鳥居
大手から諏訪神社方向を見たところ。
100名城のスタンプは、諏訪神社から徒歩で7分ほど離れた
外曲輪と呼ばれていた場所に建てられた鉢形城歴史館にあった。
「鉢形城歴史館」
なかなか立派な建物であるが、訪れる人は少ないようだ。
100名城スタンプはこの中にあった。
スタンプを押し、これで一応鉢形城を全部見終わったと思い、そのまま帰ってしまったが、
後になって、他にも本曲輪(伝御殿曲輪、伝御殿下曲輪)、笹曲輪があることを知った。
また、何かの機会で寄居町を訪れることがあれば、本曲輪、笹曲輪を見てみたい。
秩父地方は好きで、よく訪れる場所である。
ウマさんの「日本100名城巡り」の目次(日付順)に戻る。
ウマさんの「日本100名城巡り」の目次(お城順)に戻る。
日帰りで日本100名城のひとつ「鉢形城」を訪れた。
鉢形城は埼玉県寄居町にあるが、町内には城跡への案内板が少ないのが気になった。
ひょっとしたら見落としたのかも知れないが、県道30号線で東武東上線鉢形駅の
かなり手前の国道254号線から鉢形城公園に至るまでほとんど見つけることができなかった。
CAR NAVIに従って走ったのだが、二の曲輪、三の曲輪へ続く入口は狭く、案内板もなかったので
通り過ぎてしまい、しばらく荒川沿いを走ったところで気がついて引き返した、といった具合である。
これまでいくつかの100名城を観て回ったが、どこも案内板は結構充実していたように見られた。
町のシンボルともいえる城と思われるが、寄居町は鉢形城をもっと親切に案内しても良いのでは?
と正直思った。
冒頭からいきなり注文をつけて申し訳ないが、意見として聞いてもらえれば有難い。
鉢形城二の曲輪、三の曲輪の遠景
二の曲輪の馬出(うまだし)
「馬出」とは、虎口を守るとともに内部の城兵の動きを悟られないようにすることで
出入りを安全かつ円滑に行うことを目的に造られた施設のこと。
鉢形城には、この他にもいくつかの馬出がある。
三の曲輪へ通じる道
緩やかな坂道になっている。
二の曲輪と三の曲輪の境にある空堀と土塁
三の曲輪から諏訪神社(馬出)へ通じる虎口
土塁には門があった可能性が高いが、発掘調査では確認されていない、とのこと。
虎口から復元された三の曲輪の門と塀を見たところ。
三の曲輪への門
これまで見てきた城門に比べると規模が小さい。
三の曲輪の内側から門と塀を見たところ。
諏訪神社(伝諏訪曲輪)との境には石垣が積まれている。
石垣と言っても小さな河原石で出来ている。石積みといった感じ。
江戸時代の城の石垣に比べるとその規模は小さい。
塀に沿って、石で組まれた排水溝が整備されている。
動画で三の曲輪を一巡り。
伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された庭園の池
当時は庭石などはなかったようだ。
伝秩父曲輪(三の曲輪)に再現された四阿(あずまや)
かつては四阿から庭園の池を眺めながら宴会や歌会が催されていたのかも。
四阿の横には建物の跡が丸太で復元されている。
伝秩父曲輪から荒川越しに寄居の町を望む。
三の曲輪と馬出の間は空堀になっており、橋が架けられている。
三の曲輪の馬出の先に城山稲荷神社がある。
復元された井戸
井戸は石で組まれている。
三の曲輪から虎口を抜けると、諏訪神社(馬出)がある。
諏訪神社の辺りは伝諏訪曲輪と呼ばれている。
諏訪神社
御手洗い
諏訪神社の鳥居
大手から諏訪神社方向を見たところ。
100名城のスタンプは、諏訪神社から徒歩で7分ほど離れた
外曲輪と呼ばれていた場所に建てられた鉢形城歴史館にあった。
「鉢形城歴史館」
なかなか立派な建物であるが、訪れる人は少ないようだ。
100名城スタンプはこの中にあった。
スタンプを押し、これで一応鉢形城を全部見終わったと思い、そのまま帰ってしまったが、
後になって、他にも本曲輪(伝御殿曲輪、伝御殿下曲輪)、笹曲輪があることを知った。
また、何かの機会で寄居町を訪れることがあれば、本曲輪、笹曲輪を見てみたい。
秩父地方は好きで、よく訪れる場所である。
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