「イギリス編(2013年)」です。
今日もスズキからですが、欧州仕様の「アルト」をご紹介。
イギリスでは、「アルト」がよく走っているのですが、何か違和感を感じ、じっくり見てみると、ヘッドライトが違います。
さらにリアの形状も異なるので、日本のものと比べてみました。
写真左側が欧州仕様、右側が日本のものです。
こうやって写真を並べてみると、フロント部では、ヘッドライトの他、バンパーが異なります。
また、リアでは、テールランプが違うことが一目瞭然ですが、よく見ると、左の欧州仕様はバンパーが大型である上に、車高が低く、幅広感もあります。
ということで、詳細なスペックを見ておきましょう。
まず、大きさですが、全長3500mm、全幅1600mm、全高1470mm、ホイールベース2360mm。
これは、日本仕様に比べ、全長が+105mm、全幅が+125mm、全高が-30mm。
日本仕様の「アルト」を中心に考えた場合に、幅が12.5cmも広くて、車高が3cm も低ければ、完全に見た目は異なりますね。
他、エンジンは、直3-1L(68ps、9.2kgm)。
つまり、日本の軽自動車の幅を広げて、リッターカーと同じエンジンを搭載した状態で、一昨日の記事に書いた「ワゴンRワイド」のようなものだと考えれば、実感がわきます。
地域が変わると、車も変わるものですね。