まさに都心のオアシス 自然教育園

2009年2月24日（火）

「ＫＤＤ遊歩会」の定例ハイキングに参加した。
この日は、自然教育園から、大円寺→目黒不動→林試の森公園→安養院→
成就院→氷川神社→安楽寺と歩く約７Kmの行程となっている。

今日の参加者４０人ほどが目黒駅近くの「東京都庭園美術館」横に集まった。
すぐ後ろに首都高２号線が見える。


「自然教育園」は、古く白金長者の屋敷や松平讃岐守の下屋敷があったところで、
都心のど真ん中にこのように鬱蒼として広大な自然の森が残っているのは、
本当に驚きである。


まさに大都会のジャングル、オアシスである。
　

園内には池や水生植物園もたくさんあり、トンボやホタルやメダカ、ヘビなども棲んでいるそうだ。
自然の豊かさを物語るものであろう。



江戸時代の名残といわれる「物語の松」。
このような巨木が園内のいたるところに見られる。

自然教育園は、昭和２４年に全域が天然記念物および史跡に指定されている。
是非一度訪れることをお薦めしたい。
入園料３００円、ただし６５歳以上は無料となっている。


目黒駅から急な行人坂を下ると、その坂の途中に「大円寺」がある。
「目黒雅叙園」はすぐ近くである。　


明和九年（1772年）2月29日、大円寺から上がった火の手が強風に煽られ、三日三晩燃え続け
江戸の町の三分の一を焼き尽くしたそうである。
五百羅漢は、その時の犠牲者（約14,700余人）を供養するために建立されたものとある。


「目黒不動尊」の仁王門


男坂の上に大本堂が見える。


目黒不動尊の大本堂

この辺りからカメラの調子が良くない。どうやら電池切れのようだ。


この後「林試の森公園」で昼食を摂った。
この日は気温が上がらず、じっとしていると底冷えするので、食後早々に出発。
寒桜（川津桜？）は満開を過ぎていたが、このような日は温かみを感じる。


「氷川神社」の参道。


氷川神社の拝殿。
都心の神社らしく、周りは家がびっしりだ。


今日はこの後「安楽寺」で解散となった。
カメラの具合が悪く、後半は殆ど写真を撮ることができなかった。


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