こだわりの生活

ヒゲオヤジの何でもやってみよう、見てみよう挑戦日記

木更津キャッツアイ再び!

2006-01-28 11:35:00 | テレビ番組

Catseye あの木更津キャッツアイがまた帰ってくる!木更津を舞台に草野球をモチーフにしたロクに仕事もしてない元高校球児のハチャメチャぶりを描く作品で私の大のお気に入りだ。

朝は草野球、昼間から酒を飲み仲間同士でつるんで、夜は悪い奴らから金目のものを盗むという展開、怪盗団木更津キャッツアイが大活躍する物語だ。

殆どまともに仕事をしてるシーンはなくニート達のドラマとも言えるが、引きこもりは全くなく、ひたすら明るく楽しい日々を過ごすシーンの連続だ。

本当はガンで余命あと半年と宣告された主人公ぶっさん(V6 岡田准一)の残された人生をどう描くかというドラマのハズだが、微塵もその暗さを感じさせずドラマは展開していく。とにかくノリが良くて、見ていて気持ちがいい。それでいて、ほろりとさせられるエピソードも挿入されている。

岡田准一の演技・存在感が凄くイケテルし、他の役者との絡みが自分も仲間に入れて欲しいと思えるような雰囲気がある。それをとってもコミカルに面白く描いていて文句なしに楽しめる作品だ。青春時代には誰にでも気の合った仲間と毎日ごきげんに過ごした時があったハズで、見てるとそれが頭の中で自分の思い出と重なっていく。

余命半年が少しづつ伸びて、いつの間にか2年になってしまうのはドラマゆえのご都合主義だが、死ぬのは間違いなく、映画では死んだ後の回想シーンすら挿入されているくらいだ。だが今度の映画は完結編、とうとう死ぬ場面が登場するかもしれない。

この作品(2002年放映)には熱狂的ファンがいる割には、視聴率はよくなかったらしい。この私も実は放映時は見てなかった。いかにも下らなさそうに思えたからだった。しかし、TBSドラマ「タイガー&ドラゴン」(2005年放映)でクドカンこと宮藤官九郎の脚本の魅力にすっかりハマッタ私は彼の名を知らしめたこの「木更津キャッツアイ」の魅力にもすっかり取り付かれてしまったのだ。

もし、「木更津キャッツアイ」を御存じない方がおられるなら、「タイガー&ドラゴン」の方はどうだろうか?タイガーを知っていて、面白く感じたのであれば、間違いなく木更津も楽しめる。両方知らないのなら、ゴメンなさい、かける言葉がないので、いつかタイガーの方でも見る機会があったら見てねとしか言えない。

ドラマから続編が一度映画化され「木更津キャッツアイ日本シリーズ」(2003年)となったが、今度は映画化第2弾になる。今度はその名もワールドシリーズとなり、いよいよ完結編になる。ちなみに日本シリーズ、ワールドシリーズというタイトルはドラマのスジとは何の関係もない。単純にⅠ、Ⅱが後に付いている思っていただいて結構だ。見たいけど、見ちゃうとこの世界も終わってしまうという気がして、とっても複雑な気持ちだ。

今秋公開予定。待ち遠しい秋になりそうだ。

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