こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

席替え

2006-01-13 09:02:00 | 受験・学校

子供の頃、席替えでドキドキした覚えはないだろうか?

年度始まりのクラス替えの発表に次ぐ重要なイベントだったと記憶している。席替えの方は学期ごとだったのか、月替りだったのか記憶がはっきりしないが、楽しみにしていた。勿論関心があるのは何処の席につくことではなく、誰とペアーになるかだった。

初恋というほどではなかったが、気になる女の子がいたし、隣だったら嬉しいと常々思っていた。逆に、この女の子は絶対に嫌だというのも確かにいた。従ってくじを引くのと同じで、当たりハズレがあれば、ドキドキしてしまうのも無理は無い。

なぜこんな事を思い出したかというと、3学期に入って小1の娘のクラスでも席替えがあり、入学以来好きだったという男の子と隣同士になれたと娘に聞いたからだった。最初聞いたときはそれこそ「ヘー」で大したインパクトもなく、埋もれた記憶も蘇らなかった。

しかし、よっぽど嬉しかったのだろう、昨夜お風呂に入った時にまたその話をして、曇った鏡の上に自分とその男の子の名前を相合傘に書き込み得意げになっていた。そして、続けてパパとママ、お兄ちゃんと彼女の名前を相合傘にしていく。自分も仲間入りしたつもりになっているらしく、とっても嬉しそうだった。その仕草や笑顔に彼女の小さい心に目一杯幸せな気持ちが溢れそうになっているかと思うと、とっても、いとおしくなって思わず抱きしめてしまった。当然のように嫌がられてしまったが、私はとても幸せな気分だった。

それにしても、地獄耳である。お兄ちゃんの彼女の名前は教えてないのだ。家族間の話を聞きかじって記憶していたようだ。迂闊なことは彼女の前で喋れない。気をつけなければならないと痛感した。

再び、席替えの話。いつからかは知らないが今は学校でも1人1個の机の時代だ。我々の世代は木で出来た2人で利用する長机だった。従って本当にペアーで座っていた。机の上は長机なので、ここまでが自分の領域だと主張して相手の侵入を許さないなんて言い合いを良くしていたものだ。娘のお蔭でとっても昔の懐かしい記憶を思い出すことができた。

そして、この長机の記憶があるのは一体何歳ぐらいまでの世代なのだろうか?と、ふと気になった。

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