ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

関東ふれあいの道(茨城)No.10 & 11 ユースホステル跡から北条大池まで

2010年12月23日 | ウマさんの「はつらつ百人委員会」
2010年12月23日(木)


県南高齢者はつらつ百人委員会主催の「関東ふれあいの道(茨城)」を歩くウォーキングに参加した。
足かけ2年間をかけて茨城県の「関東ふれあいの道」18コース(全255Km)を歩こうというものである。
全コースを踏破し、コース毎に定められた撮影ポイントでの本人写真を送付すると、県から認定証が
交付されることになっている。

今回が17回目で、この日は、コースNo.10のユースホステル跡 から筑波山の山頂を経て、コースNo.11の北条大池 までの
約12Kmを歩くものである。

今回の撮影ポイントは、2つある。
最初の一つは、コースNo.10の筑波山頂近くのカタクリの案内板、もうひとつはコースNo.11のケーブルカー沿いの
男女川解説板が指定されている。


この日の集合場所は、桜の名所でもある”北条大池”横の「筑波総合体育館」だ。
後ろに筑波山が見える。


この日筑波総合体育館に集まったのは、初参加の3名が加わって11名。
後ろに見えるのは宝筺山だ。
車2台に分乗して、出発地点のユースホステル跡地に向かった。


ユースホステル跡地には、工事車両も含めてたくさんの車が並んでいた。
祝日(天皇誕生日)ということもあるのだろう。


ユースホステル跡地で2名が合流し、合計13名。各々、軽い準備運動をして、10時45分出発だ。
ユースホステル跡地はかなり高いところにあるため、山道が凍った場合に備えて
集合時刻をいつもより1時間遅くした。その分出発は約1時間遅くなったのである。

       
登り始めて僅か5分、コース10の撮影ポイント「カタクリの案内板」に到着した。
あまりにも早く、あっけなく到着したため、危うく通り過ぎるところだった。
一番大事な”記念撮影”を省略してしまっては、洒落にもならない。
ここで、めいめい最初の記念撮影を済ませ、山頂を目指した。


下山中の人の中には顔なじみの人もいたようだ。

       
水道管の工事中。
こんな山の上にまで水道管が引かれるとは便利な世の中になる筈だ。
導水管は埋設はしないとのこと。

              
ショベルカーの脇を通って・・・・

                     
山頂を目指す。


11時25分、御幸が原に到着。
前回歩いておいた効果で、登り始めてから40分ほどしか経っていない。
筑波山にはユースホステル跡からが一番楽なコースであろう。

       
この日、健脚のYさんの姿が見えなかったので、気になっていたが、
なんと、北条大池側から逆コースを登り、先回りして既に到着していた。
その上、「めをと茶屋」で豚汁を注文して待っていてくれたのだ。

              
Yさんの厚意に甘えて、豚汁をいただくことにした。
冷えた体に、温かい豚汁は美味かった。
『御馳走さまですっ!!』

                     
昼には少し早かったが、弁当も一緒に。


この日は雲ひとつないほど晴れ上がり、御幸が原からの展望は最高だ。


これまで歩いてきた岩瀬方面から加波山・燕山・丸山・きのこ山などが一望できる。


いろいろな想いが胸をよぎる。感慨に浸ったひと時である。


筑波山の下りは、長く急な自然石の階段が続き、登りよりきつい、と言われる。

       
ところどころにある木の階段に、ほっとする。



ほどなく、「男女川の案内板」に到着した。
この日2個所目の撮影ポイントである。
小休止も兼ねて、めいめい記念撮影を済ませて、ほっと一息。


急な下りはまだまだ続く。
『足元滑るから気を付けてっ!!』


”筑波山の野鳥図鑑”の看板に見入る。
実にいろいろな野鳥が棲んでいるものだ。


ケーブルカーもフル運転だ。


下り始めて1時間半、「筑波山神社」に到着。
少し早いが、初詣のつもりで賽銭を上げておいた。


三猿の彫刻がある、というので筑波山神社拝殿の裏手にある、日枝神社に案内してもらった。
左は春日大社。


やや小さくて見え難いが、デジカメの望遠で撮った1枚。
日光東照宮より数年古く造られたものと伝えられている。
左甚五郎の作かどうかは不明である。


仁王門には、”謹賀新年”の大文字が。
そういえばもうすぐ正月である。


北条大池まではあと5Kmほど。
『頑張ろう!!』


筑波山中腹の「筑波山郵便局
昭和の雰囲気が漂う、古い郵便局だが、今も営業している。


この辺りは南向きのため暖かいのだろう。
早くも蝋梅の花が咲いていた。顔を近づけると蝋梅独特の良い香りがした。


大分影が長くなってきた。
脚に疲れを感じながらも、筑波山に見守れながら北条大池を目指す。


旧家が立ち並ぶ、北条の家並み。


最後の休憩として「普門寺」へ立ち寄った。


こじんまりした中門をくぐると・・・


本堂は、1年前に火災で焼失したとのこと。
かつての本堂の姿。


前方に宝筺山が見えてきた。


ゴールは近い。足取りにも次第に力が入る。


前方に見えるのは、奈良時代から平安時代にかけての群役所の食糧保存倉庫である。
この場所(つくば市平沢)に常陸国筑波郡の郡役所があり、農作物などの食糧保存倉庫群がここにあったと考えられるとのこと。
昭和55年に国指定の史跡として復元され、保存されることになった。
左から、校倉造(あぜくらづくり)高床倉庫、高床土壁塗双倉(ならびくら)、板倉造高床倉庫とのこと。
いずれも高床式となっているが、湿気などを防ぐためと思われる。


ようやく北条大池に到着だ。


夕日を顔一杯に浴びて、皆さん満足そう。


15時20分、無事「筑波総合体育館」にゴール。
この後、ユースホステル跡地へ向かい、車を回収し帰路についた。


この日、2か所の記念撮影を終えたことで、残りの撮影ポイントはあと1か所である。
年明け最初に予定されているが、今から”最後の記念撮影”が待ち遠しい。

実は、コースNO.9の西光院から真壁駅まではまだ未踏となっている。
完全踏破を目指す当会にとっては、最後に残ったこのコースを歩いて完歩となる。
「関東ふれあいの道」を歩くのも残すところあと2回となった。
完歩を目指して最後まで頑張りたい。


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