こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

初仕事

2006-01-05 09:18:00 | 日常生活

昨日は初仕事だった。と言っても私の会社は盆も正月もない。1年中営業している。交通機関に休日はないのだ。

今年はたまたま31日、1日と週の自分の休みが重なり、前後の休みをダメもとで申請したら、ラッキーに取れてしまったのだ。珍しく世間並みの年末年始休みとなった。同僚もみんな年末年始は普通の人と同じように休みたいというのが本音のようだ。

30日から3日までの間、働けば1日につき8000円もの手当てが別途付くことを考えれば、誰もそんな時期に働きたくないというのが本当で、これは妥当な金額と言えるだろう。

但し、私は子供が生まれるまでは、別に正月に休みたいとは全然思っていなかった。子供が生まれる事によって世間と一緒の動きを強いられるのだ。保育園・小学校・子ども会など否が応でも休みのサイクルを合わせないと暮らしていけない。特に保育園は年末年始や春休み、お盆などが休みになってしまうのだ。仕方ないので我々も休みを取って子供の面倒を見ざるを得ない。

私も家内も同じ業界にいるので事情は全く同じである。もっと言えば同じ会社の別な部署にいるので勤務体制は全く同じであると言っていい。

そして、一般の人にとって、会社員=普通の会社に勤めている人という図式が出来上がっているらしく、年中無休やシフト勤務というのがどうにも理解できないものらしい。業界は違うがファミレスやコンビンニなどの小売業をはじめとして、世の中にいくらでもこうしたサービス業が多い昨今なのに、まだまだこういう特殊な世界のことを知ってはいても、本当に理解はされていないように感じる。

そもそもシフト勤務の場合はその日、その日の出勤人数を時間でやりくりして結構ギリギリの人数でスケジュール調整しているので、病欠や忌引き以外では突発事故でもない限り、そう簡単には休めないのである。

しかも働く時間もまちまちである。決して9時~5時ではない。昼から夜10時までというシフトもある。夫婦揃ってこの時間のシフトの時は辛い。同僚にお願いして代わってもらうこともあったが、最近ではやむを得ず、息子に妹の世話を頼んでいる。保育園の学童保育まで迎えに行ってくれたり、作っておいた晩御飯を温めて食べさせてくれたりと息子も大活躍である。息子に本当に感謝している。

とにかく学校等の行事の日程などが一方的でそのお知らせが遅いのだ。会社でスケジュールを組む上で最低40日前でないと休みの申請等が難しく取れないこともある。面談などにいたっては、わずか30分かそこらの為に1日休みを入れる破目に陥る。これは母親が専業主婦やパートで働いているのを前提にしているので、そもそも我が家にとって無理な日程となっている。従っていつも学校側で用意した時間帯と大幅に異なる時間でお願いしている。どうしても休みを入れたくないのだ。幸いに学校側も譲歩してくれているので大いに助かっている。

子供さえ独立してしまえば、カミさんと2人で年末年始働いてその後、好きな時にノンビリと暖かいリゾートにでも行って、命の洗濯でもしようかと話している。長男はすぐだが、娘の方は当分まだ、手が掛かりそうなので、まだまだ先の話になりそうだ。

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