TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

海外で見かけた日本車(584)トヨタ・ZACE

2017-05-29 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第584回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「ZACE」をご紹介。
この車、実は昨日の記事に出て来た「キジャン」です。
今回の旅行ではベトナムでのみ見かけましたが、車名はいずれも「ZACE」でした。
この車は古くからのアジア戦略車で販売される国により車名も変わるので、その一環でしょう。
上の写真ですが、その4代目モデル。
左上が中期型、他は全て後期型です。
1997年から2004年に販売され、2001年に最初のマイナーチェンジ、2003年に2度目のマイナーチェンジを受けています。
中期型から後期型の変更はフロントグリル、ヘッドライト、バンパー等、“顔付き”を中心とした変更ですね。
SUVとミニバンの両方の性格を持つ「多目的車」との位置づけなので、日本国内で販売している車とは比べにくいですが、エンジンは直4-1.8L、-2L、-2.4L なので、およそのクラスは分かるかと思います。
写真の方ですが、下段の車両はバンパーにグリルガード的な形状が追加されたり、グリルガードが付いていたり。
グリルガードは野生動物等と衝突してしてしまった際、それらがフロントガラスを突き破って車内に入って来て乗員が負傷するのを防ぐもの。
一方で人をはねてしまった時には被害者のダメージを増幅させるため、野生動物の少ない日本国内では無くなりましたが、海外では普通に見られますね。
また、右上のリア側の写真ではバータイプのリアバンパーガードが付いています。
このパーツは今回、結構な数を見ました。
バンパーと言えば、欧米では「そもそも駐車の際に前後の車にぶつけてスペースを確保するもの」との考え方があり、未塗装のものも多く、そういうモデルが日本仕様では塗装済みバンパーになっていましたが、アジア圏ではさらにそのガードまであるようです。
このあたりは文化の違いや、「(昔から存在しており)あくまでも車は道具」とする国と「(最近、普及をして来た)車は高級品」とする国の違いから来るのでしょうか。
このあたりの違いも興味深いですね。


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