第36回目は「トヨタ・セリカ1600GT」です。
昨日の「カローラ」に続いての「初代」ですね。
1970年の発売で、ボディタイプは2ドアクーペと3ドアリフトバックの2種類(リフトバックは1973年に追加)。
エンジンは直4の1.4L/1.6Lで始まり、最終的には1.6L/2.0Lとなりました。
この頃の車なので、当然、駆動方式はFR。
WRC等のラリーに出場していたのも、さすがは「セリカ」と思わせてくれます。
ラリーの方は6代目まで出場を続け、成果を上げました。
市販車でも、2Lターボ(255ps)+4WDまで、性能アップ。
次の7代目で、1.8L-VVTL-i(190ps)+FFとスリム化した後は休止状態となっています。
先にホンダのハイブリッドカー、「CR-Z」を記事にしましたが、これに対抗する車種をトヨタが用意するなら、「セリカの復活」が面白いのではないかと思いますね。
セリカはWRCですが、ベースは軟派というか、伊達な車だったと思います。
また、質感や性能も大事ですが、セリカのような余裕ある車が日本車に欲しいです。
確かに、WRCと言えば、ランエボやインプ系の車を想像しがちで、ここ最近のセリカのイメージとは異なりますよね。
ただし、その中でのラリー参戦のベース車というのは、「メーカーが作ったチューニングカー」、つまり、最初から設定されていたものとは異なるアンバランスさがあって好きですね。