内田ブログ -ももくり3年書き始め-

中野新橋・内田工務店がお届けする楽しい日常顛末記

高齢者の賃貸住宅事情

2016-02-25 | 社会

民間の賃貸住宅に高齢者が入居することは、なかなか難しい。今では、65歳以上の高齢者はみなさん元気です。しかし、いくら元気といっても、高齢者の体力や病気の事を考えると、若い人よりはリスクは大きい。高齢者は貸室にいる時間が長く、設備消耗も激しい。特に収入が限られている高齢者は賃料を払えなくなった場合、退去も難しい。

賃貸住宅とは仮の住まいに過ぎないのであります。貸す側も、賃料が入れば誰でもいいとは思っていない。今の賃貸借は貸主がリスクを負う仕組みになっている。リスクをできるだけ回避する以外に貸主には方法がない。そのことが解決されないと難しい。

高齢者には先行き良いことが見えないのが実情だ。

人生は思うようには行かないにしても、老後の生活については誰もが真剣に考えておく必要あると思う。特に住まいは生活の最低保証だと思う。そのためにも、予算のない高齢者の賃貸住宅は、行政の責任をもった対応が求められると思う。



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