スエーデンのホテルで起きた中国人観光客の対応にたいして、中国政府が非難する声明があった。
内容は「人命を危険にさらし、中国市民の基本的人権を侵害した」というのである。
発端は9月2日、ストックホルムを観光で訪れた中国人家族が、宿泊予定日の前夜にホテルに到着し、ロビーでの寝泊りを要求したこと。ホテルは拒否して警察に通報し、居座ろうとする家族を警官が運び出した。中国人家族が「これは殺人だ」などと英語で叫びながらホテルから運び出される映像が投稿され、多くの人が視聴した。
またこの事でスエーデンの放送局では、マナーの悪い中国人を揶揄する放送がなされ、中国政府は「中国人に対する差別と侮辱だと非難した」のである。
映像を見ると、この中国人家族は非常識だと思う人が多いのではないだろうか。私は、この件で中国政府が声明など出す必要はないと思う。あの映像を見たら、むしろ中国人の恥だと思う。
中国国民も、この件に関しては、「この家族に問題がある」とつぶやいている。
更に、基本的人権を持ち出すなら、中国国民の基本的人権を侵害している中国政府は、自らを正すべきだと思う。
国民が自由にモノも言えない、表現もできない、知らされない、共産党独裁の中国政府は、中国国民を擁護しているようで、実は国家のメンツを保とうとしているだけで、中国政府が非常識でおかしいことを世界に表明したようなものだと思う。