ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

見事な大銀杏 29番札所「千葉寺」

2009年03月22日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年3月22日(日)

この日最後の訪問地は、29番札所「千葉寺」だ。
山号は海上山で、本尊は十一面観音だ。

29番札所「千葉寺」の仁王門。目の前が道路なので車には気をつけたい。
道路を挟んで写真を撮っている僅かな間でも、結構車が走り抜けた。


真っ赤な仁王像。やはり仁王像は朱色が良く似合う。
 

仁王門をくぐると、目の前に大銀杏が。その大きさに圧倒される。


和銅2年(709)僧行基がもたらしたものと伝えられ、樹高30m、目通り8mで、鎌倉鶴岡八幡宮の銀杏より大きいそうだ。
千葉県の天然記念物に指定されている。


コンクリート造りの本堂。
今後、このようなコンクリート造りの神社や寺が増えていくのだろう。


この日は南の風が強く気温も高かった。
本堂裏の桜は今にも開花しそうだ。

気象庁の桜開花予想どおりである。


2009坂東33観音霊場巡りの目次



観音堂に感動! 31番札所「笠森観音」

2009年03月22日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年3月22日(日)

31番札所「笠森観音」は何年か前に一度来たことがあり、観音堂(大悲閣)の造りに感動した覚えがある。
山号は大悲山、本尊は十一面観音像だ。

この日は、キャンピングカーでのお参りである。
参道前の駐車場にて。


綺麗に整備された参道の石段が続く。


名木「三本杉」の根元部分は繋がっていて一本だ。
最初から繋がっていたのか、成長の途中で繋がったのか、不思議な木である。


参道を5分ほど登ると風神と雷神が祀られている二天門だ。
別格本山笠森寺」の石碑が建てられている。


「笠森寺観音堂」は自然の岩の上に建てられているのだが、その造りには感心してしまう。
大悲閣は高さ30m、四方懸造(しほうかけつくり)という造りで国の重要文化財に指定されている。
最澄の開基で、長久元年(1028)に後一条天皇の勅願により舞台造りのお堂が建てられたとのこと。
現在のお堂は安土桃山時代に再建されたものらしい。


急な上り階段。右は下り階段。
 

観音堂(大悲閣)から緑に囲まれた境内を望む。
ここからの眺めは清清しい気分にさせてくれる。


二天門横の売店脇で、”良寛さんの絵説法展”(無料)をやっていたので覗いてみた。




とても薀蓄のある説法ではないでしょうか。
ここに紹介した以外にも20点以上が展示されているので、訪問の際には是非立ち寄ってみては。


2009坂東33観音霊場巡りの目次



観音浄土巡りができる 30番札所「高蔵寺」

2009年03月22日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年3月22日(日)


この日は、前日に続いて千葉県内の”坂東33霊場巡り”だ。
まず、30番札所「高蔵寺」(通称「高倉観音」)をお参りした。
山号は平野山(へいやさん)。本尊は聖観世音菩薩だ。

30番札所「高蔵寺」の山門。


仁王像は本来の朱色は全く落ちて埃だらけだが、どこか愛嬌のある顔をしている。


鐘を撞くのはお参りの前にしよう。参拝後に撞くのは縁起が悪いとされている。


高床式建物の本堂。
本堂の床下は”観音浄土巡り”になっており、さまざまな神様・仏様の像が陳列されている。


本堂内部は外観からは想像できないような古く太い木製の柱が立ち並んでいる。


守り本尊は聖観世音菩薩。


本堂真下の”観音浄土巡り”の入口。
拝観料として300円が必要。


地獄界”の入口には、閻魔大王が待ち構えている。
館内にはなにやら念仏のような”お経”が流れている。


不動明王をはじめ、実にさまざまな神様が陳列されている。


観音浄土界”に鎮座している吉祥天像。
商売繁盛に縁起が良いとされる「仙台四郎」らしき像も。


極楽浄土界”に安置されている女体裸像。光っているところは、美しくなりたい願望で触ったからのようだ。
こんなものまであるが、これは愛嬌。(写真右)
 

ここ「高蔵寺」を訪れたら、一度拝観して見てはどうだろう。


2009坂東33観音霊場巡りの目次