新国立美術館で開催されているルノアールの展覧会に行ってきました。パリに行ったとき、ルノアールの作品を間近に見て感激しました。日本のカレンダーによく使われる少女趣味的な淡い裸婦や人物は私の好みではなかった。しかし、パリで本物を見たとき、その考えは一変しました。デッサン力、筆のタッチ、色彩の深み、生き生きとした瞳、素晴らしい表現力に驚いたのです。
今回、日本でルノアールの作品をまとまって見ることができるのは幸運です。
これは初期の少年の絵ですが、ルノアールの画家としての技量と才能に驚かされます、少年の若々しさと肉体を見事に表現してます。
絹の布の質感と花模様の柄を描く筆さばきは絶妙です。
この他にも、たくさん良い作品が来てます。
どの作品を見ても、ルノアールの職人の巧さと表現力が見るものを惹きつけます。
本物、一流の良い作品に触れることは大事です。
8月22日まで開催してますので是非ご覧になると良いと思います。