アグリジェントから東に車で2時間ぐらいいったところに、ギリシャ時代の「カサレの別荘」があります。
ここのモザイクは一度見ておきたかった。
シチリアの内陸は、山岳と丘陵です。高い樹は少なく、岩と畑です。降水量が少ないため川もほとんどなく、わずかな池があるだけです。
広大敷地の畑や街も地下水を利用しているようです。
という景色を見ながらピアッツァ・アルメリーナに近づいてくると、高い樹と草木が生い茂る景色に一変します。
本当に一部不思議な場所です。ギリシャ時代にここに別荘があったのかわかる気がします。
多分、水が豊富なオアシスのような場所じゃないのかな。
暑い日差しを避け、森緑を味わえるそんな場所ではなかったか想像します。
思ったより大きいです。別荘といっても御殿のようです。
炊事場の外。
待合室。
トイレ。
モザイク有ります。
水洗です。
中庭の回廊の床。動物の顔が描かれています。
中庭です。
ほとんど、すべての床にモザイクで精巧な絵が描かれています。
また、ほとんどが完全な姿で残っているので、驚愕します。
紀元前にこのような仕事が行われていたことに感激します。
女性がビキニで競技をして遊んでいます。
子供部屋みたいです。
神殿の床は多様な柄の大理石で敷き詰められております。
天井と屋根は復元されたものですが、木で作られていたようです。
愛の部屋です。
素晴らしいモザイクと建築です。美術として感激しました。
来た甲斐がありました。
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