議会制民主主義を否定する動きに、断固抗議します。
都議会では、予算特別委員会が行われていますが、都民ファーストと公明党が協議の場である理事会を一方的に開催しました。
全会一致ですすめることが原則とされている理事会を委員長職権で開催し、その後の委員会も開催を強行しました。
ことの発端は、自民党が小島敏郎氏の参考人招致を行うべきだと求めていた問題です。本来は各会派の意見を集約し、まさに協議を行うべきものですが、それを行わず理事会を開催したのです。
共産党都議団は、こうした委員会運営は認められないと抗議。
強行的に進められる委員会には出席しないこと、同時に質問権は都民の負託に応える重要な場であり放棄はしないということを確認。とや都議、白石都議は質問に立ちました。
都議会予算質疑は、与党が開会を強行して異常事態です。。
— 米倉春奈 (@yonekura_haruna) 2019年3月14日
本当に異常!! pic.twitter.com/CU0dOyWUyW
今定例会は、最初から都ファと公明によって、強引な議会運営が進められてきました。財政委員会では、都ファと公明が理事会と委員会を5会派中3会派が出席しないもとで開催するという異常な運営が行われました。
議会運営委員会理事会に、都ファと公明が欠席した時にも全会派がテーブルにつくまで粘り強く協議を続けてきたわけです。
ところが、今回は都ファと公明で強行しました。国会では頻繁にある光景かもしれませんが、都議会では原則として理事会は全会派出席のもとで協議が行われるルール(明文化されたものではないが、先輩たちが積み重ねてきたもの)があります。
議会制民主主義を否定することは、議会人にとっては自殺行為です。
日本共産党都議団は、とや議員が質問の冒頭次のように述べました。
質問に先立ち、本日の予算特別委員会およびそれに先立つ理事会の運営について、石川良一委員長の都議会が長年にわたって築いてきた議会運営のルールと議会制民主主義を無視した暴挙に対し、きびしく抗議するものです。
そもそも理事会は、委員会を構成するすべての会派が参加した開くことが原則です。
ところが、石川委員長は、各会派の理事会開催の合意もないうえ、自民党とわが党の理事が参加していないにもかかわらず、強行に理事会を開催したことは、理事会運営のルールをふみにじるものであり、きびしく抗議するものです。
また、理事会の協議をともなわないのに、予算特別委員会の開催を強行したことも、断じて許されません。
都議会予算特別委員会。
— 池川友一 (@u1_ikegawa) 2019年3月14日
都ファと公明の乱暴な運営に抗議。
全会一致が原則の理事会を強行的にひらき、委員会開催まで強行。とんでもない。
委員長は都民ファースト。こんな運営は絶対に認められない。
(一部訂正し、再掲します) https://t.co/wSHeNgNtOi
にほんブログ村←日本共産党池川友一のオフィシャルブログ「都政への架け橋」を見ていただきありがとうございます。一日1回、応援クリックをお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます